SFDK / Tesoros y Caras B

SFDK / Tesoros y Caras B

以前ある雑誌で MOODMANBasic Channel のリマスター盤について「テクノにとって音というのは曲そのものだから、リマスターで違う曲に生まれ変わったといっても過言ではない」みたいなことを書いていて(すいません、うろ覚え)、なるほどなぁと思った記憶があるんですが、その論に沿うならば、言葉が大きな部分を占めるヒップホップにおいて、ラッパーの言語が変わるというのはそれだけで曲の印象を左右するものなのだな、ということに今更ながらに気づきまして、英語と日本語以外の言語のヒップホップも少しずつ聴くようにしているのですが、今作は Zatú と Acción Sánchez による二人組み SFDK のフリーのミックステープ。

彼らはスペインのグループで(当然ラップもスペイン語)、1993年から活動しているそうなのでけっこうなベテランさんですね(ちなみにここに書いた情報は全部 wikipedia からです)。

で音の方はというと、一時期流行ったレゲトンとかの陽性のノリを、オーソドックスなヒップホップの音でやっている感じで、基本的にはゆるいものなんだけど、そこに忙しない早口のスペイン語のラップが乗ることで、ちょっとずれたノリが生まれていて、なかなかに楽しい。

あとラップしている方の、いかにもおっさんといった感じの声もいい味出してます(笑)。

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