Hauschka / Salon Des Amateurs Remix EP1 (Fatcat) mp3

Hauschka / Salon Des Amateurs Remix EP1 (Fatcat)
http://www.fat-cat.co.uk/

Hauschka こと Volker Bertelmann. が2012年に出したリミックス・シングル。

エレクトロニカやポップスの要素を感じさせながらも、あくまでプリペイド・ピアノを軸とした音楽をやっている Hauschka が、リミックス・シングルを出すというだけでも意外なんですが、そのリミックスを担当したのが Max Loderbauer & Ricardo Villalobos に Michael Mayer という、モロにクラブ畑のアーティストなのはさらに意外。
ただ Michael Mayer はともかく、 Max Loderbauer & Ricardo Villalobos に関しては ECM のリミックスなんかもやってるわけで、音楽性に関しては違和感はない。

その Max Loderbauer & Ricardo Villalobos によるリミックス、どうもこの二人が組むと小難しい方向にいきがちな印象だったのでちょっと不安だったんですが、今作に関しては当たり半分外れ半分という感じ。
透明の膜を一枚隔てているかのような、小さな音で鳴る変則的なキックと、原曲のものと思われるピアノやエレクトロニクスは、一聴すると難解な印象を受けるものの、細やかな音作りながらも確かに伝わる多幸感は意外にポップで、以前 Villalobos が手がけた mirko loko のリミックス(過去記事)に通ずる心地よさがある。

一方の Michael Mayer は、かっつりとリズムを足してクラブ・トラックにした、比較的素直なリミックス。ただこちらも原曲の柔らかさというものは、そのまま残してあり、結果リスニングにも耐えうる心地よいテック・ミニマルになっていて、こちらも好リミックス。

ちなみに今だとシングル買うより、リミックス・アルバム買った方がお得です。

Salon des amateurs (Remix) - Single - HAUSCHKA

FOREVER SWEET/GEBEN & NEHMEN(ladomat 2000)2LP

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http://www.lado.de/

基本的に今まで歴史的な縦の繋がりとか、同時代的な横の繋がりとかを気にして音楽を聴いてこなかったので、びびんばさんがやってたケルン特集は非常に勉強になりました。

そこで紹介されていたのがこのフォーエバー・スウィート。現在入手困難みたいだけど都内某店で新品見つけました。しかもアナログ。

このアルバムが発売された98年って、私は多分まだメタルとしてテクノを聴いていた頃なので(今もあまり変わらないけど)ハード・ミニマルかドラムン・ベースばかり聴いていたので、こんなミニマル・ハウス作品はまったく知りませんでした。
びびんばさんが「ポップで艶っぽいハウス」と書いているので聴く前は耽美的な感じをなくしたルオモみたいのを想像していたんだけど、全然違いましたね。確かに1曲目の”DON’T SPEAK”なんかは随分お洒落な感じで想像したのに近かったんだけど、私が一番耳についたのは太いベース・ラインですね。2曲目の”TRUE BLUE”なんか特にそうなんだけどダブからの影響が強く感じられて、その太いベース・ラインが強烈なグルーヴを生み出してる。そして浮遊感のある洗練された上モノと合わさって、非常に空間的な広がりを感じさせてくれます。あと、確かにとっつき易いポップさも兼ね備えてますね。
しかしこれが6年以上も前の作品とはなかなか凄い。多分新譜として聴いても全然問題ないのではないかと。

MICHAEL MAYER/TOUCH(KOMPAKT)CD

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http://www.kompakt-net.de/

コンパクトの100番記念コンピに続くのは、レーベル・オーナーのミヒャエル・メイヤー御代の初アルバム。
私がコンパクトというレーベルを意識したのって意外と遅くて、多分カイトやトーマス・フェフルマンなんかをリリースしてた頃なんでキレイめなテクノをリリースするレーベルという印象だったんですね。

それが最近ではアシッド・ミニマルという感じの印象が強くなっていますが、このアルバムはちょうどその中間をいってるような感じでしょうか。こういうアシッドものって下世話な感じなものになりがちだけど、この作品はそこをギリギリなラインで回避しながらも、しっかりフロア・ユースなダンス・トラックに仕立ててる。そして全体を包み込むようなシンセも美しい。しかしですね、それよりなにより、とても硬いキックの音が非常に気持ちいい。こういうキックの音聴いたの久しぶりなんで、私はこれだけでやられちゃった感じです。
昔からの思い入れのある人は色々と思うところあるようですが、私はかなり好きですね。

B00065VUG2 Touch
Michael Mayer


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