Luca Bacchetti / No Time To Get Back (OVUM) mp3

Luca Bacchetti / No Time To Get Back (OVUM)
http://www.ovum-rec.com/

wagon repair などからリリースしている Luca Bacchetti が、 JOSH WINK 主催の OVUM から。

まず1曲目の “Afrikaans” は、タイトル通りのパーカッシブ・ミニマル。いつもの彼らしく相当展開は多いんだけど、きちんと後半に行くにしたがって大きなうねりを生み出すような構成になっているのは流石。

2曲目の “El Matador (Dub Mix)” も同様にパーカッシブ・ミニマルながら、哀愁漂うギター・サンプルが使われていて、また違った雰囲気をかもし出している。
そして次の “Caribbean” は、透明感のあるシンセを使ったテック・ミニマルで、これはもうお手の物という感じ。

3曲とも、特にコレといった新味は無いものの、流石のクオリティを見せ付けるシングル。あとはこれを、どう次の展開にもっていくか期待したいところ。

試聴
Luca Bacchetti - No Time to Get Back - EP

Luca Bacchetti / Like A Sadhu EP (wagon repair) 12″

Like A Sadhu EP
http://www.wagonrepair.ca/

もう間もなく初来日を果たすイタリアのプロデューサー、 Luca Bacchetti の Wagon repair からは3枚目(順番的には28番の『HUMAN EP』が後に出たので2番目)となるシングル。

今のミニマルの中でもかなり捻くれ者ぞろいの Wagon repair にあって、その硬質なテックミニマルは、逆にレーベル内では異彩を放っている感のある Luca Bacchetti ですが、しかし彼とて、なんの面白味もないトラックばかりを量産しているような人では、もちろんない。

今作でも、今までのような縦ノリのグルーヴはそのままに、さらにそこに揺さ振りをかけるように激しく動くベースラインを加えていて、なかなか独特且つ複合的なグルーヴを作り上げている。
中でも、ゴムのようにムギュムギュと鳴るベースラインの中、さらに次々と気泡が割れるかのようなベースまで加わる “Like A Sadhu” は、アシッド・ハウスのようなノリが非常に楽しい曲だし、逆に “TRUST” はそういったノリを抑える事によって、非常に機能的に曲になっていて、こちらもまたカッコいい。
また、流麗なシンセと浮遊感のあるシンセが交互に立ち昇る “THE WAY TO CORCOVADO” も素晴らしい出来で、それでいてマニアックな方向に行かないのが彼の個性でしょう。

なんかいつも書いてる気がするけど、早くアルバム聴いてみたい人です。

Luca Bacchetti - Like a Sadhu - EP

Luca Bacchetti / HUMAN EP (wagon repair)12″

HUMAN EP
http://www.wagonrepair.ca/

wagon repair の28番は、このレーベルからは2枚目となる Luca Bacchetti 。彼は wagon repair の中でも最も硬質な音作りをする人物の一人ではないかと思うんだけど、今作も硬質なキックと、それに絡みつくねっとりとしたベース、そしてこのレーベルらしいサイケデリックな上モノによるテック・ミニマルで、相変わらず高い水準を保っている。
しかし今作ですばらしいのは裏の LEE VAN DOWSKIS によるリミックスで、淡々としたリズムながらも、ゆったりと景色を変容させながら流れていく上モノが美しく、正にリズムと上モノのコントラストが映えに映えたトラックで、彼の仕事の中でも上位に入るのではないかと思われる傑作リミックス。

Luca Bacchetti - Human - EP

Luca Bacchetti / Once Again (wagon repair)12″

Luca Bacchetti / Once Again
http://www.wagonrepair.ca/

今日、レペゼン天神親不孝通り、 Natural9Nation のパーカーが届いた。むふふ。今度の Ill Slung Blow’ker はコレを着ていくしかあるまい。

Wagon Repair の24番はイタリアの Luca Bacchetti さん。今まで Tenax ってレーベルから数枚シングル出してるみたいなんだけど、はっきりいってこの作品が出るまで、ほぼ無名だったといっても過言ではない。しかしこれ聴いて、一気に彼の名前を覚えてしまった人は多いのではないかと思います(読み方分からないけど)。

とはいっても彼のトラックは際立って特徴的ということはそれほどなく、いってしまえばグルーヴィなテック・ミニマル。しかし彼の場合、とにかくフックの作り方が非常に巧みで、グルーヴの持つ快楽を全く損なうことなく、曲中に様々な印象的なフレーズを散りばめる事によって、緩急のある流れを作り出している。そういって意味においては、 ROBAG WRUHME にも近い性質の人だと思うんだけど、こちらの方がはるかにフロアユースで、 wagon repair の中でも実用度はかなり高い。

このあと wagon repair の31番、そしてもう間もなく出る28番と、矢継ぎ早に作品を出しているところにレーベル側の信頼が見て取れるけど、それも十分納得の出来。今後の活躍が楽しみな人です。

Luca Bacchetti - Once Again - EP