HRDVSION / PLAYING FOR KEEPS (wagon repair) 12″

HRDVSION / PLAYING FOR KEEPS
http://www.wagonrepair.ca/

このサイトって、ブログのくせして画像をわざわざ ftp で上げてたりするんですが、今日は ffftp の調子が悪いのか、サーバに繋がらないので、画像が上げられません。なので画像は後日ということで。悪しからず。

Mathew Jonson の兄貴である Nathan Jonson のプロジェクト、 HRDVSION の wagon repair から2枚目のシングル。

前作の『gary white』(過去記事)は、ちょっと手広くやりすぎて全てが中途半端な印象の作品という感じでしたが、今作は逆に同じ曲のヴァリエーションを3パターン。

まずオリジナルの “PLAYING FOR KEEPS (DADDY’S ANGEL)” は、少し smith’n’hack を思わせる、つんのめり気味のエレクトロ・ディスコ・ファンク。 wagon repair のカタログの中ではけっこう異色の部類に入る曲だとは思うんだけど、ギラついたシンセの音とカットアップされたサンプルが、共に過剰さを演出していて、これはなかなか盛り上がる曲なんじゃないでしょうか。

そしてこの曲のエレクトロ的な要素を少し強くした “PLAYING FOR DADDY’S GIRL” は、DJ用にやや使い勝手を良くしたような印象で、ニュー・エレクトロ(ってまだいうの?)なんかにも合わせやすい感じ。

最後の The Mole によるリミックスは、彼の今までの方向性からすると、この作品のディスコ的な側面を強くしそうなもんなんだけど、そこをあえてなのかどうなのか、ギラついたシンセを前面に押し出したテック・ミニマルに。でも曲のグルーヴ自体は紛れもなく The Mole のものになっていて、そこがすごく面白い。

Hrdvsion - Playing for Keeps - EP

hrdvsion / gary white (wagon repair)12″

gary white
http://www.wagonrepair.ca/

13、14番は紹介済みということで、 wagon repair の15番は Mathew Jonson の兄である Nathan Jonson のユニット hrdvsion 。
1曲目の “nic gum” で border community っぽい浮遊感のある上モノが聴こえてきたときには、 wagon repair もこっち系かぁ、なんて思ったんだけど、リズムが入ってくると、ロックっぽいエレクトロと、トランシーな部分を行ったり来たりする珍妙な曲。その音自体はけっこう面白いんだけど、いかんせんこの曲に限らず全体的に音が細いんですね。以降の曲も時流の音を上手く取り込んでいて、それなりに楽しめはするものの、トラック物としても家聴きするにしても、若干中途半端な感は否めない。
正直 wagon repair の中でもあまり聴かないほうの盤です。

Hrdvsion - Gary White - EP

MIDNIGHT OPERATOR / MIDNIGHT OPERATOR (Wagon Repair) 12″

MIDNIGHT OPERATOR / MIDNIGHT OPERATOR
http://www.wagonrepair.ca/

一応ブログ名が「Vinylism」なんで、もう少しアナログも紹介しなきゃなぁ、とは思っておりまして、とりあえずちょっとまえにりりーすされたの。

Mathew Jonson を中心とした数名で運営される Wagon Repair 。このレーベルのリリースに関しては必ずしも Mathew Jonson の意向がはたらくわけではないようなのだけれど、それでもきちんと Mathew Jonson の音楽性を軸とした方向性が定まっていて、ますます独自の色を強めつつあります。

そしてそれはこの Mathew Jonson とHrdvsion こと Nathan Jonson の兄弟ユニットである Midnight Operator のデビューEPによく表れていて、少しダブ・ステップを思わせるブレイクビーツと、歪んだ音色のシンセが織り成すサイケデリックな高揚感がとてもユニーク。そこに絡むテックな感じのシンセも意味不明。裏の Mathew Jonson の “Return of Zombie Bikes” のリミックスも聴いた感じは同じで、正直異質さは感じるんだけど、でも何ともいえない中毒性があってかっこいい。
ホントこの人はどこまでいくのでしょうか。

視聴
[Tracklist]