SiS / x mas freedownload album (Self Released) mp3

SiS / x mas freedownload album
https://www.facebook.com/sisofficial

ベルリンを中心に活動するプロデューサー、 Sis が2016年末、クリスマスに発表したフリー・ダウンロードのアルバム(記事にする時期逸しまくってますが、まだ落とせる)。

以前は Sei es drum からシングル出したりと(関連記事)、レコ屋でも名前を見ることが多い人だったものの、最近ではあまり見なくなっていたので、クリスマスに関連付けてとはいえ、このタイミングでまとまった作品集が出てくるのは正直意外だったんですが、出来は思いの外良い。

ゆったりとした四つ打ちにオリエンタルな上モノが乗る “Oud” に始まり、アコギと声ネタの絡みが軽快な “Baoum” 等、どれもこの人らしいオリエンタルな上モノのパーカッシブなミニマル・ハウスなんだけど、あまり作りこまれた感がない分、ネタ選びのセンスの良さが出ていて、ここら辺は作品は出していなくとも、DJ を続けているがゆえなんでしょうか。

これを機に、またシングルどんどん出してほしいものです。

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SLEEPARCHIVE / ARCHIVE NUMBER 013 (Sleeparchive) Flac

SLEEPARCHIVE / ARCHIVE NUMBER 013
http://www.sleeparchive.de/

なんだかんだで地道に活動してる Sleeparchive さんのシングル。

まぁこの人の場合は音がミニマルな分、時代がどうなろうと変わらない感じなので、今作もいつもの Sleeparchive ではあるのだけれど、その変わらなさは素晴らしいなと。

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Soulphiction / Riot Party II (Musik Krause) Flac

Soulphiction / Riot Party II
http://musikkrause.de/

Musik Krause から Soulphiction が2014年に発表した EP の続編。

今作に関しては何はなくとも1曲目の “Misty Roots” で、揺らめくようなオルガンとビートの絡みが気持ち良くて、本当に好きすぎる。この人はハウス系の人にしては珍しく短い曲の方が良いものが多い気がするんですが、今作も大当たり。残りの2曲も、ファンキーな “Bricks” と、低音の歪んだデトロイト・ハウスな “Amerika” ともに良く、3曲しか収録されていないのが非常に惜しい。

この人に関してはそろそろアルバム聴きたいところなんですが、その前に、今作の続編でパーが出る感じなんでしょうか(前作がグー、今作がチョキなので)。

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Șerb / Transient Recs 1 (listen2me) Flac

Șerb / Transient Recs 1 (listen2me)
http://listen2me.ro/

ルーマニア系っていいますと、音数を絞った乾いた音色で、展開のあまりないミニマル・テクノ/ハウスを連想してしまうんですが、Șerban Ilicevici のユニットである Șerb のシングルは、そういった音を想像していると少々面食らうかもしれない。
というのも空間的に広がりのあるシンセと、動きの多いながらも太いベースは、どちらかといえばミニマル・ダブの要素を感じさせるもので、上記のような音とはかなり隔たりがあるんだけど、一方で、そういえばルーマニアって Cosmin TRG もいたな、と考えると腑に落ちる音にもなっていて、彼の地のテクノとベース系の交錯点としてなかなか興味深い。

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SIT / SIDEWAYS LP (Amphia) 5LP

SIT / SIDEWAYS LPSIT / SIDEWAYS LPSIT / SIDEWAYS LP
http://www.amphia.ro/

ルーマニアの若手の中でも注目度の高い Cristi Cons と Vlad Caia が運営するレーベル Amphia から、その二人によるユニット SIT のファースト・アルバム。2015年末から半年くらいかけて 2LP で2枚と 1LP の3回に分けて発売された、実質5枚組にもなる大作。

1曲目の “Assemble” がゆったりしたミニマル・ダブ、2枚目に収録された “Moody” がアブストラクトなヒップホップ、3枚目の最後を飾る “Shadow” がエレクトロっぽかったりと、1枚に1曲は意外性があるというか、アルバムらしい曲が収録されているんだけど、それ以外は比較的直球のミニマル・ハウス。そのどれもが悪くはないんだけど、これだけ曲数あるわりには幅がなくて、これだったら曲数半分でよかったんじゃない、って気がしてしまう。
CD用とかに纏めて再編集とかしてくれると、また印象変わる気もするけど。

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Sleeparchive / And in His Eyes I Saw Death (Sleeparchive) flac

Sleeparchive / And in His Eyes I Saw Death (Sleeparchive)
http://www.sleeparchive.de/

ミニマルといえばこの人を忘れてはならない、という感じの Sleeparchive こと Roger Semsroth さんのシングル。

レーベルとしての Sleeparchive は昨年までリリースがしばらく止まっていたものの、アーティストとしての Sleeparchive は緩やかながらもリリースは続いていたんですが、そのどれもが以前の彼のスタイルの縮小再生産のように思えて積極的に聴く気にならなかったんだけど、今作はかなり良い。

とはいっても今作が何か新しい事をやっているのかというとそんな事はなく、荒々しいリズムで押し通すいつもの Sleeparchive なんですが、私が好きな5番~7番の頃を思わせる勢いがあり、それだけで嬉しくなってしまう。

中でもキックの低音と連打されるドラムが鼓膜を揺らす “And in His Eyes I Saw Death” と、地鳴りのようなベースとキックが強烈な “The Maid in the Kitchen” は白眉。

Sleeparchive も気がつけば10年選手ですが、これからもまだ楽しませてくれそうです。

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STL / At Disconnected Moments (Something) 2LP, File

STL / At Disconnected Moments (Something)STL / At Disconnected Moments (Something)
http://www.something-records.com/

STL こと Stephan Laubner が2014年2月に発表したアルバム。
今作は初めて Something 以外のレーベルである Smallville からのアルバムリリースという事で話題になった(シングルは他のレーベルから出してたけど)んですが、何か気に食わなかったのか、ほぼ同内容のアルバムを Something からもリリースしていて(しかもこちらの方が1曲多い)、相変わらずこの人はよく分かりません。
ということで私はアナログを Smallville の、データを Something からのものを買っています。

この人って元々はくぐもった音色のデトロイト系のロウ・ハウスを量産していたんだけど、今作はその時期に比べると随分とスッキリした音作りのミニマル・ダブになっている。まぁスッキリしてるといっても、それはあくまで以前の STL と比べてなので、一般的なレベルでいえば十分くぐもった音色ではあるのだけれど、あの音込みで STL の個性だと思っている人間からすると、ちょっと漂白されたような印象が強い。

全体の作風としては STL らしさは十分に出ている完成度の高いものだし、歪んだ低音と甘い上モノの対比が美しい Amelie’s Dub” 、強迫観念的に次々に音が押し寄せる “Ghostly Ambit” など、いい曲も少なくはないんだけど、どうしても物足りなさを覚えてしまうのです。

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F L A C O, Chester Watson, ichiro_, Villain Park, PONY×KURABEATS, SUB SELECTOR

IKWYDLS _)F L A C O / IKWYDLS 🙂
インディアナのラッパーさんのミックステープ。最初インドの人かと思って落としたら違ったっていう。
鼻歌っぽい感じのラップが多くて、まぁ今どきな感じ。素っ頓狂な感じとかかなり好きなんだけど、もうちょい個性が欲しいか。
DownloadChester Watson / Nü
フロリダの17歳のラッパーの曲(写真見ると10代に見えないけど・・・)。どっしりとしたトラックと、テンション低めのラップがあっていてカッコいい。
NERITAKA epichiro_ / NERITAKA ep
練馬出身のトラックメイカーが今年1月に出したビートテープ。いつもよりエレクトリック成分高め。
SAME OL SHIT - COMING SOONVillain Park / We Out To Get The Money
L.A のラッパー4人組の曲。写真見る限りまだ10代っぽいんだけど、曲はオールドスクールノリ。でも微妙にテンション低目な感じが面白い。「SAME OL SHIT」っていうアルバムかミックステープがもうすぐ出るみたい。
ポニーピー'TURBOPONY×KURABEATS / ポニーピー’TURBO
山梨のラッパー PONY の作品を、東京のラックメイカー KURABEATS がリミックスした作品。湿り気のあるラップといい、ドラムが前に出たトラックといい、古き良き日本語ラップという感じ。
DownloadSUB SELECTOR / TIME TRAVELLER
そもそもどっちがアーティスト名でどっちが曲名かもよく分からないんですが、疾走感のあるエレクトロでえらいカッコいい。

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Living In Frames, 7 Days Of Funk, Franjazzco, Thom Yorke, McBROVA$

OuterLiving In Frames / Outer
ブラジルの二人組みユニットの、おそらくデビュー作となる EP 。基本的にはエレクトリックなインスト・ヒップホップなんだけど、大仰な上モノが多く、その分リズムも EDM っぽかったりと逞しく、悪くない。ただまだ個性不足かしら。ほぼノンビートの “Can’t Dream” がいい感じ。
N My System7 Days Of Funk / N My System
Snoop Dogg と DaM-FunK によるユニットのフリーのシングル。どうもこの手の水っぽいというか、音がビヨンビヨンしたファンクって苦手なんだけど、この曲はかなりポップで聴きやすい。でももうちょっと Snoop のヴォーカルを聴きたかった。
Chemtrails EPFranjazzco / Chemtrails EP
オーストリアのプロデューサーの4曲入り EP 。基本どの曲も滑らかなグルーヴの洗練されたジュークなんだけど、それに太いリズムと猥雑なヴォイス・サンプルが無理なく同居していてカッコいい。あと “Make U Wanna” って Theo Parrish の曲(曲名忘れた)をサンプリングしてる気がするんだけど、どうだろう。
Youwouldn'tlikemewhenI'mangryThom Yorke / Youwouldn’tlikemewhenI’mangry
昨年の9月にビットトレントを通じてアルバムを発表した Thom Yorke が、今度は昨年末に bandcamp で突然発表した曲。
たしかアルバム合評当時、共同制作者のナイジェル・ゴドリッチがビットトレントはアーティストの取り分が多い、みたいなこと言ってた記憶があるんだけど、結局 bandcamp の方が良かったって事なのかしら。まぁビットトレント面倒なんで bandcamp で出してくれたほうがずっと嬉しいんだけど。曲自体は浮遊感のあるトラックと Thom Yorke の歌声がマッチした良曲。
#BeginningTheMixtape3McBROVA$ / #BeginningTheMixtape3
札幌の 2MC が昨年末に発表したミックステープ。ヒップホップらしいヒップホップ、という風情の曲が並んで入るんだけど、ちょっとこの人たちらしい個性というのがイマイチ感じられなくて、それに加えて韻がそれほど硬くないのもあって、イマイチ印象に残りにくい。ディスコっぽい “Traffic” は良曲。

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SELA., Butane + Someone Else, Kings, Keith Ape, ichiro_

CRACK III 1V.A. / CRACK III
カリフォルニア在住のプロデューサー SELA. が編纂した初期ジュークのコンピレーション(オフィシャルなものかは不明)。
ここの収録された曲の歴史的価値というのはよく分からないんだけど、どの曲も熱量高くてカッコいい。
Santa's Little Helpers 2014Butane + Someone Else / Santa’s Little Helpers 2014
Butane と Someone Else が運営するアメリカのレーベルから、その二人がクリスマスに発表したスプリット。
古きよきミニマルという風情。
First YearKings / First Year
ロンドンのプロデューサー Kings のフリーのアルバム。
この手の甘い上モノと重いビートの組み合わせはやはり好き。
DownloadKeith Ape (feat. JayAllDay, Loota, Okasian & Kohh) / 잊지마 (It G Ma)
韓国のラッパー Keith Ape がフリーで発表した曲。韓国と日本のラッパーがそれぞれ母国語で、しかもかなりテンションに落差があって面白いんだけど、やっぱり最後の Kohh がカッコいい。ビデオも強烈
610452,OK_____ichiro_ / 610452,OK?????
練馬区在住のプロデューサー、ichiro_ のビートテープ。
エレクトリックな音色のジャジー・ヒップホップで安定のクオリティなんですが、4曲で10分にも満たないので、ちょっと物足りないかしら。

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