Metallica / 1984/11/22 Toulouse, FRA (Self Released) mp3

Metallica / 1984/11/22 Toulouse, FRA
http://www.livemetallica.com/

今日もちょっと軽めの更新で。

っつうことでナップスターのときにギャーギャー言ってたのが嘘のように、今では色々配信している Metallica が、自身のサイトで配信している1984年のライブ音源。

基本的に私は Metallica に関してはファースト絶対主義者なので、セカンド・アルバムのツアーである今作にはそれほど感慨はないんだけど、Cliff Burton 存命中のライブという事で、2曲目に収録されているクリフのソロが非常にかっこいい。
ディストーションやエコーなどのエフェクトを駆使しながら、ベースともギターともつかぬ音色で奏でられる演奏は、色彩豊かで美しく、改めて聴いても良いベーシストだなぁとおもう。

ただそれ以外の部分に関しては、 James Hetfield のヴォーカルが適当すぎて、ちょっと何度も聴くにはきついかなぁ。
まぁフリーにしてるっていう時点で、メンバーもそれほど気に入っている演奏じゃないんだろうけど。

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METALLICA / DEATH MAGNETIC (UNIVERSAL) SHM-CD

METALLICA / DEATH MAGNETIC
http://www.metallica.com/

私が今まで聴いたことのあるメタルのバンドの中で、もっとも偉大なバンドだと思うのは METALLICA なんですが、その理由は単純で、『Kill ‘Em All』というアルバムを作ったから。では『Kill ‘Em All』の何をそんなに評価しているのかというと、あの殺気にも近い緊張感であったり勢いなんですね。

そういった意味では前作の『St. Anger』って自分の中では非常に評価の高い作品なんだけど、その後のライヴでは昔の曲のオンパレード、挙句の果てには『Master of Puppets』の完全再現(過去記事)なんかしたりして、『St. Anger』でせっかく掴んだものを自ら手放しているような印象さえ抱いたものでした。

そして前作から5年ぶりとなる『DEATH MAGNETIC』は予想通りの原点回帰作。なんでもプロデューサーの Rick Rubin の提案だったようで、「変化を求めるあまり、自分の得意なものを避ける必要はない」っていうのはそのとおりだと思うんだけど、じゃぁ今の自分たちに昔みたいなことが出来るかっていると、それはまた全然別問題なわけで、精神的にも年齢的にも、また環境的にも昔の METALLICA になど戻れるはずがない。そこを『LOAD』『RELORD』で学んだ現代的な方法論と、独特すぎる音作りで補完してみせたのが『St. Anger』だったのに、それを捨てて体裁だけ繕ってみても、そんな作品は退屈なだけ。

個人的には、『LOAD』『RELORD』で垣間見せた、 James Hetfield の歌ものシンガーとしての魅力に焦点を当てた作品を作るのが、バンドの方向性としては一番自然なように思えるんだけど、それはそれで予定調和すぎてつまらないのかもしれないし、かといって本作はメタルとしては角が立ったところがなさ過ぎる。

まぁ私は1枚目が最高、評価の高い2枚目と3枚目はその1枚目の残り香で何とか体裁を保っただけ、と考えているかなり極端な人間なんで、普通に METALLICA 聴いてる人の実感とかなりかけ離れているのは間違いないんだろうけど、それでもこの作品が絶賛でもって向かえらるのって、それこそ予定調和の極みのように思えるのだが。

Metallica - Death Magnetic
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Metallica / Live 2006/08/13 Osaka, Japan (livemetallica.com) mp3

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http://www.livemetallica.com/

少し前に CDJournal.com のニュースを見て思わず買ってしまった、MetallicaSUMMER SONIC でのライヴ音源。

現在活動しているメタル・バンドの中でも最も古い部類に入る Metallica は、例えば Iron Maiden Judas Priest のように全盛期の自分たちのパロディを披露すれば許されてしまうバンドと違って、メタルの進化という命題を背負わされてる部分があるので、年齢との折り合いの付け方というのが非常に難しいバンドだと思います。だから「Rocktallica」とか分けわかんない事言ってた時期は、その重圧から逃げてただけとしか捉えていないんだけど、それでもその寄り道を無駄にせずモダンなメタルへと仕上げてみせた『St. Anger』は結構評価していたんですが。

その後ツアーでは昔の曲ばかりを演奏しているという話を聞いてどうにも納得できなかったんだけど、ここでのセットリストはその極みって感じ。
なんたって『Master of Puppets』を丸々完全再現ですからね。まぁアルバム発売から20年という記念みたいだし、フェスというお祭りでのセットリストに文句いってもしょうがないのは分かってるんだけど、それでも昔ほどのテンションは望むべくもないのに、完全再現なんかすることに何の意味があるのかと思ってしまいます。しかも他の曲も80年代の曲が妙に目立つし。それに輪をかけて演奏がなんともユルイ。これじゃぁちょっとファンサービス以外の意味を見出せません。
しかも1曲披露されている新曲が、跳ねたリズムと南部っぽい薫りが印象的なロックン・ロールでさらによく分からん。なんかこのバンドがどこへ向かおうとしてるのかよく分からなくなってきた。

購入→livemetallica.com
[Tracklist]

DREAM THEATER / MASTER OF PUPPETS (YTSEJAM) CD

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http://www.ytsejamrecords.com/

ものすごく記憶が曖昧なんだけど、Dream Theater って同じ国だか都市だかで何回か続けてライヴをするときは、通常のセットリストではなく過去の名盤の丸々カヴァーを披露するという決まりを設けています。
そして彼らのデモ音源やライヴ音源をリリースするバンド公認レーベル、 ytseJam からそういったライヴ盤が何作かリリースされてるんだけど、これはその中の一つで、Metallicaこれのカヴァー。

っていうか注文したの5月だったと思うんだけど、やっと来たって感じ。しかも英語分かんないのでたのむ時も四苦八苦でした。なので感慨もひとしお。

でも実際聴いてみたのはちょっと微妙かも。まぁ予想していた事ではあるんだけど、やっぱり James Hetfield に比べると James Labrie の声が軽いもんで迫力に欠けるんですよね。
あとギターも1本なのを補うためなのかベースの音が妙にでかくて(っていうか低い)、どうもサウンドのバランスが悪いです。かといってマニアックにフレーズの違いを探して楽しむほど元のアルバム好きでもないし。
元々演奏力には定評のある人たちなんで技術的には問題ないんだけど、自身と対象の性質に差がありすぎたのかなという気がします。

まぁ、いずれにしてもマニア向け。
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