background

bg000
V.A.
futuristic experiments chapter one
bg001
TERRENCE DIXON
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SUBMANIA EKMOAH
ZYLACANTH EP
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SUBMANIA EKMOAH
LOW VOLTAGE
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SUBMANIA
Proceed EP
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V.A.
futuristic experiments chapter Ⅱ
bg011
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MINIMALISM Ⅱ
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V.A.
futuristic experiments chapter Ⅲ
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METAL PATIENCE EP
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TINKERTRONIX EP
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TENDRA EP
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SMYGLYSSNA
SIGHT IS SOMETHING MORE THAN ALL THINGS SEEN EP
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TERRENCE DIXON
MINIMALISM Ⅲ
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GEOFF WHITE
NEVERTHLESS
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V.A.
BACKGROUND RECORDS 50

Terrence Dixon / Train of thought (yore)2LP

Train of thought
http://www.yore-records.com/

昨年カタ番50を記念したコンピをリリースして以降、ほとんど動きのない background なんですが、なんかもうこれで打ち止めっぽいですね。というのも、そもそも background というのは Terrence Dixon の作品をリリースするために立ち上げられたレーベルなんですが、その Terrence Dixon が、 Andy Vaz の立ち上げた新レーベルである yore からこのアルバムを出したから。まぁまだ何ともいえないんですけどね。

というわけで、 tresor から出てた前作『from the far future』からなんと7年振りとなるアルバム。その『from the far future』は個人的に線が細すぎてあまり好きにはなれなかったんだけど、今作はなかなかの良作。
世間一般での Terrence Dixon のイメージがどういったものなのか分からないんだけど(そもそも名前が知られてないからイメージないか)、私としては彼こそが現在最も正統派のデトロイト・テクノを鳴らしているという思いがあって、今作などは正にそう。重さはないながらもやたらと性急な感じのリズムとハイハットに、叙情的なメロディをもった上モノ。そしてそこから立ち上るのはベタベタとした感情ではなく、むしろ緊張感で、そこがたまらなくカッコいい。
まぁこの作品に新しさがあるかというと、そんなものは全くといっていいほど無いんだけど、様式的なデトロイトの手法を用いつつも、ミニマリズムも強く感じさせる今作は、ミニマル以降の伝統的なデトロイトテクノの鳴らし方としては、ほぼ完璧に近いものではないかしら。温故知新な傑作。

Terrence Dixon - Train of Thought

GEOFF WHITE / Live: TokyoTokkyoKyokaKyoku (REALJO{K}E)CDR

Live: TokyoTokkyoKyokaKyoku
http://realjoker.or.tp/

このブログでは何度か紹介している RealJo{k}e のライヴCDRシリーズの新作。 Geoff White は昨年 background から『NEVERTHELESS』(関連記事)出した後に来日して、六本木の Colors Studio でライヴしてるんだけど、そのときの音源なのかな。私はその日行きたかったんだけど結局行けなかったので非常にありがたいリリースです。

で、まずほとんどの人がこの『東京特許許可局』というふざけたタイトルが気になると思うんだけど、なんてことはない、ライヴ中にこのフレーズが使われてるんですね。しかも発音が「トキヨゥトキヨキョカキョク」になってるから、微妙に早口言葉になっていないという。さらに冒頭でもコンピュータ処理した声で「ミナサンコンバンワ~(この後良く聞き取れない)」なんて言っておりまして、私テクノのライヴ盤でこんな挨拶聞くの、それこそ電気グルーヴ以来ですよ。まぁそんなことはいいですね。

このライヴ盤では最初と最後こそアルバムの “Otto” で挟み込んだ構成になっているものの、ダビーなクリック・ハウスだった『NEVERTHELESS』とは少々趣が異なる。その “Otto” はアルバムの中でも最もポップな曲だったので、ここでも軽快に始まりはするんだけど、徐々に曲がノイズにまみれていき、次第にビートも激しくなったかと思うと “Opposing Platforms” に流れていく展開がめちゃくちゃかっこいい。しかし『NEVERTHELESS』に近いのはここまでで、以降は期待しようなダビーな音響構築ではなく、四つ打ちのビートにノイズを中心とした様々な音を絡ませる、わりとエレクトロニカに近い印象のスタイル。しかしハードということはないにしろ、きちんとダンス・グルーヴは感じられて、さらに Geoff White らしい音使いのセンスが冴え渡っていて、これはこれで刺激的。
RealJo{k}e のこのシリーズって、普段の音源とは違う印象のライヴを出すことが多いけど、これもそんな感じ。これで1000円というんだからありがたい限りです。

視聴

frivolous/midnight black indulgence(scape)CD

frivolous/midnight black indulgence
http://www.scape-music.de/

今まで karloffbackground というレーベルから精力的にシングルを出していた frivolous の2枚目のアルバムは、なぜかあまり接点のなさそうな scape から。
frivolous といえば前作の『somewhere in the suburbs…』(過去記事)が、どこか奇妙でありながらも美しさをたたえたミニマル・ハウスで個人的には非常に魅力的だったのだけれど、そのアルバム以降は Herbert のような、その場で物を叩いたり割ったりする音をサンプリングするライヴの評判のせいか、 Herbert のフォロアー的な見方がされることが多くて、まぁこの新作はそうしう流れにすっぽりと収まった感じ。
というのも今作で目立つのはやはりジャズからの影響で、形式こそはミニマル・ハウスに違いないんだけど、音だけ聴くとジャズを思わせるものがかなり多い。それでもありきたりな感じにならないのは彼のサンプリング・センスのなせる業でしょうか。さらに今作は多くの曲にヴォーカルを配すことでポップさが増したし、リズムも適度なグルーヴを持っていて飽きさせない。
つまりは良く出来たいいアルバムなんだけど、それでもやはり frivolous の作品としては没個性な気がして物足りなさを感じてしまう。まぁ逆に言えば最近の Herbert に物足りなさを覚える人にはいいのかなという気もするけど。

視聴
@TOWER JP

[Tracklist]

GEOFF WHITE/NEVERTHELESS(background)CD

GEOFF WHITE/NEVERTHELESS
http://www.background-records.de/

どうも日本語で解説してあるサイトが見つからないんだけど、多分このアルバムが何かの理由でお蔵入りになっていたのが、新たに発表されたもの。 Geoff White 自身にとってもこの作品の発表だったのは待望だったのか、未完成だったこの作品の発表の場を作ってくれた Andy Vaz に対する謝辞がサンクス欄に書かれています。ということで前作の『Questions And Comments』から5年ぶりとなる2作目。

Geoff White といえば音の粒子が見えるような繊細な上モノとダビーな音響処理が特徴な人ですが、Aeroc と Jackstone という別名義での作品や、様々なレーベルからの発表を経ていながらも基本路線は前作と変わらず。しかしその技は一層の冴えをみせ、上モノはクリスタルの破片が舞い上がるかのような美しさと切れ味を感じさせ、それでいて以前はその線の細さも目立ったリズムは、それが嘘のように太く鳴り響く。特にアナログだと1曲目になる “OPPOSING PLATFORM” の繊細な美しさと、それを全てなぎ払うかのような凶暴な低音の対比は素晴らしいの一言。そして CD の方はミックス仕様になっているんだけど、その流れも文句なし。 background の長い歴史の中でも屈指の一枚。

試聴
@TOWER.JP

amazon
[Tracklist]

V.A./Various Background Rec.(minlove)

mnlv07.jpg
http://www.minlove.net/

久方ぶりにネット・リリースのご紹介。この minlove というのは寡聞にして知らないんだけど、ネット・レーベルなんですかね。そのわりにはなかなか豪華なレーベルのコンピがカタログに並んでいるんだけど、その最新作は background 。少し前にカタ番50番の記念コンピが出たばっかなんだけど、収録アーティストは Dave Miller 以外はそのコンピと一緒です。

以前もちょっと書いた気がするんだけど、レーベル・オーナーの Andy Vaz は元々はシカゴでデトロイトなオールドスクーラーなわけなんですが、いかにもラップトップな音が増える中このレーベルはさりげなくそういう匂いを保持し続けていて、しかもその中からミニマリズムを掬い上げている点なども面白く、やっぱり私はこのレーベルが一番好きです。

収録曲で一番好きなのはやっぱり dB なんだけど、 意外に良かったのが Terrence Dixon 。いつもはいかにもデトロイトなミニマル・テクノを作る人なんだけど、ここではどっしりとしたミニマルを披露していて、昔の感じと今の感じが上手い具合に融合したナイス・トラックです。

background は最近動きがあまりないだけに、これを期にまた活発に動いてほしいものです。
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ANDY VAZ/REPETITIVE MOMENTS LAST FOREVER…(PERSISTENCEBIT)2LP

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http://www.persistencebit.com/

ドイツ、デュッセルドルフ出身で、同地において background 、及び Soundvariation というレーベルを運営する Andy Vaz
彼はその長い活動暦の中でも、正規盤としては2枚のライヴ盤と1枚のリミックス盤しか出しておらず、これが意外にもオリジナルとしては最初のアルバム。

元々 background というレーベルは TERRENCE DIXON の作品をリリースするために設立されたものであり、 Andy Vaz は彼のミニマリズムに強く影響を受けたらしいが、さらに遡ると初期のヒップ・ホップが原点だという。
その事を物語るように彼の作品には独特のタメをもったリズムの曲が多いが、今作では一層力強く鳴らされている。ならそれによってフロア寄りの作品になっているのかというと、必ずしもそんな事はなっていない。今までの彼の作品には、どこか他者を寄せ付けないような無機的なところがあったが、ここではその感覚はそのままに、どこか不穏な空気というものを湛えていて、ゆっくりと蠢くように変容するサウンドと共に体にまとわりつくようで、その独特な質感がこの作品を、他の同種のサウンドは一線を画したものにしている。しかもその質感も、例えば以前紹介した louderbach のように湿り気を含んだ重いものではなく、あくまで乾いた重さを感じさせないものだというのも面白い。

普段からこの手のサウンドに慣れ親しんでない人にはなかなかにキツイ内容だと思うが、最近のものでは傑出した傑作。
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PORTABLE/Live:You Were There(REALJO{K}E)CDR

rjrcdltd05.jpg

なんだかんだでもう4枚目になる Portable のライヴ・アルバム。正直こんなにライブ盤ばかり出すのもどうかと思うんですが、結局全部買っているので何もいえません。

これは『Version』(過去記事)のツアーのものという事で、今までのものより彼のパーカッションが前面に出ていて、あまり踊るという感じのものではなく、不思議な浮遊感を湛えたものになっています。だからわりと流し聞きしちゃうタイプの盤ではあるんだけれど、淡々と鳴るエレクトロニクスと彼の有機的なパーカッションの絡みというのは未だ独特で、やはりこの魅力には逆らえないのです。

portable/version(scape)CD

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http://www.scape-music.com/

以前リリースをお伝えしたportableの3枚目。なんか気がつけば私、この人の作品ほとんど持っている気がするんだけどライヴ音源以外だとそれほど聴き込んだ記憶というのがないんですよね。でもこのアルバムは彼の作品の中でも上位に入る作品ではないでしょうか。
とは言っても毎度の事ながら大胆な路線変更がされているわけではなく、繊細なエレクトロニクスとパーカッションの絡みによるクリック/エレクトロニカ。でも今作はギターやメロディなどを取り入れる事で、今までよりもはるかに音にふくらみがあるんですよね。まぁ、相変わらず物悲しい雰囲気を湛えた相当に地味な作品なんだけど、やっぱり私はこの人のたゆたう様な独特なグルーヴは好きですね。

B0009G01MM Version
Portable


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Dave Miller/Mitchells Raccolta(background)CD

DaveMiller-MitchellsRaccolt.jpg
http://www.background-records.de/

なんか忙しさにかまけていたら随分久しぶりの更新になってしまいましたね。でもこういうときにこうさぎが勝手に更新してくれるのは便利ですね。まぁ、そんな話は置いといて。
昨年のDBのアルバム以降、アルバムリリースに積極的なバック・グラウンドですが今作もなかなか興味深い作品です。このレーベルでは前々作に当たるANTIGUO AUTOMATE MEXICANOのアルバムもエレクトロニカを取り入れた内容だったけれど、今作は全編エレクトロニカでフロア対応を呼べそうなトラックはほとんどありません。しかし音の方はフリージャズをエレクトロニクスで再構築したような内容で、このレーベルらしからぬポップな印象のジャケとは裏腹に、漆黒のグルーヴに溢れており一筋縄ではいかない内容です。特に”She Makes”のぶっ壊れ方にはすごいものがあり、K-BONBの作るディープ・ハウスに通ずる物を感じたり。
バック・グラウンドの次作の予定はまだアップされてないけど、今から早くも楽しみにさせてくれる作品です。