ついでにこちらもゲットーつながりで。そして1曲目のタイトルが “住之江、大阪” なので、この人も大阪の人。
彼はこのアルバムの何曲かでダブへの愛について語っているのだけれど、面白いのはダブに強いこだわりを持ちながらもハウスを作ったことにより、出来上がったのは Moodymann 等を想起させるダウンテンポ・ハウスだというところ。日本ってデトロイト・ハウスの人気があるわりには、そのフォロワーってあまり聞かないのでこれは新鮮。しかもこちらはダブらしく太くも角ばった歪な形をしていて、それが非常にかっこいいディープ・ハウスとして鳴っているのだけれど、そこに自身の飄々とした語りを乗せているのだから堪らない。多分嫌いな人にはただ邪魔なだけなんだろうけど、個人的にはこのギャップがかなり好き。
昨年出たこのアルバム以降にも、今年に入って早くも3枚のアルバムを出しているので、それも是非聴かねば。
01. 住之江、大阪
02. misstake
03. 強烈なパンチライン
04. 日曜の朝
05. あるようでないメッセージ
06. あるようでないメッセージDUB
07. ないないLETSGO
08. AFRICA
09. A-FU-HA&FUFUN
10. DUN-PA
11. リスペクトスタイル