DOBERMAN INFINITY / THE LINE (TOY’S FACTORY) CD

DOBERMAN INFINITY / THE LINE (TOY'S FACTORY)
http://dobermaninfinity-ldh.jp/

LDH 所属の5人組 DOBERMAN INFINITY が2015年に発表したファースト・アルバム。

バイオについては書くの面倒なのでオフィシャルサイトから引用するんだけど、

2014年6月、DOBERMAN INC として活動してきた、KUBO-C (クボシー)、GS (ジーエス)、P-CHO (ピーチョウ)の3人に加え、札幌のクラブシーンを中心に全国で活動し、また劇団EXILEのメンバーでもある“野替愁平”ことSWAY (スウェイ)と、「EXILE Presents VOCAL BATTLE AUDITION 4」ファイナリストの「KAZUKI (カズキ)」を新メンバーに加え、ユニット名を「DOBERMAN INC」から「DOBERMAN INFINITY」へ改名し活動を開始。限界のない可能性への挑戦が始まる。

とのことなんですが、ビデオとか見ると、後からの加入ながら歌もこなす(ついでに若くてイケメンな) SWAY と KAZUKI が明らかに前面に出ていて、元からのメンバーである3人は、おまけというのは大げさにしても、2人のパートからサビにかけてのつなぎにしかなっておらず、特に DOBERMAN INC に思い入れのない私からしても少々切ない(ほとんどの曲で「LDH」ってコールはさんでくるのもね・・・)。

音楽的には Exile の音楽をヤンキー成分強めにして、完成度を数段下げたものでしかないので、書くべきことはないんだけど、日本でヒップホップ(というかラップ?)というと、類型的なヤンキーのイメージが強い事が感じられて、これまた切ない・・・。

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EXILE / FANTASY (rhythm ZONE) CD

EXILE / FANTASY (rhythm ZONE)
http://exile.jp/

あまり実感のない、とかくフワフワとした人気を集めている事から馬鹿にされがちな EXILE なんですが、基本足し算の音楽とされる J-POP の中にあって、ひたすら拡大路線を続ける EXILE はそれだけで評価できると私なんかは思っていて、彼らには「テニスの王子様」に近い面白さを感じるんですよね。

そして今作も、9曲入りとアルバムサイズにもかかわらず、「ダブルマキシシングル」とシングルであると言い放つ辺り、どこかの誰かさんと違ってブレがないなぁ、とは思いつつも、それが音楽的な面白さにもつながっているかというのは別の話で、ほとんどが爽やかなダンス・ポップか甘いバラードで、その手の曲は総じて退屈。

しかし先のワールドカップ日本代表サポートソングである “VICTORY” は、音楽性度外視で勇壮な男声コーラスやラテン・パーカッションなど如何にもな記号をちりばめた、分かり易過ぎるくらい分かりやすいさすがの出来だし、自身の代表曲の改作である “24karats STAY GOLD” はド派手なヒップホップ・トラックが彼らによく合っているし、ほとんどのラッパーの売り上げが下がる一方のこのご時世では、ブリンブリンな雰囲気を纏える唯一のアーティストではないか、なんて事まで思ってしまう。またいつも通り意味性を一切排し、ヒップホップ的な空気のみを撒き散らす DOBERMAN INC の仕事も素晴らしい。

あと Bach Logic が1曲インストを任されていて EXILE からの信頼の厚さがうかがえるが、これが10年遅れのデジタル・ロックみたいなトラックで何ともかんとも。まぁ興味のある方はどうぞ。

FANTASY

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EXILE / THE HURRICANE ~FIREWORKS~ (avex) CD

EXILE / THE HURRICANE ~FIREWORKS~ (avex)
http://exile.jp/

J Soul Brothers から始まり足して足してでいつの間にか14人になった EXILE の、現体制になってからは2枚目のシングル。

メインとなる FIREWORKS” はCMで流れてたビデオ見ると和の要素をふんだんに盛り込んでいて、何とも奇妙な世界観になっていたけど、曲のほうも全編三味線が鳴っていたり、最後に花火の音が挿入されていたりと、こちらもやっぱり和の要素が感じられるものの、他の部分に関しては打ち込みのダンス・ポップなので、ちょっと聴いただけだと、どうにもちぐはぐな印象を受ける。
しかし慣れてくると、三味線の乾いた音色が実に心地良く、また曲のほうも常に足し算の美学さえ感じられる重厚さで圧倒される。途中で入る、ヒップ・ホップという雰囲気だけを強烈に振りまくラップもいいアクセントになっているし(DOBERMAN INC らしいです)、今まで聴いたことのある EXILE の曲では断トツで好きな曲です。

で、次の “優しい光” は甘ったるいバラードでどうでもいいんだけど、3曲目の FLO RIDA が参加した “THE NEXT DOOR -INDESTRUCTIBLE-” も、ギターが大胆に導入された派手なトラックでかっこいい。 FLO RIDA はもちろんのこと EXILE も英語で歌っているんだけど、いい意味で J-POP らしい胡散臭さが満載で実に楽しい。

しかし EXILE ってアルバムどんな感じなんですかねぇ。もしこの2曲みたいなのが多いんなら、ちょっとファンになってしまいそうだ。

EXILE - THE HURRICANE ~FIREWORKS~
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EXILE / The Birthday ~Ti Amo~ (avex) CD

EXILE / The Birthday ~Ti Amo~
http://exile.jp/

何気に EXILE ってまともに聴くの初めてなんだけど、なんでも彼らの28枚目のシングルなんだそうで。

どうも EXILE って、頭剃り上げたいかつい兄ちゃんが甘い声出してるのが気持ち悪くて、イマイチ好きになれないんですが、 CD だと当然音だけで映像がないので、そうやって聴くと意外に悪くないですね。

まず1曲目の “Ti Amo” は、いかにもといった感じの甘いラブ・バラード。歌詞では不倫という関係の中で、葛藤する主人公が描かれてるんだけど、惜しいのは女性視点の歌なんだよね。これで男が妻と恋人の間でウジウジとしまくるような歌詞だったら、私の好きなダメ男 R&B なんだけどなぁ。でも悪くないです。

2曲目はベスト・アルバムからのカットらしくて、それに VERBAL のラップを乗せたもの。シャンプーの CM で使われてる曲ですね。でもこの曲はどうでもいい感じ。

そして問題なのが3曲目の “24karats” 。以前 SoweluDOBERMAN INC と組んで出した曲のヴァージン違い。
私は韻踏合組合、中でも OHYA が好きだった人間なんで、 DOBERMAN INC ってずっと避けてきたんだけど、色んなところでラップが上手いという文章を見ていたし、最近の Bach Logic の出世ぶりもあるので、けっこう楽しみにしてたんだけど、う~ん、これって上手いっていうのかなぁ。私には単なる没個性にしか思えないんだけど。まぁ華やかなこの曲には合ってるかな。

4曲目は何故かデビュー曲 “Your eyes only ~曖昧なぼくの輪郭~” の再録。昔からこの曲ってどこがいいのか分からないんだけど、それは今回の再録でも変わらず。っていうか昔のヴァージョンとどこが違うのか分からん。

なんか文章にしてみるとけなしてばかりになってしまいましたが、これでも楽しめた方なんですよ。まぁ期待値が相当低かったしね。さすがにこれがアルバムとかになるとキツイけど。

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