http://www.sonymusic.co.jp/Music/Info/thebrilliantgreen/
もうそんな経ってたっけって感じなんだけど、5年ぶりの活動再開なんだそうで楽しみにしてたんだけど、聴いてみれば拍子抜けするくらいいつもの the brilliant green 。2曲とも適度に力の抜けたアコースティック・ポップで(アレンジ上エレクトリック・ギター使ってるけどね)、まぁもちろん悪かろうはずがないんだけど、この人たちってこんな普通だったっけ?
brillirant green が10年前にデビューしたときって、彼らの洋楽的センスって際立って聴こえたものだけど、今作でそれがあまり感じられないのは、5年前に比べ日本のチャートにも随分変わったからということではなく、80年代から90年代初期のイギリスを参照点としたであろう彼らのセンスを、あまり磨くということをしなかった結果なんじゃないですかね。つまりはちょっと古臭い。
まぁそんなこといったら日本のチャートなんて未だに90年代的価値観を引きずった音楽ばっかなのかもしれないけど、ちょっと期待が大きかった分肩透かし。しかもこの後ベスト盤でしょ?これで終わりということなのか、それともベスト盤で復活をアピールしてということなのか。とりあえず後者だといいんですが。