Alex Under / Gmid (medellinstyle.com) mp3

Alex Under / Gmid (medellinstyle.com)
http://medellinstyle.com/

新譜買うのは早いくせして、紹介するのは平気で2、3ヵ月後だったりするこのブログなんですが、たまには聴いたばかりの盤を紹介してみる(単に練った文章書くのが億劫なだけ)。

ということで、 Alex Under が2013年3月31日に発表した EP 。

Alex Under っていうと、一時期スペインのテクノ・シーンを代表する存在として、様々なレーベルから活発にリリースしていましたが、2009年辺りから急に名前を見なくなったお方。その後2012年に唐突に Soma からアルバム出しているんですが、かといってまた活動が本格化したような印象もなく、そんな中での EP リリースともなれば、こちらの期待も高まるというもの。

しかし今作はそんなこちらの期待をかわすように(いや、実際そんな意図はないんだろうけど)、 Alex Under のオリジナルは1曲のみで、残り6曲は他アーティストによるリミックス。
んで、そのオリジナルなんですが、 躍動感のあるベースラインが Alex Under らしいものの、以前の端正な音作りに比べ、若干大味なものに変化して、個人的には微妙。まぁ好意的に解釈すれば、大箱に映える音になったともいえるんだけど。

一方リミックスの方はというと、一人として名前の知っているリミキサーはいないんだけど、 Discogs とか見ると、キャリアがそれほどない人がほとんどみたい。
ただどっしりとしたリズムや重厚感のあるエフェクトと、軽妙な上モノの対比が面白い Jorge Jara & Nikol Claude や、キックを中心とした直線的なハード・テクノに仕上げた Andres Gil など、水準の高いリミックスが多い好内容。

ちなみに iTunes や Beatport だと普通に売ってるんですが、 Juno だとなぜか無料。

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Geoff White / ique (Apnea)12″

Geoff White / ique
http://www.apnearecords.com/

ついでなんでその1番。

そもそも Apnea を主宰する Alex Under って、もう一つの主宰レーベルである Cmyk MusikTrapez からリリースを重ねていた人で、そんな人のレーベルの記念すべき1番が、何故 Geoff White なのか、っていうのは未だに不思議なんですよね。このレーベル以外での交流って特に聞いたことがないし、そもそも Alex Under って人気あるわりに日本では謎な部分が多いのよね。まぁいいや。

このシングルでは Force Inc. からのアルバム『Questions And Comments』をさらに進化させているんだけど、おそらく Geoff White の作品のなかでも最もダブ色が濃い。
そのトラックは意外性こそないものの、職人気質的を細部に感じさせ感度は高い。しかしせっかく12インチなんだから、もっとダンス寄りでもいいのではないかとも思うわけで、そう意味では Alex Under のリミックスがなかなかに秀逸。原曲のダブ感を損なうことなく、上手く疾走感のあるテック・ミニマルに仕上げている。
とりあえず『Neverthless』(過去記事)が気に入った人は聴いておいたほうがいいかと。

視聴
[Tracklist]