最近地味なクリック/ミニマル・ハウスばかり聴いていて、テクノとはちょっと距離ができつつある感じがしなくもないんだけど、たまにこういうのを聴くとテクノっていいなぁ~とか思っちゃいますね(単純)。Alexander KowalskiとTorsten Litschkoによるユニットのアルバム。
音のほうはデトロイティッシュなテクノとしか言いようがないんだけど、完成度が非常に高い。この手のアルバムに多いリスニング志向なものではなく、きちんとフロア・ユース。にもかかわらず上もののシンセの美しさと疾走感は素晴らしいものがあります。まぁ、デトロイティッシュとはいっても、本場デトロイトの音とは違ってファンクネスのあまり感じられない、めちゃめちゃ真っ白な、もろヨーロッパな音なんだけどここまでかっこよきゃ文句も出ません。たまにはクラブに行ってこういうので爆音で踊ってみたいわん。