イタリアの人たちらしいユニットの3枚目のアルバム。
シャープなリズムにメロウな上モノ、そしてクリアな音色と、どこを切っても懐かしい感じのピュア・エレクトロニカ。昔はこんなのいっぱいあった気がするんだけど、そういえば今こういう音出す人ってあんまりいませんね。そういった意味ではあまりマンネリ感も感じず、ちょうどいい塩梅のノスタルジーも感じられて、全編ひたすら心地よい。
多分ジャケットの壊れた時計は、進化よりも、時を止めてひたすら深化することの姿勢の表れなんでしょう。良いアルバムです。
d’arcangelo / eksel (rephlex)CD
