Dapayk & Padberg/close up(Mo’s Ferry)2LP

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http://www.mosferry.de/index2.html

で、昨日紹介した和尚のミックスCDに足りなかった色気とポップさを兼ね備えたものとして、最近の作品の中から選ぶとしたら断然このアルバム。
実はこのレーベルってあんまり詳しくないんですが、スタート時からわりとポップ志向だったみたいだけど(初期作品とか視聴するとトランスみたい)、ほどなくしてリミキサーに通好みの人選をするようになって、いつの間にか人気レーベルになっていたみたいな印象があります。
そんなこのレーベルの中核を成す Dapayk こと Niklas Worgt とモデルの Eva Padberg (超美人!)によるユニットのファースト・フル。
そしてこれがまた期待以上の素晴らしさ。基本的には Padberg のヴォーカルを生かしたクリック・ハウスなんだけど、そのヴォーカルもあまり歌に寄り添いすぎることなく適度にエディットされていて、いいアクセントになってる。そして何気に活動暦10年を越す Dapayk によるビートが、個人的にはクリック・ハウスの魅力を再確認させてくれて嬉しくなってしまいます。最近ではハード・ミニマルとの垣根がなくなることでビートがどんどん太くなってきているけど、以前はもっと音がスカスカで、特に私としてはリズムがカラカラと回るような感覚がものすごく好きだったんですよね。このアルバムもギラギラしたシンセが乗る攻撃的な曲からムーディなものまで幅はそれなりにあるものの、そのカラカラした音の感覚というのがわりと全編に貫かれているんですよね。そしてフロアとリスニングどちらにも寄りすぎることなく、ある程度の下世話さを持ち合わせながらも下品になりすぎることなく、さらにポップでありながらも実験性も損なわれていないという、非常にバランス感覚に長けたアルバムだと思います。その分突き抜けたものはないんだけど、それでもこの完成度の前には「傑作」というしかありません。

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