Via App / RA Breaking Through: Via App

Via App / RA Breaking Through: Via App

Via App / RA Breaking Through: Via App
https://soundcloud.com/dylanscheer

1080p 関連でもう1枚。

今年に入ってから RAWeTransfer と組んで、記事の配信と共に音源もフリーで公開しているんですが、今作もその一つ。

この Via App という人はボストン出身の Dylan Scheer さんのプロジェクトで、1080p からも何作か発表しており、今作に収録されている “7 Headed” も、1080p からのシングルの抜粋。

音の方はというと、エレクトロニカ経由の四つ打ちというか、もうちょっと洗練されたグルーヴが欲しい感じ。
まぁ今後に期待でしょうか。

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Love At First Sound, LUUUL, dj_amps, Liquorish Records, Marvel Alexander, Vermin Womb, White Ward

A U D R ALove At First Sound / Nothings Changed
bandcamp、soundcloud、twitter それぞれで出身地が異なっているので、何処の人だかよく分からないシンガー/ラッパーさん。前半は沈み込むような重いビートに囁くようなヴォーカルが乗り、女性のナレーションを挟んでの後半は情緒的な R&B と2部構成になっている不思議な曲。他に上がっている曲と纏めて『A U D R A 』というアルバムになるもよう。
Listen To The SeaLUUUL / Listen To The Sea
いつも参考にさせてもらっているブログ「Nobody Loves Me」で紹介されていたんで聴いてみた、ベルギーのプロデューサー Romain Bauthier さんのプロジェクト LUUUL の3曲入り EP。ゆったりとした4つ打ちのビートに柔らかなギターが乗る、という構成は3曲とも同じなんだけど、ギターの音色の心地よさと、メロディの素晴らしさだけで全然 OK な感じ。
DownloadCiara / Body Party (Amps Footwork Re-mix)
群馬在住のトラックメイカーが Ciara の曲をリミックスしたもの。奇抜さはないが、原曲の雰囲気を損なわずにジュークにした好リミックス。
XMAS LP - Vol.3V.A. / XMAS LP – Vol.3
オランダのレーベル Liquorish Records が2014年末に出したクリスマス・コンピ(今更紹介かよって感じですが)。
基本的にジュークがほとんどなんだけど、中にはムード歌謡みたいな曲があったりと、ごった煮感覚が楽しい。日本人アーティストも多数。
Dont Die YetMarvel Alexander / Dont Die Yet
L.A. のラッパーさんがアルバム『Don’t Die Yet』からフリーで配信した曲。Sango のプロデュースの割には地味な曲で、抑揚が大きいラップは可もなく不可もなく。
PermanenceVermin Womb / Permanence
アメリカのデスメタル・バンドが2014年9月に発表した、多分初のアルバム。最近ブラック・メタルばかりでデス・メタルはほとんど聴かないんだけど、これは超突猛進という感じがひたすらカッコいい。
RiptideWhite Ward / Riptide
ウクライナのブラックメタル・バンドが昨年出した EP 。激しさよりも情緒性が前面に出ているので、この手のものとしては比較的聴きやすい(ヴォーカルはもちろんアレですが)。

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F L A C O, Chester Watson, ichiro_, Villain Park, PONY×KURABEATS, SUB SELECTOR

IKWYDLS _)F L A C O / IKWYDLS 🙂
インディアナのラッパーさんのミックステープ。最初インドの人かと思って落としたら違ったっていう。
鼻歌っぽい感じのラップが多くて、まぁ今どきな感じ。素っ頓狂な感じとかかなり好きなんだけど、もうちょい個性が欲しいか。
DownloadChester Watson / Nü
フロリダの17歳のラッパーの曲(写真見ると10代に見えないけど・・・)。どっしりとしたトラックと、テンション低めのラップがあっていてカッコいい。
NERITAKA epichiro_ / NERITAKA ep
練馬出身のトラックメイカーが今年1月に出したビートテープ。いつもよりエレクトリック成分高め。
SAME OL SHIT - COMING SOONVillain Park / We Out To Get The Money
L.A のラッパー4人組の曲。写真見る限りまだ10代っぽいんだけど、曲はオールドスクールノリ。でも微妙にテンション低目な感じが面白い。「SAME OL SHIT」っていうアルバムかミックステープがもうすぐ出るみたい。
ポニーピー'TURBOPONY×KURABEATS / ポニーピー’TURBO
山梨のラッパー PONY の作品を、東京のラックメイカー KURABEATS がリミックスした作品。湿り気のあるラップといい、ドラムが前に出たトラックといい、古き良き日本語ラップという感じ。
DownloadSUB SELECTOR / TIME TRAVELLER
そもそもどっちがアーティスト名でどっちが曲名かもよく分からないんですが、疾走感のあるエレクトロでえらいカッコいい。

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variant / oceans end (echospace ) File

variant / oceans end (echospace )
http://www.echospacedetroit.com/

Rod Modell との Echospace でも活動している Stephen Hitchell のユニット、Variant が2015年1月に発表した作品。

echospace って bandcamp やっているレーベルの中でも、比較的値段設定には厳しい(要は高い)印象があるんですが、これは財布に優しい name your price 。

まぁその分レーベルのカタログの中でも番外編的というか、30分強の1曲のみという構成からして実験的ではあるんだけど、たゆたうような上モノと、ゆったりしたビートの組み合わせは非常に心地よく、完成度も高い。またあまりミニマル・ダブ的な要素が前面に出ておらず、シンセの柔らかさが強いのも良い。

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VUYVR / EISKALT (Self Released) mp3

VUYVR / EISKALT
http://www.facebook.com/vuyvr

スイスのブラック・メタル・バンドのデビュー・アルバム。フィジカルは有料だけど、デジタルはフリーで落とせる。

1曲目の “HOCH” が出だしからブラストビートの上でヴォーカルが絶叫するファスト・ナンバーで、たいそう燃えるものがあるのだけれど、それ以降も突っ走る曲がほとんどで、作品全体のテンションはかなり高い。しかし各楽器はしっかりと太い音で鳴っており、また全体の雰囲気からしてもブラック・メタル的な禍々しさは薄め。さらにメロディアスな展開もちらほらと出てくるので、普通にメタルが好きなら楽しめる作品に思える。
まぁ逆にいえば新味は薄い、という事にもなるのだけれど、ラストの長尺曲 “THE WYVERN” での展開力が伸びる事を今後は期待したい。

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Vallens (Dvvllxns) / Lxtvny (Shelter Press) mp3

Vallens (Dvvllxns) / Lxtvny (Shelter Press)
http://www.shelter-press.com/

ブリュッセルのレーベル Shelter Press から Vallens (Dvvllxns) という人の EP (2012年作)。

今作の音楽性を一言で書けばミニマル・ダブ、ということになるのだろうけれど、所謂ベーチャン系のそれとは違って、もう少しシューゲイザー的なノイズ成分の強いもの。なのでよくある紋切り型のものにならずに、現代性を持ちながらも、どっしりとしたリズムでグルーヴも作り出している、非常にバランス感覚に優れた作品になっている。
まぁ “Xochitl” の後半のとぐろを巻くように鳴るノイズを聴くと、もうちょっとノイズ成分多目でもよかったんじゃないかと思うけど、それでも十分良作かと。

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VID / Rebirth (Memoria) mp3

VID / Rebirth (Memoria)
http://memoriamusicgroup.nl/

この前紹介したコンピにも参加していたルーマニアのプロデューサー Vid がオランダのレーベル Memoria Music Group から出したシングル。

今回の曲はコンピの曲に比べるとキックが強めで、踊りやすいものにはなっているものの、繊細な上モノの美しさは変わらず。

うっすらと入るシンセと滴り落ちるようなピアノの調べにとろけそうになる “Rebirth” 、柔らかなシンセでゆるやかに上げていく “Etime” 、デトロイトっぽい疾走感のあるシンセとエフェクトが絶妙な緊張感を作り出している “Poem” と、どれも完成度が高い。

ただ難をいえばどの曲もリズムが直線的すぎるので、そういった意味ではベースで緩急付けている “3729” が一番よかったかしら。

まぁ作品全体でいっても十分傑作かと。

Rebirth - EP - Vid

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V.I.V.E.K / FEEL IT (DEEP MEDI) 12″

V.I.V.E.K / FEEL IT (DEEP MEDI)
http://www.deepmedi.com/

ダブステップの音盤紹介するとか書いておきながら、更新自体滞っていたので、まぁ暑さの中ぐだぐだいきます。

っつうことで Digital Mystikz の Mala が主催する Deep Medi から V.I.V.E.K さんの昨年出たダブルパック。

どことなくジャケットがデトロイト風である今作なんですが、中身のほうは硬くて重いベースとドラムで紡がれた、まさにダブステップといった感じのもの。
しかし曲によってパーカッションによって軽妙さを、また女性ヴォーカルによって艶やかさなどを加えていて、この手のものにありがちな全曲金太郎飴的な印象になるのを見事に回避している。
また “STARTEGY” のみ他とは質感の違うテクノ的なトラックながら、こちらも付け焼刃的なものを感じさせないすばらしい出来。

彼は今年に入って再び Deep Medi からダブルパックを出していますが(未聴)、どうせならアルバムで聴いてみたいと思わせるアーティストです。

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VERBAL / VISIONAIR (rhythm zone) CD

VERBAL / VISIONAIR (rhythm zone)
http://ameblo.jp/m-flo-verbal/

ほとんど開店休業状態の m-flo のラッパー、 Verbal さんの初のソロ・アルバム。

Verbal さんっていいますと、 m-flo のときのテクニカルでありながらも胡散くらい勢い満載のラップが大好きだったんですが、やはり継続的に活動していないと技術もセンスも衰えるものなのか、今作の Verbal のラップには引っかかるものが全くといっていいほどない。

まず1曲目のありきたりな言葉ばかり並べてオレ自慢する “VISION IN THE AIR” からしてげんなりさせられるんだけど、それ以降も目立つのは Lil Wayne をはじめとするゲストの方で、エレクトロやダブステップ、トランスなどを取り込んだ派手なトラックも相まって、主役不在のまま盛り上がる豪華パーティーを見せられているようで、なんともむなしい気分になるし、はっきりいってこの作品に Verbal の華麗な交友関係を披露する以上の意味が感じられない。

けっこう期待していただけに残念。

VISIONAIR - VERBAL

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V2 / 背徳の瞳 ~Eyes of Venus ~ (Epic) CD

V2 / 背徳の瞳 ~Eyes of Venus ~ (Epic)

Ajico の『波動』(過去記事)を iTunes に入れたら、次の曲がコレだったのでなんとなく流れで聴いている、 Yoshiki と小室哲哉によるユニットの唯一のシングル。

Yoshiki の音楽的特長といえば過剰さであり、また小室哲哉といえば誇大妄想気味な拡大路線に行きがちな人なわけですが、この曲ではその二つがものの見事に融合し、相変わらず阿呆のように手数の多い Yoshiki のドラム、扇情的を通り越して狂騒的な小室哲哉のシンセが、高速2ビートの上でぶつかるという、これだけでも結構無茶だと思うんだけど、そこにさらに壮大さだけを煽るようなストリングスがかぶさってきて、はっきりいって音楽的には破綻してしまっている。

しかし 歌謡曲や J-POP が基本足し算の音楽であることを考えれば、この方向性は全くもって正しいし、ならば最近のちまちましたものよりも、この V2 のように大掛かりな方がはるかに面白いし、また曲もアーティストも、よく分からないけれど何かすごい、と聴き手に思わせるだけの力を持っている。

結局 V2 はこのシングルだけで(ビデオはあるけど)終わってしまうのだが、 globe のトランス路線でコレと同じようなことすれば相当面白いだろうなと思っていたところに、 Yoshiki が globe に加入したので期待していたのだが、特に化学反応も起きずに彼はすぐに抜けてしまった。果たしてこの二人の3度目の邂逅はあるのだろうか。

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virgin fang / SKIDDER (virgin fang) 12″

virgin fang / SKIDDER (virgin fang)
http://www.virginfang.com/

Vincent Koreman こと RA-X と Herr Muller による二人組、 Virgin Fang の2枚目のシングル。

この二人はちょっと調べた感じだと、ソロではそれぞれ相当アンダーグラウンドな活動をしているようなんだけど、この名義ではなぜか激烈アシッド。しかもミニマルな人がよくあるディープなモノではなく、スカスカなリズムの上で、上モノがひたすらブリブリいうなかなか強烈なもの。しかしリズムはちょっとダブ・ステップっぽかったりと、けっして古ぼけたものにはなっていなく、中盤から入ってくるひんやりとしたシンセとの絡みも面白い。

裏の方は破壊的なドラムのエレクトロ。それでも全体的にはどこかユーモラスなのはこの人たちの個性でしょうか。
とりあえず、またダンス・ミュージックに変な人たちが現れたのは間違いない。

試聴

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RICARDO VILLALOBOS / VASCO EP PART 1 (perlon) 2LP

VASCO EP PART 1
http://www.perlon.net/

これはいつも思う事なんですけれども、 villalobos の数多いディスコグラフィのなかで、オリジナル・アルバムって一体何枚になるんですかね。『Alcachofa』と『THE AU HAREM D’ARCHIMEDE』(過去記事)がそうなのは間違いないとして、『fabric 36』(過去記事)はミックスCDだったし、『Sei es Drum』(過去記事)は未発表曲集といった感じだったし。『Fizheuer Zieheuer』なんてもありましたが、あれは EP だって話しだし、だったらダブル・パックはどうなるんだなんて事までいったら、ホントきりがありません。

んで、そんな villalboos が perlon から秋に CD 出すというのは知っていたんだけど、これもなんと4曲入りの EP なんですってね。でも、またもや30分を超える曲があるようだし、残りの3曲もどうせ10分越えだろうから、今回もアルバム・サイズ。いやはや、すごい創作意欲です。

今作はその『vasco ep』からのアナログ・カット。世間との評価とは裏腹に、個人的には最近イマイチと感じる事の多い villalobos さんなんですけれども、やはり perlon との相性は最高で、今作はとんでもない傑作。

これからの(ジャンルとしての)ミニマルというものを考えた場合、要素をそぎ落としてよりミニマル(最小)になるか、様々な要素を足してより音楽的になるのか、この二つの方向性を考えたとして、 sleeparchive なんかの HARDWAX 周辺の連中は、よりミニマルになることを目指していると考えられます。
しかし私が興味あるのはむしろ後者の方で、こちらの方向性としては、設立当初からパーカッションを中心とした生楽器を取り込んでいた Cadenza があたるのは間違いないでしょう。
しかし私が寄り惹かれるのは、そこからさらに踏み込んで、より有機的な「演奏」ともいえる要素を感じさせるミニマルで、今年の頭に出た Bruno Pronsato の『Why Can’t We Be Like Us』は、その方向性の現時点での決定打といえるような傑作でした(相変わらず紹介してないけど)。

そして今作での “MINIMOONSTAR” も、そういった方向性に位置づけられる曲で、刻々と変化する生ドラムを軸にしていて、そしてその周りで鳴る音、それは微細なものも含めれば本当に沢山の音が鳴っているのだけれど、それらが流れるように、徐々に一つになって大きなうねりを生み出す様は圧巻。
もう1曲の “ELECTONIC WATER” はもっとミニマルなトラックながら、浮遊感を湛えながら、こちらも刻々と変化するもので、今までの villalobos だと、曲中に唐突に異物を混入する事で変化をつけることが多かったので、こちらでの流麗さは逆に印象的。

その分クラブでの機能性という点では若干物足りなさを覚えるものの、モノトーンのミニマル・ダブに変換した SHACKLETON 、原曲を生かしながらもよりリズムを前面に出した SAN PROPER の二つのリミックスが、見事にその部分を補完していて、構成としても文句なし。
今度の『vasco ep』は、最高傑作が期待できるかもしれん。

なんか今回上手く書けなかったんで、ここら辺はまた気がむいたときに書きますわ。

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Vaccine / HFMX001 (Hotflush)mp3

HFMX001
http://www.hotflushrecordings.com/

まだまだ勉強中なので、ダブ・ステップに関してはまだそれ程レーベル名を覚えてないんですが、その数少ない中でも、幅広い音楽性で非常に好きなのが Hotflush というレーベル。最近も Scuba の素晴らしいアルバムをリリースして話題になっていますが、これはその Hotflush のサイトから落とせるミックス音源。
今まで聴いたことのあるダブ・ステップのミックスって、ブリーピーなベースを中心に流れを作っているものが多かったんだけど、ここで使われてる曲群は、ダブ・ステップの中でもドラムの手数が多くて、その分がリズムが立っているので、自分としてはこういう方が断然体が動く。まぁそうなってくると、単にテンポ遅いドラムン・ベースなんじゃないかという気もするんだけど、うねるベース・ラインや変則的なリズムが、しっかりとダブ・ステップであることを主張していて、なんともカッコいい。
こんなの聴けるんだったら現場行きたいなぁ。

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V6 / Voyager

Voyager
http://www.avexnet.or.jp/v6/

V6 って7、8年前にわりと熱心に聴いてたんだけど、それ以降はとんと縁がなくて、なので久しぶりに聴いたアルバム。
なので、それだけ時が経てば当たり前といえば当たり前なんだけど、昔は元気ハツラツだった6人も、ずいぶんと落ち着きましたね。まぁトニセンの3人はもういいおっさんだし、若年組のカミセンも30目前。これで変に若ぶるのも嘘というものだろうけど、今作はアイドルらしい華やかさも最低限保ったまま、しかし全体的なトーンは落ち着いたものになっていて、これが非常にいい塩梅。普段 KAT-TUN だ関ジャニだといったところで、聴いてる私もいいおっさんなのは間違いないわけで、そんなおっさんも楽に聴ける好内容ではないかと。それに昔の井ノ原クン頼みだった歌唱も、ずいぶん安定感が出てきて、これも楽に聴ける要因になってます。でも、変声期をすっ飛ばしたかのような森田君と三宅君の声は、未だに好きになれないんだよな。

試聴?

Villalobos / Fizheuer Zieheuer (Playhouse) 12″

Villalobos/Fizheuer Zieheuer
http://www.ongaku.de/

もう間もなく出る、2曲で70分にもなるとんでもないアルバムからのシングル。一応12インチ用に編集してあるらしいんだけど、これはとてもフロア対応とは呼べないなぁ。

この人って中世音楽っぽいサンプルを好んで使うけど、今作でも薄~くブラスのサンプルが乗せられていて。でも普通ブラスって曲を盛り上げるために使うことが多いと思うんだけど、ここではひたすら淡々と不気味に鳴り響くのみなんですね。そして残響するビートも淡々としていて、後半トランペットのメロディが入ってきたりはするんだけど、それ以外はほとんど何もおきずに曲が進みます。そんなのが片面15分と22分、それぞれ続くんだから頭おかしくなりそう。

まぁそれでも好きか嫌いかでいったら好きなんだけど、これは正直素面な時に聴く音楽じゃない気がするなぁ。ちょっと危険すぎる。でもアルバムは余計楽しみになったかも。

視聴
[Tracklist]

Vivianne Project/crabclawcollective(textone)mp3

txtn022_320.jpg 
http://www.textone.org/

最近 Richie Hawtin M_NUS の活発な動きの為なのかミニマル系のアーティストへの関心が高いように思うんだけど、その中でも注目されているレーベルが underl_ne です。ここは M_NUS 周辺の人物が運営及びリリースをするレーベルみたいなんだけど、私は正直最近知ったので1枚も持っておりません。このレーベルの今のところの最新作の5番、そしてまもなくレーベル初のアルバムをリリースするのが Vivianne Project こと Jesse Siminski 。
でもそういう前情報からミニマルな音を想像すると、これはちょっと違いますね。どちらかというと最近のハード・ミニマルからの流れに近い感じでしょうか。わりとキックも前に出ているので、そっち方面好きな人には入りやすいのではないかと。

Valentine/Valentine(POLYDOR)CD

B000006ZMT ヴァレンタイン
バレンタイン


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http://home-4.tiscali.nl/~t021303/

すげぇ眠い・・・・。
一応先週で有休が終わったんだけど、どうせ新しい仕事するなら来年からのがいいので以前の職場で年末バイトやってます。おかげで毎日朝早くに家を出て帰りは午前様です。おかげでかなり寝不足です。
そんなだから音楽聴く時間が全然ありません。まだここで紹介してないCDが30枚くらいと未開封のCDが70枚くらいあって、それを今年中になんとかしたかったんだけどダメですね。これにアナログが加わるんだからもう倒れそう。しかも最近 last.fm なんか覚えちゃったもんだから大変です。しかもこんな状態なのにこれから買い逃した音盤をごっそり買ってこようかなと思ってます。もう病気ですね。まぁ知人のF君のように一軒で14万もCD買う勇気はないけど。

そんななか最近わりかしよく聴いてるのがこれ。北欧の貴公子、ロビー様の3枚目のアルバムです。っていうかもうこのアルバムって10年前の作品なのね。なんか歳を感じます。
この人って QUEENのフォロワー的な見方をされていた人で、”BOHEMIAN RHAPSODY” を誇大解釈したようなオペラ・ロックをやってます。その中でもわりとポップ志向なのがこのアルバムで(まぁ初期の3枚しか持ってないんだけど)、当時は特に好きな作品というわけではなかったんだけど、今聴くとなかなかの好盤です。っていうかその時はこの人にメタル的なものを求めすぎていたんでしょうね。前2作よりもピアノの比重が増しているのもいい感じです。

VINCE WATSON/echoes from the future:view to the past(bio)CD

echoes-from-the-future_view.jpg 
http://www.vincewatson.co.uk/

これは一体オリジナル・アルバムなのか、ミックスCDなのかどちらなのでしょうか。自身のレーベルである bio からからの音源(全部自分の曲)をミックスしたもの。一応オリジナルと考えた場合今年2枚目となる通算4枚目。しかし私は今年の前半に出た『SUBLIMINA』は買ったまんま未開封で聴いてないという有様だったりします。なので前作との比較は出来ないのだけれど、ネットとかで見る評価によると2枚目の『Moments In Time』同様リスニング志向のアルバムなようだけれど、今作は12インチの音源を使用しているということでもちろんダンス仕様です。つまりこのアルバムでは彼の作る疾走感のあるデトロイティッシュなテクノが思う存分楽しめるんだけど、なんかちぃ~と物足りないのよね。
以前も書いたような気がするんだけど、ヨーロッパ(UK含む)って随分多くのデトロイト・フォロワーがいる気がするんだけど、みんながみんな何故かデトロイト・テクノの叙情的な部分にばかり目がいっていて、黒人音楽的な部分、つまりソウルやファンクなんかの要素がすっぽり向け落ちてるんだよね。だからみんな妙に端整でまっちろいものが多い気がします。
で、このアルバムも全くもってそんな感じ。完成度自体は高く、シンセ・ワークなんかは特筆に値すると思うけど、ぐっちょりと混ざり合ってこちらに向かってくるようなファンクネスが足らんのですよね。かといって Soul Designer のアルバムほど「曲」として突き詰められているわけでもなく、ちょっと中途半端な気がします。流し聞きとかする分には全然問題ないけど。
あと ableton live とマックで加工した、とか書いてある割りにめちゃくちゃ普通にミックスCDです。

B000BP2DQ8 Echoes From the Future: …
Vince Watson


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VEIL/TRANSFORM(LIGHT AND DARK)2LP

transform
http://www.meta-records.com/
 
オリバー・ホーが自身のレーベルから変名で。オリバー・ホーというとラテン色の強いシャープなトラックを作る人との印象が強いのだけれど、今回はさすが名義変えただけあってバキバキのハードミニマル。あたたかみのある音など一切使わず、徹頭徹尾ダークかつノイジーなエレクトロニクスで埋め尽くされていて、リズムも本人名義のものより格段に太くなっている。わりとノー・フューチャー系の音に近い感じなのだけれど、こちらの方がより極端。ストレスの溜まっているときに爆音で聴くと上ものも低音も音が割れまくって超楽しい撚最近この人にあまり関心なかったんだけど、またまた要注目って感じです。

villalobos / alcachofa remixes (playhous) 2LP

alcachofa remixes
www.ongaku.de
 
昨年の傑作『alcachofa』のリミックス盤。とはいいつつも6曲中5曲がヒットした”easy lee”のリミックス。原曲は重たくパーカッシブなリズムにヴォコーダー・ヴォイスが乗るという変てこりんな曲だったのでリミックスのし甲斐もあったんではないでしょうか。
でもファンキーなクリック・ハウスに仕立てたソウル・カプセル(Baby FordとThomas Melchior)と、原曲をさらにドープにしたジェイ・ヘイズは、まぁ普通。
しかし意外にもへっぽこエレ・ディスコにしちゃったスミスン・ハック、さらに予想外にヴォーカル部分を取り出して、ハーモニーの美しいポップスに変えてしまったキャシー・リー(この人だけ知らない)はとんでもなくユニーク。”dexter”をダークなサイケ・ロックにしたトゥー・ローンズ・スウォーズメンもかっちょいい。
ところでパーロンから出るというアルバムはどうなったのでしょうか?