stephen beaupre/foe destroyer(MUTEK)CD

stephen beaupre/foe destroyer
http://www.mutek.ca/

crackhaus というユニットはどうも知名度のせいか deadbeat が中心になってると思われがちだけど、彼と Stephen Beaupre のソロ曲を収録した『it’s a crackhaus thing』を聴けば、実は Stephen Beaupre の色の方が強いということが分かります。そしてこの Stephen Beaupre の初となるソロ・アルバムは crackhaus の音楽的要素をさらに進めたものなのではないでしょうか。

とにかく今作も彼のサンプリング・センスが冴えていて、カントリー辺りから持ってきたであろう軽快な上ものが実に楽しい。しかもそこにパーカッションやメロディーなどを幾重にも重ねながらも、まったく雑然とした印象を与えない。そして今作はダブの要素も比較的強く、特にどっしりとしたリズムはカットアップ・ファンクに多いおちゃらけたイメージを見事に回避している。
以前紹介した soulphiction の『state of euphoria』(過去記事)と並んで音楽的に優れたと感じさせるアルバムではないかと。

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DEADBEAT

明けましておめでとうございます。
せっかく新年が明けたというのに全く新鮮味が無くて、むしろ腐り気味。一応今年は自分に人生において重要な年になると思うんだけど、なんかやる気でなくてダメですわ。
そんな私の今年の目標は整理整頓!っていうかこのブログの目的の一つに、音源のアーカイヴ化というのがあったんだけど、未整理のものが溜まっていく一方なので、アーティストやレーベル別にまとめたエントリー増やそうかなと。
そんなわけで唐突に DEADBEAT です。
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crackhaus/spells disaster…(mutek)CD

HJ3321.jpg
http://www.techno.ca/deadbeat/

deadbeat V.S. stephen beaupre名義で『it’s a crackhaus thing』というアルバムを1枚出してるんだけど、このユニット名義ではアクフェンのレーベルからのシングルに続いての初作

deadbeatって今まで出している3枚のアルバムはダブからの影響が色濃かったけど、この名義ではとびきりファンキーなクリック・ハウス。そしてこのユニットって今のシーンの中でも非常に面白い存在だと思うんですよね。テクノやハウスにルーツ・ミュージックを取り入れるのってよくある話だけど、その場合のほとんどが所謂ワールド・ミュージック的なものと融合させてるけど、この人たちってカントリーやブルースの要素を取り入れてるんですよね。そういう人たちって私はあまり聴いた事無いんだけど、どうでがしょ?そしてそれらの要素をアクフェン譲りのカット・アップ感覚でビートに乗せてゆくんだけど、ビートも上モノに呼応するかのように強烈なシャッフル感がある。しかもクリック・ハウスにしてはBPM早めなので超ダンサブル。しかもダブに傾倒してるだけあって低音のつくりが非常に良い。しかもマスタリングはPoleことStefan Betke。多分ロック好きな人でも聴きやすいのではないかと。お薦め。