Franck Rabeyrolles という人のソロ・プロジェクトの多分2作目。前作はSonar Kollektivからだったそうだけど、今作は KARAT から。
Sonar Kollektivといえば JAZZANOVA のレーベルで、所謂ジャズ/クロスオーヴァー系。変わって KARAT といえばはっちゃけミニマル・ハウスというイメージなので随分な飛躍ですよね。
でもこの作品は両方のレーベルのイメージから離れた、所謂フォークトロニカ。とつとつとしたリズムに、これまたとつとつと歌とギターが乗るという、まぁ殆ど普通のフォークです。
最近エレクトロニック・ミュージックの側からのフォーク解釈というのが盛んですが、これもそういう流れの中の作品なんだと思います。私はそこら辺の動きってとんと疎いんだけど、時折耳にする音を聴く限り、フォークにあるような音楽的な豊かさが希薄なように思えるんですよね。これもまぁそんな感じ。
Double U/A BOTTLE IN THE SEA(KARAT)CD
