2015年上半期ベスト

もう8月入ったというのにあれですが、今年は上半期アワードがなさそうなので、メモがてら。

乃木坂46 / 透明な色
VID / SCHITE SI NOTE
DJ Orange Julius / Mall Music Presents: Juice II
SO INAGAWA / INTEGRITITHM
Kerridge / Always Offended Never Ashamed
Boogie / The Reach

Boogie – The Reach

Tory Lanez / Cruel Intentions
Knxwledge. / H.S.PRT.8*
Liturgy / The Ark Work
Vessels / Dilate

他に好きな曲など

KAT-TUN / RAY
Brandon Thomas / 24 7 Feat. KOHH (Prod. Brandon Thomas)

Brandon Thomas – Good Things Take Time Vol. 3

owtn. / monoQlonism.
The Code / Blue Ocean Floor
NEWS / TOP OF THE WORLD

あとよく見たビデオ。中二心が刺激されました。

2015年2月のお気に入り

VID / SCHITE SI NOTE
VID / SCHITE SI NOTE
Egal 3 の名義でも活動するルーマニアのプロデューサーが、自身のレーベルから発表したファースト・アルバム。
Ivel Tax / Idei De Fel
Ivel Tax / Idei De Fel
こちらもルーマニアのプロデューサーによるファースト・アルバム。
Knxwledge. / H.S.PRT.8*
Knxwledge. / H.S.PRT.8*
L.A. を拠点に活動する Knxwledge. による、 R&B をリミックスするシリーズの最新作。
COLDFISH / THE ORPHANS REMIXES
Coldfish / The Orphans Remixes
Coldfish こと Laurine Frost が2013年に発表したアルバムのリミックス盤。
lost tracks
junyamabe / lost tracks
以前 Mexico の名義で活動していた山辺純の未発表曲集。
Kerridge / Always Offended Never Ashamed
Kerridge / Always Offended Never Ashamed
ベルリンの Samuel Kerridge が新たに自身のレーベルを設立してのセカンド・アルバム。
ADsonare EP
Franco Mento / ADsonare EP
Phil Parnell のアルバムにも参加したことがあるらしいスイスのアーティストの、おそらくファイースト・アルバム。name your price。
透明な色
乃木坂46 / 透明な色
秋元康プロデュースのアイドル・グループの、ベスト盤的デビュー作。
Imperial Grey
Coppice Halifax / Imperial Grey
サウスカロライナのアーティストによるミニマル・ダブ。私が落としたときは name your price だったと思うんだけど、今は有料になってる。
4WZ Mixtape
Shy Girls / 4WZ Mixtape
Dan Vidmar による R&B プロジェクト Shy Girls のミックステープ。Free DL。

また間があかないうちに、ということで、2月のお気に入り。10枚中7枚がテクノ系という、テクノの当り月だったんですが、ここに載せなかったので良い盤が多かったので、非常に充実していたかなと。乃木坂の浮きっぷりがすごいけど。あと各盤のコメントを、ミュージックマガジンの年間ベストを意識した簡素なものにしてみたんだけど、やってみると意外に難しい・・・。

VID / Rebirth (Memoria) mp3

VID / Rebirth (Memoria)
http://memoriamusicgroup.nl/

この前紹介したコンピにも参加していたルーマニアのプロデューサー Vid がオランダのレーベル Memoria Music Group から出したシングル。

今回の曲はコンピの曲に比べるとキックが強めで、踊りやすいものにはなっているものの、繊細な上モノの美しさは変わらず。

うっすらと入るシンセと滴り落ちるようなピアノの調べにとろけそうになる “Rebirth” 、柔らかなシンセでゆるやかに上げていく “Etime” 、デトロイトっぽい疾走感のあるシンセとエフェクトが絶妙な緊張感を作り出している “Poem” と、どれも完成度が高い。

ただ難をいえばどの曲もリズムが直線的すぎるので、そういった意味ではベースで緩急付けている “3729” が一番よかったかしら。

まぁ作品全体でいっても十分傑作かと。

Rebirth - EP - Vid

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V.A. / 3 Years Do Easy (Do Easy) mp3

V.A. / 3 Years Do Easy (Do Easy)
http://www.doeasyrec.com/

最近人に「どんなの聴いてるの?」と聞かれると「ルーマニアのミニマル」と答える事が多いのですが、大抵なんじゃそりゃ、って顔をされるので、いくつか盤紹介してみたいと思います。

とはいっても私も特に詳しいというわけではなくて、なんとなく意識しだしたのが Petre Inspirescu の『Intr-o seara organica…』(過去記事)を聴いてから、段々と盛り上がってきているのを感じて、ちゃんと意識しだしたのは今年でしょうか。

なので実態とかは全然つかめていないのですが、とりあえずシーンの中心としてよく語られるのが Rhadoo と、先に名前が出た Petre Inspirescu 。この二人の共通点というと、 Cadenza からのリリースというのがありますが、ルーマニアン・ミニマルも大別すれば Cadenza 系のパーカッシブなものがほとんど。しかしルーマニアのものは対して展開のない地味なものが多く、また1曲1曲が長い(上の二人も Cadenza からのは片面1曲のダブルパックだもんねぇ)。

なのでそういった意味では聴く人を選ぶ感じはあるんだけど、さらに厄介なのはレコードのみのリリースというのが非常に多く、また人気レーベルになると、日本に入ってくる前に売り切れちゃうということ(3、400枚くらいは刷っているみたいだから、極端にプレス数が少ないわけはないんだけど・・・)。

とはいってもデジタル・リリースが全くないわけでもないので、今回は手に入りやすいデジタルでも出ている作品を(アナログでも出てるけど)。

ということで前置きが長くなりましたが、オーストリアのレーベル Do Easy の3周年記念コンピ。

なんでルーマニアの話してたのに、オーストリアのレーベルなんだ、って感じですが、参加してる3人中2人がルーマニアの人なので。

まず1曲目の Matthias MeyerLiebe*Detail などからもリリースしていて、過去にこのレーベルからもリリースしているドイツ出身の人。曲の方はシンプルなリズムにうっすらとした上モノが乗るミニマル・ハウスで、悪くはないんだけど、ちょっと個性が足らんかな。けっこう前面に出ているベース・ラインがもうちょっと面白いと、印象も違うと思うんだけど。

2曲目はルーマニア出身の Matei Tulbure と Traian Chereches による2人組み TC Studio
この人たちの SoundCloud の曲を聴くと実験的なものが多いんだけど、今作も負けず劣らず不思議な曲。ボツボツと鳴るキックと引きずるようなベース、うっすらと不安を煽るような上モノに鐘の音と、とてもクラブ向けとは思えない暗い曲ながら、この独特の雰囲気は癖になる。とは書きつつも、ルーマニアン・ミニマルっていう感じは希薄なんだけど。

っつうことで、自分の中のルーマニアン・ミニマルの印象に一番近いのが、次の Vid こと Sorin Rastoaca の “Simfonic 03” 。
前半部分は乾いたリズムと動きのあるベースラインの素っ気ないミニマル・ハウスながら、中盤から入ってくる淡い色彩のシンセがとにかく美しい。しかもそのシンセも、押し出しの強いものではなく、触れれば壊れてしまいそうな繊細さを持ちながら、きちんと曲に明確な色を与えていて、ここら辺の濃淡のバランスの妙が、他のルーマニアン・ミニマルにも共通していて、そこに私は魅力を感じる。
地味にハイハットで緩急付けているのもいい。

なんか最後の曲以外微妙な書き方になってしまいましたが、とりあえずルーマニアン・ミニマルの入り口として、どうでしょう。

3 Years Do Easy - Single - Matthias Meyer, T.C. Studio & Vid

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