無名の新人ながらラコステのイメージ・アーティストに抜擢され話題になった女の子のデビュー・アルバム。
この手の洋楽ポップスってＣＤで聴かなくなって久しいんだけど、ラジオで”ＩＴ’Ｓ ＯＶＥＲ ＮＯＷ”を聴いたら懐かしい気持ちになって買ってしまいました。懐かしいとはいってもこの作品自体はもちろん古いものではないんだけど、この曲の持つ雰囲気やサウンドが、自分が昔音楽を貪るように聴いていた時代を思い出させるんですよね。ちょうど１０年位前、熱心に「Ｓｈｏｗｂｉｚ Ｔｏｄａｙ」や「ｂｅａｔ ＵＫ」を熱心にチェックしていたころです。っていうかですね、この曲ってＡＣＥ ＯＦ ＢＡＳＥの”Ｓｉｇｎ”に似てるんですよね。そこら辺が私にはどうにもノスタルジックで心地よい。
そしてアルバムもほとんどの曲がちょいレゲエのりの４つ打ちポップス。基本的にどの曲も淡々としているんだけど、メロディは非常にポップで彼女の透明感のある歌声とあっていていい感じ。正直この人ならではという強烈な個性はまだ見えないんだけど、北欧らしい美しい透明感はやはり魅力的です。
でもこれ聴いてノスタルジーにはまるなんて歳を感じちゃいますね。
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