2025年上半期ベスト・ソング

今年こそは最低でも月一程度では更新しようと思いつつ更新できないまま早半年、ならばせめて上半期ベストくらいは書こうと考えていたにもかかわらず気が付けば3か月が過ぎ、そろそろ年末がうっすらと見えてきたという時期の体たらくですが、まぁそんなことは気にせず2025年の1月から6月によく聴いた盤です。今回は数が多かったので曲とアルバムで分けました。なんかヒップホップ(ラップ・ミュージック)と K-POP を聴くことが多かったのでそんなんばかりです。

Manaka / Agari

元 Little Glee Monster の Manaka の、多分初ラップ曲。低音をブーストさせながら跳ねるトラックもいいんですが、力を抜きながらも倍速で乗りこなす Manaka のラップが素晴らしい。とりあえず今年聴いた日本語のラップ曲では断トツで好き。この後出た EP では歌もの中心だったので、今度はラップ中心の作品を出してほしい。
41 / Presidential (Save Me)

Jenn Carter 、 Kyle Richh 、 Tata の3人組ラップグループ。ぶっといジャジー・クラブ系のキックと派手な声ネタのウワ物、そしてその二つをまとめあげるベース・ラインの生み出すグルーヴが素晴らしく、ダンス・トラックとして優れていると感じる(キックがポコポコ鳴ってるだけのジャジー・クラブとか体動かねぇんだよ)。低中高と声質の分かれたラップも子気味良い。
Kep1er / Yum

韓国の7人組による日本語曲。短いイントロに続いて鳴らされるでっかいキックが最高なんだけど、「や~んむ」「んんんん」とヴォーカルで揺らぎを足しているのがさらに良い。展開によって音を変えながらもキックが曲を引っ張っているのも好き。
KiiiKiii / I DO ME

韓国の STARSHIP 所属の5人組のデビュー曲。曲もヴィデオもまんま NewJeans なんだけど、音の強さであったり声質であったり、色んな要素で加点的に良さが積み重なってなんだかんだで好きな曲。EP も良かったです。
NMIXX / KNOW ABOUT ME

韓国 JYP 所属の6人組によるクールな R&B 。大して盛り上がりのない地味な曲ではあるんだけど、それゆえにヴォーカル・ワークの巧みさを感じられる。
timelesz / Rock this Party

「タイプロ」でまさかの大跳ねした Sexy Zone 改め timelesz の新体制で初の曲。現在のグループの勢いを弾けるポップさに転化したような楽しい曲。菊池君が相変わらずいきった感じなのも良かったです。
LE SSERAFIM / DIFFERENT

シングル表題曲としては初の日本語オリジナル。ガールクラッシュ路線を忘れたかのような緩めのファンクだけど、ゆったりとしながらもグルーヴがあって良い(そこら辺 “HOT” は物足りなかったので)。
USPEER / ZOOM

韓国 WMエンターテインメント所属の7人組のデビュー曲。冒頭から鳴る、変則的なリズムを刻む歪んだシンセの音が耳を引くんだけど、曲もめまぐるしくスタイルを変えていくのでとにかく要素が多い。ただ全体としてはオールド・スクールなノリで一貫しているのでいい塩梅。
Cash Cobain / Trippin On A Yacht ft. Bay Swag & Rob49

まさかの Justin Bieber の新作へ参加していてビックリのニューヨークのラッパー/プロデューサー。昨年までのセクシー・ドリルとは異なる浮遊感のある曲で、不思議と癖になる。まぁ本当は “No More” のほうが好きなんだけど正規リリースされる気配がないので…
Yung Fazo / ALL IN MOTION

ニューヨークのラッパーさん(まだ二十歳らしい)。派手なウワ物と歪んだ低音が今っぽいというか、こういうのをハイパーポップというのかレイジというのかもよく分からないんだけど、とにかくポップで聴きやすい。
Bankrollmaiya / Baby Muscle

この人も調べてもあまり情報出てこない女性ラッパー。ひんやりとしたシンセの音色とテクノ感のあるリズムのトラックが良い。その上に乗るラップは言葉を思いっきり詰め込んでいて、正直ビートに乗れているのか乗れてないのかもよく分からないくらいなんだけど、このくらいのスピード感のあるラップが今は心地いい。
Youngg Jaxkkaa / 300 Blattt

調べてもあんまり情報が出てこないんだけど、リリースは今年に入ってからっぽいラッパー。これ以上ないってくらい言葉を詰め込んだラップで一定のグルーヴを保ちつつ、バックのビートは次々と切り替わるのが良いなと。フロー的にはジャジー・クラブでいい気もするんだけど、あくまで四つ打ちなのもちょっとおもしろい。EP の『My Entrance』も好きだったんだけど聴けなくなってた…。
LAZER DIM 700 / USA Drugs

Denzel Curry “Still In The Paint” への客演で知ったラッパー。この曲は好きというよりもある意味衝撃的だったというか、トラックの大部分が歪んだウワ物とベースのみでドラムがないという中で、そこに早口のラップが乗るものだからどう聴いていいのか分からず、そこが逆に面白かったです。
IVE / DARE ME

こちらも STARSHIP 所属の6人組による日本語曲。正直何がどうっていうような曲でもないんだけど、90年代アメリカン・ポップスを思い起こさせる柔らかな雰囲気がツボでした(個人的にはこれとかこれを思い出したんだけど、聴き比べてみるとそうでもないかも)。
坂本真綾 / Drops

いかにもアニメ・タイアップのついた坂本真綾の曲、という感じではあるんだけど、まぁファンなので。
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