V.A. / Cadenza CONTEMPORARY 01 & CLASSICS (CADENZA) 2CD


http://www.cadenzarecords.com/

Luciano が主催するレーベル、 Cadenza の初となるコンピレーションと、レーベル音源を使ったミックスの2枚組み。2007年リリース。

最近のパーカッシブ・ミニマル(ちょっと落ち着いてきたかな?)とは似て非なる、このレーベルの音楽的な部分と、ゆっくりと景色が流れていくような感覚というものが、こうやってレーベル・コンピとミックスCDという形になるとよく分かって、しかもそれがとんでもなく素晴らしいという、まことにもってコンピのお手本のような傑作。

なんだけれども、あえて不満を書けば選曲の部分で、コンピのほうはカタログ番号1から6まで、ミックスの方は16から22番くらいのものが使われていて、個人的に好きな8、9、11あたりがすっぽりと抜け落ちているんですよね。
まぁその辺は次のコンピに入るんだろうから、いいんだけどさ。

あとコンピの3曲目は “Extension” じゃなくて “Oregon” ですね。

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GLACIER / ROCKY MOUNTAINS EP (WAGON REPAIR)12″

ROCKY MOUNTAINS EP
http://www.wagonrepair.ca/

ここ何ヶ月かずっとサイトが工事中の Wagon Repair なんですが、つい先日リニューアルしたサイトが公開されていると思ったら、再び工事中になってる。一体何に手間取ってるんでしょうか。

初期に比べてこのレーベルでも名の知れた人が作品出す事が増えてきましたが、27番は Pier Bucci と Larry Ursini によるユニット、 Glacier のデビュー作。 Pier Bucci というと、初期の Luciano と活動を共にしていた事で知られていますが、個人的にはそれよりも、以前「REAL GROOVES」で来日したときの、上モノのほとんどない、リズムだけで抑揚をつける素晴らしいDJが記憶に残っております。
そして今作に収められた3曲も、ねっとりとした重いリズムと、うっすらと曲に軽やかさを与えている上モノのバランスが絶妙な、素晴らしいミニマル・トラック。はっきりいってこのレーベルの中でも地味な部類に入るとは思うんだけど、逆にいえば、こういうのもリリースするから Wagon Repair は信用できる。

Glacier - Rocky Mountains - EP

MONNE AUTOMNE/INTRODUCING LIGHT & SOUND(LOFI STEREO)CD

introducing light & sound
www.lofi-stereo.de
 
クリック/ミニマル・ハウスの人ってリリース・ペースがやたらと早い人が多いけど、この人も春に出したデビュー盤『Blind Behaviour』に続いてもうアルバム。その間も様々なコンピの参加やリミックス仕事をやっているんだから恐れ入る。そのデビュー盤『Blind Behaviour』は、以前トランスマットのコンピに参加していたことやピース・フロッグからのリリースという事でデトロイティッシュになるのは予想できたけれど、さらにそこにレゲエ色の加わったレイドバックした印象でカデンツァの路線を期待すると肩透かしを食うようなアルバムだったけれども、こちらの方がカデンツァに近いかな。さすがにあそこまでリズムは強烈じゃないけど、タイトなリズムに絡む独特なパーカッションの使い方は流石。なくても良いのではないかと思えるほど遠くで鳴っているのだけれど、さり気なく曲に奇妙なうねりを与えている。それにこの人がよく使う「ザー」ってノイズもいいアクセントになってる。やはりこの人からは目がはなせないですね。でも難を言うと、この人って上ものの音色とメロディーのパターンが少ない気がするなぁ。前半なんかどれも似たり寄ったりだし。あとせっかく年に2枚もアルバム出すんだったら相方をPIER BUCCIじゃなくて他の人に変えた方が良かったと思うのだけれど。っていうかこの人いつも誰かと共作なのはなぜなんでしょう?
あと、改めてみてみたらこのMONNE AUTOMNEって誰のユニットなのかが全く書かれてないですね。失礼しました。MONNE AUTOMNEはlucian nicoletとpier bucciによるユニットですね。pier buccは『BlindBehaviour』でも多くの曲を共作している人です。

[Tracklist]