SCUBA / TRIANGULATION (hot flush) 3LP

SCUBA / TRIANGULATION (hot flush)
http://www.hotflushrecordings.com/

なんかブログ書くの久し振りすぎて、一体どういう風に書けばいいのかよく分からない状態なんですが、まぁまたダブステップでも。

テクノとダブステップの併合って、以前書いたようにそれなりに期待をしていた人間ではあるのですが、これまた少し前に書いたように、音自体は好きなものの、方向性としては自分の期待していたものとは外れてきちゃっているなぁ、というのがあったりします。

そしてそれは hot flush を主宰 Scuba のセカンド・アルバムである本作も同様で、前作(過去記事)にあった上もののアンビエント的な浮遊感を残しつつも、硬質なリズムで強化された曲の完成度はかなりのもので、同時にダンス・ミュージックとしての機能性も高い。

でもこれって結局(微妙な差異なんだけど)ダブステップとテクノの融合というよりも、ダブステップのリズムを使ったテクノに過ぎないじゃん、っていう感じがどうしてもしてしまって、好きではあるのだけれど、あんまり面白いと思えないのよね。

まぁ自分でも相当めんどくさい事書いているというのは分かっているのだけれど、昨年はダブステップを好きな自分と、同時に手詰まり感を感じている自分がいたので、今年はそのモヤモヤを吹き飛ばしてくれるような新しいスタイルが出てくることを期待したいのだけれど、果たしてどうなるだろうか。

試聴(iTunes)

“SCUBA / TRIANGULATION (hot flush) 3LP” の続きを読む

SKREAM / OUTSIDE THE BOX (Tempa) 2CD, 4LP

SKREAM / OUTSIDE THE BOX (Tempa)
http://www.tempa.co.uk/

昨年は何のかんのでダブステップを色々聴いたんですが、特に印象に残った事といいますと、まぁありきたりなんですがダブステップのメインストリーム化になるかと。
中でも Diplo がダブステップに飛びついたというのと、 Magnetic Man がメジャーからリリースしたというのは大きかったのかなとは思うんですが、これも基本的にはその流れに位置する作品ですかね。
っていうことで前作『Skream!』(過去記事)から4年ぶりとなる Skream のセカンド・アルバム。

まぁこれは大体どのジャンルにおいてもそうだと思うんだけど、ジャンルの知名度が上がるにつれ、そのシーンの内側からより一般的な曲の定義に近い体裁を整えた作品、彼らの言葉を借りるのであれば「音楽的」な作品が出てきますが、今作もそういった作品で、多くのヴォーカリストを招いたりメロディを際立たせたりと、端的に書けばポップな作品になっています。

しかしこの手の作品が「音楽的であること」に意識を奪われた結果、そのジャンルが持っていた魅力を見失いがちになるのと同様、今作もそれが作品の良さにつながっているとはいい難く、確かに聴き易くはなったものの、バックのトラックは「マスタリング間違えたの?」っていうくらいベースの低音もスネアのアタックも控えめな迫力のないもので、ダブステップとしては非常に物足りない。

っていうかここまで物足りない音だと、そもそもダブステップである必要性さえもよく分からなくて、これだったらむしろダブステップにこだわらない方が良かったのではなかろうか(この辺のバランス感覚については、 Skream も参加している Magnetic Man の方が上手くやってた気がする。まだあんまり聴いてないけど)。

でまぁここまでなら Skream がポップに行こうとしてこけた作品、っていうことでいいんだけど、それだけともいえないのがアナログ盤の存在で、こちらに関しては基本的な収録曲は同じながらも、クラブ用にマスタリングがしなおしてあるのか音の迫力が段違いで、中でもアナログにしか収録されていない “8 BIT BABY” のインスト版などはまるで違う曲のよう。

さらに彼は今作が発売される少し前に『Freeizm』という、これまたクラブ・トラックばかりを集めたような音源をフリーで配布していて、つまりはメイン層に向けたものとクラブ層に向けたものと、作品の色を明確に分けたわけですね。
でこれってやり方としては賢い方法なんだとは思うんだけど、ある意味両方の層に対する諦めにもなるわけで、そこに物足りなさを感じる。

SKREAM / Skream Presents Freeizm

ちなみに Skream は昨年末にも『The Freeizm Album』というフリーのアルバムを発表していて、これが『OUTSIDE THE BOX』をクラブ・トラックで構成し直したような作品になっていて、興味深いというか深読みしたくなるというか・・・。

Outside
Freeizm Volume 1
Freeizm Volume 2
Freeizm Volume 3
The Freeizm Album

“SKREAM / OUTSIDE THE BOX (Tempa) 2CD, 4LP” の続きを読む

CD8枚、CDS2枚、LP5枚、12インチ4枚

MORITZ VON OSWALD TRIO / Restructure 2 (HONEST JONS) 12"SANDWELL DISTRICT / FWWD-FORWARD (SANDWELL DISTRICT) 2LP+7"V.A. / SUPERLONGEVITY FIVE (PERLON) 7LPSEEDA/S.L.A.C.K./ZEEBRA / White Out... (ssz) CDSEEDA, BRON-K, OHLD / DESERT RIVER (DESERT) CDTHEO PARRISH / SKETCHES (Sound Signature) CDShackleton / fabric 55 (fabric) CDSCARS / THE EP (LEGENDARY inc.) CDPURSUIT GROOVES / FOX TROT MASSERISMS (Tectonic) 12"schermate / schermate011 (schermate) 12"+CDRStL / Flying Objects (SOMETHING) 2LPMOUNT KIMBIE / CROOKS & LOVERS (hot flush) 2LPTolga Fidan / Ballads (CADENZA) 12"KONTEXT / No More Room In Hell (immerse) 2LPMAGNETIC MAN / MAGNETIC MAN (COLUMBIA) CDMARK FELL / MULTISTABILITY (RASTER-NOTON) CDMark Fell / UL8 (Editions Mego) CDV.A. / NIGHT SLUGS ALLSTARS VOLUME 1 (NIGHT SLUGS) CDLINKIN PARK / A THOUSAND SUNS (WARNER) CD

新年明けましておめでとうございます。
昨年は更新頻度が落ちる一方だったので、もうちょっとどうにかしたいと思っているんですが、どうなんでしょうねぇ。
まぁ気負わずぼちぼちやっていきます。

ということで上のは昨年のベスト、ではなく、昨年末忙しくって更新できなかった間に買った音盤たち。
数多いのでタイトルとか省いてます。

ではでは今年もよろしくお願いいたします。