SEEDA/S.L.A.C.K./ZEEBRA / White Out… (CONCRETE GREEN) CD

SEEDA/S.L.A.C.K./ZEEBRA / White Out... (CONCRETE GREEN)

SEEDA が S.L.A.C.K. 、 ZEEBRA と組んで2010年末に出した限定シングル(なんだけどまだアマゾンで売ってるね・・・

タイトルや時期から分かるとおり今作はクリスマス・ソングで、 S.L.A.C.K. の手による、アンビエントっぽい上モノの、ほとんどリズムのないトラックが分かりにくいと、当時面子のわりにはあまり評判はよくなかった記憶があるんだけど、3人ともきちんとラップ自体にグルーヴがあるのでリズムに関しては特に気にならないし、普段テクノを聴くことの多い私には非常に耳なじみがよく、今聴いても好きな曲です。

まぁ今作に関しては、こんな綺麗なトラックの冒頭で「クリスマスビ~チッ」とか言ってしまう S.L.A.C.K. が最高なので、それだけで満足です。

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Budamunk & S.l.a.c.k. / Buda Space (DOWN NORTH CAMP) CD

Budamunk & S.l.a.c.k. / Buda Space (DOWN NORTH CAMP)
http://www.myspace.com/dogearrecordstokyojapan

以前、っていうか多分10年以上前だと思うんですが、「Beat UK」という深夜の音楽番組で Gravediggaz のライヴを見たことがありまして。
今でこそヒップホップもそれなりに聴くようにはなったものの、当時の私はメタルにずっぱまりの時期で、メタルのいろんな意味でかっちりとしたところになれていた私には、ステージ上で酒飲んだり煙草吸ったりしながら、歌ともしゃべりともつかない言葉を吐くそのだらしなさにずいぶんと嫌悪感をおぼえたのでした(ちなみにやってたのこの曲)。

まぁそれから色々あってヒップホップを聴くようにはなったんですが、そんな記憶があるものだから、ヒップホップはだらしなさをも内包する音楽なのだという印象があります。

なのでそんな私からすると日本のヒップホップはどれもこれもかっちりしすぎな気がするんですよね。
しかし S.L.A.C.K. のファーストアルバムを Budamunk がリミックスした本作は、 Budamunk の作る引きずるようなビートの上に、さらにそれを後ろから追いかけるような S.L.A.C.K. のラップがのっていて、その全てが半テンポ遅れる感じはそうとうだらしないのだが(ルーズって書いたほうがいいんですかね)、それでもトラックとラップが一つのグルーブを描き出していて、この後ろノリともいえるグルーブこそヒップホップの大きな魅力の一つだと思うし、また日本のヒップホップに足りないもののように思える。

試聴