DJ HIDDEN / THE LATER AFTER (AD NOISEAM) CD

DJ HIDDEN / THE LATER AFTER (AD NOISEAM)
http://www.adnoiseam.net/

The Outside Agency というグループのメンバー DJ HIDDEN の2007年のアルバム。

この DJ Hidden という人は普段ブレイクコア方面の音を作る人みたいなんだけど、今作は全編ほぼドラムンベース。しかも最新の、とかいうのではなく(まぁ今ドラムンベースはどんなのが最新なのかよく分かってないけど)、所謂アーメン・ブレイクビーツなんて言葉が思い出される90年代的なドラムンベースで、ドラムの手数が多いくせにベースがやたら薄いところなんか、 Apex twin なんかが流入してきた時期を思わせる。

で、そうなってくるとこの90年代的な音にどれだけ現代的な要素を加えられるか、みたいな話になってくるんですが、とりあえずこの手の音を今聴いても古びないなぁ、とは思うものの、何か独自の現代的な要素というものが感じられず、なんかそれ以上でも以下でもないような作品に。

あとこの内容にしては収録時間長すぎですかね。

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BONG-RA / FULL METAL RACKET (AD NOISEAM) CD

FULL METAL RACKET
http://www.adnoiseam.net/

昨日は東京ドームで KAT-TUN のツアー最終公演を見て参りました。なので普段であれば、ここでちょっとしたライヴ・レポなど書くところなのですが、どうもそういう気にならないのですよ。ならそんなにつまらないコンサートだったのかというとそんな事もなく、十分に楽しませてもらったんだけど、それと同時に非常に粗も目立つライヴで。具体的な記述は避けるけど、とにかく色んな面でムラがありすぎたし、それに起因して全体的に間延びした印象だったし。まぁそれでも楽しかったのは間違いないんだけど、ファンだからこそあれで良かったとはいいたくないなぁ。ゲストで来てた山下君と、赤西君亀梨君の3人の並びを生で見れたのは素直にうれしかったけど。

このアルバムも、昨日のコンサート同様、微妙に残念なアルバムです。って繋げるのはいささか強引だけど、 Bong-ra という人が昨年末に出したアルバム。私はこの Bong-ra という名前はこれではじめて知ったんだけど、サイト見るとかなり活動歴長い人みたいですね。

タイトルとジャケット見るとなんとなく分かりそうだけど、メタルをネタにしたブレイク・コア。同系統のものとしては、以前同じ AD NOISEAM からの drumcorps (過去記事)というアーティストを紹介したことがあるけど、こちらの方がよりメタル成分が高め。ぶっ壊れたリズムの上に、メタル・ギターのみならず、かなりの頻度でデス声も乗っていて、私のような人間からすると、非常に楽しい1枚になっています。

でも上記したように、大絶賛する気になれないのも事実。この人の場合、点でみると盛り上がる箇所は山のようにあるんだけど、どうもブレイク・コアのもつ快感と、メタルの快感を上手く融合できていない部分が多くて、イマイチ盛り上がりが持続しないのですよ。だから全体的に惜しい、という印象が強くなってしまって。

私の大好物なのは間違いないし、高速の四つ打ちのキックの上で、ギターとデス声がうなりまくる “Ram Waster” なんかホント名曲なんだけどなぁ。次作は是非これクラスの曲を揃えた傑作にしていただきたい。

試聴
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drumcorps / grist (AD NOISEAM)CD

drumcorps / grist
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元々がメタラーなもんで、どんなジャンルであれやはりメタル成分の感じ取れるものは好きになってしまうことが多いんだけど、コレなんかは正にドンピシャ。この Drumcorps というのは Aaron Spectre によるソロ・プロジェクトで、過去には Jason Forrest と来日したこともある人。
まずギター・リフから高速ブレイク・ビーツになだれ込む冒頭の “Botch Up And Die” からかなり燃えるんだけど、以降もメタル/ハード・コアを取り入れたブレイク・コアの目白押し。しかもそのどれもがアホ丸出しというか、頭で考えた感じがまるでせず、あくまで快楽原則に基づいているのがいい。収録時間も30分強と潔く、まったくダレルことなく爽快に聴ける。ちょっと今度本名名義のも買ってみよう。

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Cdatakill/Valentine(Ad Noiseam)CD

Cdatakill/Valentine
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最近の音楽的な動きで盛り上がっているものといえば「ニュー・レイヴ」だったり「フレンチタッチ」だったりすると思うのですが、どうもそこら辺にはついていけないので、そうするとやっぱりダブ・ステップかなぁ、という感じではあるのですが、そのダブ・ステップも何枚か聴いてみたけど、現状ではそれほど面白みを感じないというのが本音。しかしダブ・ステップに関してはドラムン・ベースやブレイク・コア、そしてミニマルなどとも交わって、これからまだまだ発展していきそうなので、以前注目すべき動きなのは確かなのですが。

んでこれはそこら辺物色してるときに見つけた1枚。
この Cdatakill こと Zak Roberts という人は以前はブレイク・コアやってたらしいんだけど、今作では一転してダブとインダストリアルを掛け合わせたようなへヴィなベース・ミュージック。地鳴りのようなベースとけたたましいノイズ、そしてオリエンタルなヴォイスサンプルが入り乱れる冒頭の “No Brakes” からまったくテンションが落ちることがなくて、特に小さな音では分からないほど低い音でうなるベース音がたまらない。
とりあえず何に近いかといわれれば、『Mezzanine』の頃の Massive Attack だと思うんだけど、こちらの方がはるかに凶暴で、トリップと現実を交互に叩きつけるようなスリルがある。
ジャケットも音の雰囲気に合っていて、総合的にひとつの作品として楽しめる。

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