Regis / Adolescence: The Complete Recordings 1994-2001 (Downwards) 3CD

Regis / Adolescence: The Complete Recordings 1994-2001 (Downwards)

ダメ押しで Regis 。最近になってちょこちょこ過去作を再発している Regis さんですが、今作は昨年末に出した未発表曲も含めたコンピレーション。
このハードカバーつきの3枚組みは超限定だったみたいで、ほとんど日本に入ってくる事なく売り切れちゃったみたいなんだけど(私も海外のサイトで買った)、今年になってから CD 1枚ずつのものが売られているので、音自体はそれで聴ける。

田中フミヤの『MIX-UP Vol.4』にも使われた “Speak To Me” ではじまる本作は、ほとんどの曲が90年代のものなので、さすがに時代を感じさせる、いかにもハード・ミニマルといった感じの曲が多いんだけど、こうやって改めて聴いてみると、思ったよりも bpm は早くないんですね。
それでも最近の曲に比べて早く感じられるのは、やはりベースよりもキックを中心とした直線的なビートによるリズムがほとんどのためで、ここにある「テクノ感」って、確かに今はあまりないかもなぁ、とは思う。

逆にいえばそれだけ古臭さも感じるんだけど、これはいっそ2000年代の音源も纏めてもらって、その変遷というのを聴いてみたいところ。

Regis Complete Works 1994-1996 – Regis(iTunes link)
Complete Works 1997-1998 – Regis(iTunes link)
Regis Complete Works 1999-2001 – Regis(iTunes link)

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REGIS / In A Syrian Tongue (Blackest Ever Black) 12″

REGIS / In A Syrian Tongue (Blackest Ever Black)
http://blackesteverblack.blogspot.jp/

もう1枚 Regis がらみ。 Regis が昨年の夏に Blackest Ever Black から発表したシングル。

ジャケットは手前の人が刃物らしきものを持っているという、何気に物騒なものですが、音の方は変則的なキックのパーカッシブなハード(な)ミニマルで、以前のがちゃがちゃした感じを求める向きには肩透かしかしら。でも個人的にはこのくらいじっくりとグルーヴを組み立てていく曲の方が好きです。

後の2曲に関しても同路線なんで特に書く事ないんですが、 “Blood Witness” のライブ・ヴァージョンに Mick Harris が参加していて、ここら辺の地下人脈は相変わらず面白いなぁ、と思ってみたり。

In a Syrian Tongue - Single - Regis

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UGANDAN METHODS / SIXTH METHOD (Ancient Methods) 12″

UGANDAN METHODS / SIXTH METHOD (Ancient Methods)
http://www.ancientmethods.com/

Conrad Protzmann と Trias によ Ancient Methods に、 Regis が加わったユニット(ややこしい・・・)、 Ugandan Methods が今年2月に発表したシングル。

Regis って一時期に比べ、再発含めずいぶんとリリースが増えましたが、レコ屋の文章見ると、未だに昔の印象引きずっているのか「ハード」だの「インダストリアル」だのといった文字が使われているものの、実際聴いてみると別段ハードではない、という事がよくあります。

しかし今作は冒頭の金属的な上モノからして、いかにもインダストリアル・テクノといった感じで、最近ではこの手の音をあまり聴かなくなった私でも非常に燃える。しかも直線的なキックと、地鳴りのような横揺れベースが作り出すグルーヴが思いのほかファンキーで、さらに燃える!
まぁちょっと冗談っぽく書きましたが、インダストリアルでありながらファンキーって、あまり聴かない組み合わせだったので、なかなかに新鮮。これはベテランの面目躍如といった感じでしょうか。

他の2曲に関しても、音はハード・ミニマルっぽいながらも、グルーヴはきちんと今のミニマルに即したものになっていて、非常に聴かせるものになっている。

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