GReeeeN / いままでのA面、B面ですと!? (NAYUTAWAVE) 2CD

GReeeeN / いままでのA面、B面ですと!? (NAYUTAWAVE)
http://www.greeeen.net/

以前石野卓球が田中フミヤを評した言葉に「日本でアンダーグラウンドなのはフミヤだけ。あとはマイナー。」っていうのがありまして。
あと他に THA BLUE HERB に “アンダーグラウンドVSアマチュア” なんて曲もありましたが、要はアンダーグラウンドというのは人気不人気とかいうものではなく、如何に自分の流儀でやるか、っていう話なんだと理解しています。

そういった意味でいうと、一時期の GReeeeN というのは日本で一番有名なアンダーグラウンド・アーティストなのではないか、と考えていた時期がありまして。
それは顔を一切メディアに出さないという姿勢だったり、人を食ったようなタイトルだったりという、あまり音楽とは関係のない部分が理由ではあったのだけれど、それでも他の売れているバンドとは一線を画す活動の仕方はなかなか興味深いものでした。

だから2009年のバンドの人気が頂点のときに、このベスト盤の発表と前後して彼らの解散の噂が出たときには、その勝ち逃げの仕方に興奮すら覚えたものなのだけれど、結局のところ噂は噂であって、しばらくの活動休止期間を経て、現在ではいつの間にか地味に復活して普通の人気バンドに収まった感がある。

なんともつまらん話である。

いままでのA面、B面ですと!? - GReeeeN

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GReeeeN / 塩、コショウ (NAYUTAWAVE) CD

GReeeeN / 塩、コショウ (NAYUTAWAVE)
http://www.greeeen.net/

このブログに対するモチベーションはイマイチ上がらないものの、先月の最初のほうは頑張って更新したんですが、結局後半は息切れしちゃったので、今月はちょっとスタイル変えてゆるりといってみようかと思います(まぁいつも緩いけどね)。

ということで、売り上げ的にみれば間違いなく今年を代表する作品である GReeeeN のメジャー3枚目のアルバム。

昨年末に出た Zeebra の自伝に、最近「大丈夫」っていう歌が多いけど「大丈夫」と言わなきゃいけないということは大丈夫じゃないということだろう、みたいな事が書いてあって、それは確かにその通りなのだろうし、またその手の応援歌じみた歌は辟易するほど世の中に溢れている。
そしてこの GReeeeN というバンドの歌も、大別すればその手の応援歌になるのだろう。

しかしこの『塩、コショウ』を聴いてみると(因みに私は彼らの作品をまともに聴くのは初めて)、とにかく浮かんでくるのは彼らの屈託のない笑顔なんですよね。そう、彼らの発する音はとにかく屈託がない。多くの曲で歌われる未来に対する希望であったり、周りの人に対する思いやりであったり、また今この時という時間を楽しもうという気持ちであったり、そうやって種類は違えど、どんな曲であってもそこに込められた彼らの思いはどれも真っ直ぐだ。しかし同時に、そこかしこにちゃんと大人としての視点も感じられて、その真っ直ぐさというものは、子供じみた純粋性ではなく、彼らの人間的な資質によるものだというのが分かる。

そしてその真っ直ぐさをのせたメロディも、非常に感情的なものながら、それを歌うヴォーカルはあまり感情を込めすぎることがないので重くならないし、また同時に感情的な隙間があることで、聴き手が思い出で補完する余地があるのだろう。

まぁ以前書いたようにメロディのパターンはやっぱり少ないかなとは思うんだけど、メンバーがヴォーカルを分けあうことで程よく印象を変えているし、今作の「良い奴」振りからすると、そんなことは些末な問題に思える。

とにかく個人的には GReeeeN に対する印象がガラリと変わった。良いアルバムです。

試聴

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BAReeeeeeeeeeN / 足跡 (avex) CD

BAReeeeeeeeeeN / 足跡
http://bareeeeeeeeeen.com/

以前『weeeek』の記事でも書いたんだけど、私は今までほとんど GReeeeN って聴いたことなかったんですが、そんな私が彼らの曲をまともに聴いたのが「ルーキーズ」で。

はじめてドラマで流れてるの聞いたときには、こんな退屈な奴等が売れるんじゃ日本も終わりだな、くらいの事を思ったんですが、人間といい加減なもので、っていうか私がいい加減なんですが、ああいうベタなドラマの中で、彼らの作るベタなメロディが何度も流れると、不思議とこちらも感動させられてるような気になってくるんですね。

んなものですから、いつの間にか彼らに対しても好意的になりつつあったんですが、そのあと出たアルバムはタイミングが合わず聴けなかったので、 GReeeeN と何かと何か(超適当)が合体したこのユニットのシングルを聴いてみた次第です。

でも聴かなかった方が良かったかな。

この曲もテレビのCM何度も聴いていて、なかなか悪くないと思っていて、実際今聴いてもサビの部分は嫌いじゃないんだけど、バックの音が何でこんなしょぼいんですかね。しかもヴァースの部分での、特別上手いわけでもなく、かといって下手くそなわけでもない、なんかイマイチとしか表現のしようのないラップが、この曲の印象をずいぶんと損ねてる。

それと全然曲数聴いてないのにこんなこと書くのもフェアじゃないんだけど、今まで聴いてきた感じだと、 GReeeeN ってメロディのパターンが極端に少ない気がするんだよね。それはここでラップしてる人たちのフロウも一緒で、カップリング共々印象がまるで変わらない。

うん、やっぱり聴かない方が良かったかな・・・・。

NEWS / weeeek (Johnny’s Entertainment) CD

weeeek
http://www.johnnys-entertainment.co.jp/

日本全国のヒップ・ホップファンな皆さま、 Nitro Microphone Underground のアルバムは買いましたでしょうか。
まだ全部をちゃんと聴いたわけではないので断言は出来ないんだけど、
パッと聴いた感じ、先行シングルのときの予感的中の残念な出来でがっかりです。

でもいいです。
だって一緒に買った NEWS のシングルが最高過ぎるんですもん。

元々このシングルは買う気なかったんだけど、先週末に偶然 youtube でこの曲の PV を見てからというものすっかりとりこです。
なので今日は子供をそそくさと寝かせ、「有閑倶楽部」を見た後この曲ばかり聴いています。
どんだけジャニーズ好きなんだって感じですが。
話が逸れました。

ということで “weeeek” です。
この曲は GREEEEN というグループが作詞作曲を手がけています。
因みに私はこのグループは名前しか知りません。なので比較とかは全然出来ないんだけど、この曲は最近多いヴァースはラップでコーラスは歌う、みたいなポップスですな。

これを聴いたヘッズ達は言うだろう。
こんなものは偽物であると。ヒップ・ホップを搾取したにすぎないと。
確かにそれはそうなんだろう。少なくともこの曲は「リアル・ハードコア」でないのは間違いない。
でもだからどうだというのだろう。

そもそもヒップ・ホップは、極論すればサンプリングという手法で様々な音楽を搾取することで拡大、進化してきたものだったはず(まぁ大なり小なりどのジャンルもそうだけど)。
しかし最近の日本のヒップ・ホップは(海外のは近頃聴かんから分からん)、ヒップ・ホップに囚われるあまり矮小化する一方で、作品単位ではともかくとして、全体的な空気がとにかく退屈だ。

そしてポップスや歌謡曲も、ヒップ・ホップ以上に搾取し続けてきた音楽だ。さらにそのほとんどが搾取の過程で、水で薄まったような曲になることが多い。
それを聴いた「リアル・ハードコア」な連中は言うだろう。
こんなものはフェイクだと。
でもだからどうだというのだろう。

はっきりいってリアルなことをリアリティをもって鳴らすなんてことは、いってしまえば当たり前なことなわけであって(いや、それでも十分大変なのは分かるけれども)、時代の優れたポップスというものは時代の流行を掠め取りながらも、そんなフェイクを光り輝かせるものなはず。
そういった意味ではこの “weeeek” という曲は優れたポップスである。

しかし NEWS の6人にしたら搾取だとかヒップ・ホップがどうとか、そんなことはどうでもいいことだろう。
代わりに彼らには、曲に目一杯の躍動感を吹き込む生命力と華がある。
それで十分だし、だからこそこの曲は無条件で盛り上がれる。

あと、わりと似たような声質の人が集まることが多いジャニーズのグループにあって、 NEWS はいい具合に声質がバラけていて曲に幅がでているのもいい。
中でも小山君はホントいい声してる。
他にもアレンジの面とか、ジャーニズの歴史においてとか、思うところは多々あれど、いろんな意味で見事な1曲。
まぁ惜しむらくは、カップリングの2曲がどうにも残念な出来な事かしら。


なんか思いつきで適当に書き始めたら、どうにも錯乱気味な文章になってしまったので、この記事そのうち書き直すかも。