この人の名前も今まで全然聞いたことがなくて、まだまだ自分は知識不足だなぁ、なんてことを考えたり考えなかったり。とりあえずこのジャケのおっさんが本人なんだけど、多分2枚目のアルバムかな。
基本ラインとしてはジャケにも表れているように、ヨーロピアンで耽美な雰囲気のミニマル・ハウス。となるとどうしても Luomo の『The Present Lover』 を思い浮かべてしまいますが、こちらも負けず劣らずの傑作です。
殆どの曲が4つ打ちのハウス・ビートなんだけど、上モノに関してはあまりエレクトロニクスに頼らず、ピアノとストリングスを大幅に導入。そのストリングスもデトロイト系みたいな雄々しい感じではなく、あくまで物悲しいヨーロピアンなもの。これがかなり美しく効果抜群。多分きちんとした音楽の知識がある人なんでしょうね。その分リズムが大雑把なのが多少気になるんだけど、本人のヴォーカルを含め、メロディ的にはこの手の音楽ではかなりレベルの高い方ではないかと。
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『DETAILS』
01. Honest with You
02. Truth
03. Empty
04. World Dissapears
05. Sometime
06. This Time
07. Others
08. Hear This
09. Common Sense
10. Details
11. Bring Me Closer