KAT-TUN / 僕らの街で (J-one) CD+DVD

KAT-TUN/僕らの街で
http://www.j-storm.co.jp/kattun/

とうとう出てしまった、という表現が適切なのかどうなのか、まぁとにかく赤西君抜きでの KAT-TUN では初のシングル。
私は基本的にドラマって全然見ない人なのでこの歌も事前に聴いたことはほとんどなかったんだけど、なるほど、こうきたかという感じですね。

とりあえず赤西君がいないことによって、亀梨君が一人でセンターに立つという構図はどうしても避けられないわけで、しかし歌唱力の点では特に問題なくとも亀梨君の細い声だけでは心許ない感じがしてしまいます。
でもこの曲では亀梨君の声の持つ透明感を前面に出しつつ、線の細さは残り4人のコーラス・ワークで補うという方法がとられていて、確かにこれなら亀梨君の良さも出ていて、なおかつミディアム・バラードなこの曲にも合っている。まぁ個人的には田中君のラップも中丸君のビート・ボックスも全く出てこないとか、これだったら作曲者の小田和正が歌ったほうがいいんじゃないかとか不満がなくはないんだけど、それでもきちんと赤西君の不在を考えて作られているのが分かるので、それだけで概ね満足。ファンの贔屓目なのは否定しませんが。

そしてカップリングの “Way of Love” ではヴァースの部分を亀梨君以外の4人がそれぞれ歌っていて、ここにもこの5人での可能性を探っているようなところがあって、やっぱり期待してしまうのです。

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KOICHI DOMOTO/mirro(Johnny’s Entertament)CD

KOICHI DOMOTO/mirro
http://www.johnnys-entertainment.co.jp/

デビュー曲のプロデュースが山下達郎だったせいか、Kinki Kids には歌謡曲の正統的な後継者的なイメージがあります。しかしその中でもソロ曲では早い段階で、後のオルタナティブな可能性を見せいていた堂本剛に比べると、堂本光一の方がより謡曲的な側面が強いように思えて、だからこそ彼はソロ・アルバムを必要としていないのだと思っていました。そしてその印象はこのアルバムを聴いても変わらないかなぁ。

それなりに雑多な音楽性が、どことなくフェイクっぽく取り入れられていて、そこに甘いメロディが乗るというものすごく歌謡曲な造りなんだけど、ちょっとこのアルバムからは Kinki Kids との差異というものが見えてこないんですよね。全曲を自身で作曲していて、力作であることは認めるし出来自体も決して悪くはない。でもこれは少し意地悪な見方かもしれないけど、堂本剛のソロ活動が目立って、あまり動きのない Kinki Kids の音源を待ち望むファンに対しての代替品以上の意味を見出せないなぁ。
せっかくのソロなんだからもっと弾けてほしかった。

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KAT-TUN / SIGNAL(J-one)CD+DVD

jaca5043.jpg
http://www.j-storm.co.jp/J-OneRecords/

なんか思いっきりタイミングを逸した感じなんですが、まぁそんなことはいつもの事なので気にせずに。

ジャニーズって SMAP 以降、様々な形で時代との接点を探ってきたと思うんだけど(音楽面の話ね)、それは分かりやすく挙げれば V6 のユーロ・ビートであったり、のラップの導入であったり。そしてこの KAT-TUN というグループは、そういったジャニーズなりのモダニズムというものを突き詰めたグループなんだと解釈してます。
そういった面は楽曲単位でいえばまだバラつきがあるけれど、ジャケット写真などでの徹底したクールなたたずまいや、ラッパーとヒューマン・ビートボクサーを擁しているというアイドルとしては特異な編成は、ジャニーズの本流からは大きく外れるものだと思います。
しかし、だからといってアイドルらしい端々さが失われているわけでは決してなく、「亀梨」「赤西」「田口」というジャニーズらしい端正な3人と、ラッパー「田中」に、ギターを弾き作曲までこなすという「上田」、そしてヒューマン・ビートボクサー「中丸」という、今後の音楽面での鍵を握りそうな3人というバランスも絶妙。

ってなんか真面目に書くのに疲れたので勢いで書いちゃいますけれども、つまりは私は KAT-TUN の好きな理由は、やっぱりカッコいい人のやるカッコいい音楽が聴きたいからなんですよね。
特にここで言及した事はないけれど、ミュージシャンだって矢面に立つ人間なんだから、もっとカッコとかつけてほしいわけですよ、特にテレビに出るような人は。それなのにメガネのデブが叫んでるのとかさぁ、くたびれた顔したとっつぁん坊やが「こなぁ~ゆきぃ~」なんて絶叫してるのとかさぁ(例えが微妙に古いね)、もうそれだけで興味が失せてしまいます。そういった意味でもヴィジュアル系って私は好きだったんだけど、ちょっと復活はなさそうだし、そうなるともうジャニーズに頑張ってもらうしかありません。
そして今までもジャニーズでいい音楽を作っていたグループはたくさんいたけれど、ここまで「かっこよさ」というものを前面に出したグループはそれこそ男闘呼組(?)以来だと思えるし、ジャニーズという軸足を崩すことなく歩幅を広げていく彼らに、私はただただ「カッコいい」という言葉しか浮かびません。

ん~、なんかだんだん何書いてるのか分かるなってきたので音楽について書きましょう。

デビュー作の『Real Face』は彼らの複合的な魅力を上手く封じ込めたいい作品だったけど、今作は比較的ストレートなR&B。最初聴いたときは随分と盛り上がりに欠ける曲だなと思ったんだけど、曲自体は非常にキャッチーでついつい何度も聴いてみたくなっちゃいます。そしてこういったミディアム~スローでの赤西君の歌唱にはまた格別なものがあり、その艶にもう惚れ惚れ。田中君のラップも随分タイトになってきたし、トラックも適度に今っぽさを取り入れていてカッコいい。まぁラップの前の四つ打ちになるところは別にいらなかったと思うんだけど、それでも個人的には十分な出来です。

あとはこの後、外部プロデューサやトラック・メーカを招いて色々挑戦してほしいところなんだけど、それはジャニーズの体質を考えるとちょっと難しいのかなぁ。そうすると前述の音楽面での3人の成長しだいだと思うんだけど、個人的には一番地味な上田君の爆発に期待したいところです。

堂本剛/[si:](Johnny’s Entertainment)CD

堂本剛/[si:]
http://www.johnnys-entertainment.co.jp/top.html

さっきからGoogleで色々検索してるんだけど、ジャニーズやキンキのサイトが見つけられないんだよね。もしかしてオフィシャルHPないの?もし知ってる人いたら教えてください。

で、このアルバムなんだけど、例によって買ってから時間経っちゃいましたね。先行シングルからも予想できたんだけど、第一印象としてはとにかく暗いですね。前作の”溺愛ロジック”に狂喜した身としてはちょっときついかなぁと。でもねぇ、何度も聴いてるとこれがいいアルバムなんだわ。私は堂本剛という人間がどういう人かは知らないけど、このアルバムには彼の個が色濃く反映されてる感じがするんですよね。ちょっと具体的な指摘がまだできないので説得力もへったくれもないんだけど。それにこの人はやっぱ良い曲書くなぁ、と改めて思ったし。でもね、だからこそもう少しつたない部分があった方が良かったのではと。っていうかね、バックのミュージシャンに上手い人揃えすぎじゃないでしょうか。せっかく剛君の危うい感じとかも出てるのに、なんかバックが弾きすぎてて興醒めしちゃう部分があるんですよね。次回はもっと若いバンド組んでやってほしいなぁ。

あと、関係ないんだけど”ORIGINAL COLOR”の最後の方でテンポが上がるじゃない?最近こういう曲多いけど流行なの?

[Tracklist]