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アルバム全体のBPMが統一されていて、全作のマスタリングをリョウ・アライが手掛けているということで話題になったW.C recordingsの第6弾。このレーベルからは現在12枚のアルバムが出ているようだけれど、私が持っているのはこの1枚だけ。視聴したらクリックっぽかったのでなんとなく買ってみました。
でも実際聴くとちょっと違うかなぁ。音の霧の向こうからビートが近づいてくるかのような1曲目はそれっぽいけど、残りはディープなテクノといった趣。その中でもアシッドっぽかったりベーチャンだったり、はたまた卓球みたいなディスコノリだったりと、それなりにヴァラエティはあるものの基本的にかなり地味。でもその割にはビートや音色の魅力に乏しくて、地味というよりは無機質な感じがしてしまい、1枚聴きとおすのは少々ツライかなぁ。
このレーベルはアート・ワークにも統一感があるし値段も手ごろなので、全部集めてみたい気にはなるんだけど、もう少し様子見といった感じでしょうか。