Ivan Smagghe / Cocoricó 03 (Mantra Vibes)mp3

Cocoricó 03
http://www.mantravibes.com/

ガタがきてからも、何とかだましだまし使っていた我が家のテレビが、とうとう限界っぽいので、今日は色々な量販店を見て回ったんだけど、今のテレビってどれも高いですねぇ。まぁ液晶出たばかりの頃の数百万に比べれば、はるかに安くはなっているんだろうけど、20型でも普通に10万するのを見ると、思わず眩暈で倒れそうになります。ネットを探すと32型で10万程度で買えるところもあるんだけど、10万単位の買い物を通販でするのは抵抗があるし、保障も不安だしなぁ。悩みどころです。

一時期の時代の寵児っぷりからすると、どうも地味な存在になってしまった感じの Ivan Smagghe の、久々となるミックスCD。
この人のDJといいますと、ロックとかダークとかゴシックとかいう言葉が浮かんできますが(実際聴いた事ないんだけどね)、今作に限っていえば、 Battles や Two Lone Swordsmen のリミックスが収録されているとはいえ、こちらが期待するような折衷的な内容ではないですね。じゃぁどんなのかといいますと、今っぽいドラッギーなミニマル・テクノ。
オープニングの2曲でゆったりと飛び立ったかと思うと、次の Shackleton の “Blood On My Hands (Ricardo Villalobos Apocalypso Now Mix)” で奈落の底に突き落とし、あとはアシッドだったりブリープだったりトランシーだったり、テイストを変えつつも、ひたすら覚醒的なトラックではめていくようなミックスで、一聴地味だが、個人的にはこういう音には弱い。それにどっぷりミニマルなようでいて、微妙に外れたトラックが多いのも、個人的には新鮮で楽しめました。
Ivan Smagghe の名前に惑わされずに、ミニマル好きには是非聴いてほしいミックスです。

試聴

Battles / Tras

Tras
http://www.myspace.com/coldsweatrecs

先頃出たアルバム『Mirrored』(関連記事)が傑作だったんで、それ以前に出たEPも借してもらいまして、これはデビュー作になるのかな?

そのアルバムでは複雑な演奏を見事ダンス・グルーヴに落とし込んでいたけれど、表題曲は普通に変拍子のロック。正直もっと複雑なの想像していたので、ちょっと拍子抜け。
それより聞き物は10曲からなる組曲の “Fantasy” で、メタリックなドラムが刻むミニマルなビートが徐々に変容していくさまがかなりスリリング。独特な含みを持たせた終わり方も秀逸で、こういうミニマルな曲も、もっと聴いてみたくなります。

[Tracklist]

Battles / Mirrored

Battles / Mirrored
http://www.warprecords.com/

少し前まで Battles を語る際によく使われていた「マスロック」という言葉。個人的にはこの Battles のアルバムにより一気にこの言葉が広まるんじゃないかと思ってたんだけど、逆に全然聞かなくなっちゃいましたね。なんでだろ。まぁいいや。

昔からメタルとプログレが好きなせいかテクニカルなロックて好きなんだけど、とりあえず私の聴いてきたバンドに関しては、演奏が軽すぎて不満に思えるものが少なくなかったんですよね。しかしこの Battles に関しては演奏から放たれる身体性がとんでもない。手数の多いドラムが段々とビートを強めていく1曲目の “Race:In” やシャッフルするリズムがとてもグルーヴィな “Atlas” を筆頭に、ジャズやハードコアなど様々な音楽性を取り込みながらも、あくまで曲全体をぶっといグルーヴで貫いたロック満載で、確かにコレはかっこいい。まぁ前半のテンションに比べると、後半若干ダレル感じはあるんだけど、兎にも角にも “Atlas” がかっこ良過ぎるので許せてしまいます。
それとその “Atlas” のシングルではリミキサーに DJ Koze を起用していたけど、 Kompakt 好きを公言する彼らが、この後どうダンス・ミュージックと交わっていくのか楽しみにしたいところです。

Battles - Mirrored
@TOWER JP
[Tracklist]