Donnacha Costello / Complete Colorseries (Self Released) File

Complete Colorseries
https://donnachacostello.bandcamp.com/

そしてこちらもお久しぶりといった感じの、Donnacha Costello さんの編集盤。

昔の記事で書いているように、この人は2004年ごろからリリースした『Colorseries』という連作12インチで話題になった人なんですが、今作はその音源を纏めたもの。

多分2004年ってまだクリック・ハウス全盛で、ミニマル・ハウスやディープ・ミニマルには移行しきってなかったと思うんだけど(記憶が曖昧)、今作はアシッドやミニマル・ダブなど色々なスタイルを試みているのがせいなのか、クリック・ハウス然とした感じはほとんどなく、思ったほど古びていない。

まぁそれでも音の線とかは、今のものと比べるとさすがに細いんだけど、当時12インチを買えなかったものとしては、こうやって纏めてくれただけでもうれしい。

ちなみに今作は、最初値段がついていたのが、最近になって「name your price」に変更されているんだけど(他の過去作も)。それと同時に今年出るアルバムの予約が bandcamp 開始されたので、これは新作のプロモーションの一環なのかと思ってたんだけど、新作はすぐに bandcamp から消されちゃったのよね。あれは何だったんだろう・・・。

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DONNACHA COSTELLO / 6×6=36 (MINIMISE) CD

DONNACHA COSTELLO/6x6=36
http://www.minimise.com/

この人は古くは Mille Plateaux からリリースしていたりもしたんだけど、注目されだしたのは比較的最近で、自身のレーベル Minimise を立ち上げカラーシリーズをいう連作を始めてから。そのカラーシリーズは Mike Ink の Studio 1 を彷彿とさせる各シングルごとに色付けがなされていたんだけど、あくまでミニマリズムを追及した Studio 1 と違って、こちらは結構さまざまなスタイルが試されていたようです。
そして新たに始まったのが6分前後の曲6つからなるこのシリーズ(タイトルまんまですね)。まぁ6曲、つまりシングル3枚にしかなんないんであっという間に終わっちゃったんだけど、そのシリーズをCDに纏めたのがこのミニ・アルバム。

私はこのシリーズのコンセプトがどういったものなのかは知らないんだけど、基本的に m_nus なんかに近いアシッドがかったモノトーンなミニマル・テクノ。正直この6曲だけだとこの人の個性というものがイマイチ見えてこないんだけど、強いて挙げれば軽やかさですかね。往々にしてこの手のミニマルというのはグルーヴも音作りも重くなりすぎるきらいがあって、まぁ個人的には重い方が好きなので大歓迎なのですが、あくまでミニマルに徹していながら軽やかさを失わないこのアルバムは少し新鮮に響きます。

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