Karafuto / Funky Squad Remixes (KODAIRA TRACKS) 12″

Funky Squad Remixes
http://www.kodairatracks.com/

d’Kawa と Petetok が主宰するレーベルから、 Karafuto こと田中フミヤが96年にリリースした曲のリミックス盤。なんでまたこの時期に、しかもこのレーベルからなのか全く分からないんだけど、まぁリイシューというのは大抵そういうものだから、気にせずにおきましょう。

私はオリジナルは聴いた事がないので、そこら辺の比較は出来ないんだけれども、基本的にみなさん今っぽいミニマル。

本人である Karafuto のリミックスは、ディレイこそ聴いていないものの、ベース・ラインがまんまミニマル・ダブな、かなり重たいミニマル。2006年に Yoshiki と出した『patch works EP 1』に近いっちゃぁ近いんだけど、でもここまでベースを出したのって、田中フミヤにしては珍しい気がします。

他の人によるリミックスは、レーベル主宰の2人によるものは、ファンキーなミニマルで、可もなく不可もなくといった感じ。そして残りの一人は Toni VokadoElectric Avenue から出していたときの人気ぶりはどこへやら、名前聞くのずいぶんと久しぶりですが、相変わらずトラックの質は高い。わりと他の人が音を詰め込んでる感じなのに比べ、彼はよりすき間を作る事によってグルーヴを動かしていて、この中では断トツでダンサブル。
やはり眠らしておくには勿体無い才能です。

試聴

KARAFUTO/Shift to the other time – KARAFUTO Live mix at UNIT 28.1.2006(disques corde)CD

KARAFUTO/Shift to the other time - KARAFUTO Live mix at UNIT 28.1.2006
http://www.corde.co.jp/

依然としてリリース・ペースの落ちない田中フミヤの別名義、 KARAFUTO の前作から6年ぶりとなるミックスCD。

その前作『DJ MIX 1/2』は、エレクトロニカが様々な方面へ波及していく様を捉えた素晴らしい作品だったけど、今作では殆ど本人名義のときと差がないようなミニマルが選ばれています。彼は INDIVIDUAL ORCHESTRA 名義のアルバム(過去記事)のアルバムでも四つ打ちに接近していたように、最近では名義ごとの違いをそれほど明確にはしていないようだけれど、それでもここの収められているDJは本人名義とは違うものだと思います。
本人名義のときはミニマルな漆黒のビートを紡いでいくという印象があるけれど、ここでのプレイはもっと色彩感に富んだものであり、一番違うのはグルーヴがテクノではなく明らかにハウス的なものなんですよね。そして彼にしては珍しく(最近はどうなんだかよく知らないんだけど)1曲を長めにかけるロング・ミックスで、しかし何の違和感もなくグルーヴが紡がれていくのがとても気持ちいい。

田中フミヤはこれ以降も毎月のように何かしらのリリースがある予定なんだけど、その中でも早く本人名義のミックスCD(DVD?)と聴き比べてみたいところです。

視聴→KARAFUTO - Shift to the Other Time - KARAFUTO Live Mix At UNIT 28.1.2006

購入→amazon
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KARAFUTO/Light Blue EP(UNTITLED)10″

light blue.jpg
http://www.fumiyatanaka.com/

では、田中フミヤの曲でクリックっぽいのといえば私はこのシングルが1番に思い浮かびます。これってもう5,6年前になるのかな?田中フミヤがカラフト名義でシングルを月1ペースでリリースする月間カラフトの第1弾。
彼の作品にしては弱弱しいとつとつと鳴るキックと、歌うようなハットが印象的な曲で、昔のフォース・インクに近い感じも。
B面の方はドープなリズムに幻想的な女声コーラスが乗るアブストラクト・チューン。非常に捉えどころのない感じの曲なのですが、月間カラフトの中では私は1番好きかな(でも勿論”shadow”は抜かしてだけど)。
でも今日久しぶりに聴いたんだけど、2曲ともあんまり古びてないですね。そこは田中フミヤのセンスもあるんだろうけど、シンプルな曲はあんまり時代に風化しないということでしょうか。