V.A. / Illuminations (The New Year 2017 free compilation) (DRONARIVM) mp3

V.A. / Illuminations (The New Year 2017 free compilation) (DRONARIVM)

V.A. / Illuminations (The New Year 2017 free compilation) (DRONARIVM)
https://dronarivm.com/

ロシアを拠点にしているレーベルが2017年1月に発表したコンピ。

全28曲で2時間半、さらに27曲が未発表、となかなかに気合の入った作品なんですが、基本的にどれもノンビートのアンビエントやモダンクラシカルなんで、私にはずっと集中して聴くというのは少々厳しいのだけれど、曲自体はどれも完成度が高く、流し聴きしていると、ふと耳がひきつけれらる場面も多い。

なかでも女声のサンプリングで荘厳な雰囲気を演出した Giulio Aldinucci と、電子音が多い中ピアノとストリングスを中心とした Yuki Murata が良かったかしら。

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V.A. / Vol. 1 (listen2me) Flac

V.A. / Vol. 1 (listen2me)

V.A. / Vol. 1 (listen2me)
http://listen2me.ro/

ダメ押しで Listen2me から、Șerb なども参加した2014年のコンピ。

ほぼほぼミニマル・テクノではあるんだけど、音は思いのほか派手で、最近の Future Bass なんかとの親和性も感じたり。まぁ私がそもそも Future Bass ってよく分かってないんだけど。
そんな中ノイズ・アンビエントをぶち込む ПЕГЕ さんが素敵です。

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V.A. / Dinsubsol Romanesc Volum 2 (Dinsubsol) mp3

V.A. / Dinsubsol Romanesc Volum 2 (Dinsubsol)

V.A. / Dinsubsol Romanesc Volum 2 (Dinsubsol)
https://www.facebook.com/Dinsubsol

ルーマニアのエージェンシーが編纂したルーマニアン・ミニマルのコンピレーション。

参加しているのはAlex BaciuCoxxoMihai PolMotivNicviusPantecPlusculaarPuxumosStefan BarzaTreescapeVPRYes PlsZgirie Disc、という13組で、全てルーマニアのプロデューサー。
(わざわざ書くのもあれだが、全員分のリンク探すのすげぇ大変だった…)

内容的にはルーマニア系らしいゆったりとしたミニマルがほとんどで、意外性には乏しいものの、完成度はどれも高く、中でも淡い色彩でまとめられた Treescape の “Poeme (Original Mix)” はかなりツボ。

ちなみに私はここに参加しているアーティストは知らない人ばかりだったので、まだまだルーマニアは奥が深いなと思わされたし、1年前に発表された『VOL. 1』もまだ落とせるので、興味のある人には色々と世界を広げてくれるコンピではないかと。

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V.A. / アナと雪の女王 オリジナル・サウンドトラックデラックスバージョン (WALT DISNEY) 2CD

V.A. / アナと雪の女王 オリジナル・サウンドトラックデラックスバージョン
http://www.disney.co.jp/movie/anayuki.html

2014年に聴いた盤を雑に紹介していく6。

流行ってるしカミさんも好きみたいだし、あと若い頃に三大テノールとか聴いてたこともあったんで、意外にいけるんじゃないかと思ったんだけど、まぁ無理はよくないなという感じでした。

あと普段の松たか子の、淡い情感がにじむような歌唱が好きなものとしては、これのヒットの影響でソロまで大味になるのだけは勘弁してほしいんだけど、まぁ出産を控えている今の状況では、歌自体いつ出るか分からないか・・・。

V.A. / SVN OKKLT (Fallen Empire) mp3

V.A. / SVN OKKLT (Fallen Empire)

V.A. / SVN OKKLT (Fallen Empire)
http://store.fallenempirerecords.com/

またブラック・メタル。アメリカを拠点にするレーベル Fallen Empire Records が2013年1月に出したコンピ。
フィジカルはカセットのみみたいなんだけど、デジタルは name your price 。

ジャケットの白黒コピーの安っぽい感じが、逆に禍々しさを感じさせる、っていうのはブラック・メタルではよくあることですが、音の方もお世辞にも良いといえない音質で、スカスカな演奏を聴かせる、いかにもといった感じのブラック・メタルがほとんど。
しかしスタイル的にはそれなりに幅もあり、ノイズまみれの渾然一体となった演奏が爆発力を生んでいる Axis of Light 、シンセやコーラスなどを用い壮大さを演出している Tardigrada 、ブラスト・ビートでひたすら押し捲る Eos 、全ての音がノイズと化しているような Xothist などがかっこいい。

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V.A. / Ferro #00 (FERRO) Tape

V.A. / Ferro #00 (FERRO)
http://ferrotapes.bandcamp.com/

最近では音楽をデータで手に入れることが一般化した反面、物としての所有感の高いアナログの人気が復活しつつある、なんて話をよく聞きます。しかしその一方で、アナログでもデータでも、ましてや CD でもなく、カセットテープの人気というのもアンダーグラウンドを中心に未だ根強く、ベルリンのレーベル Ferro も、リリースはカセットテープのみというレーベル。
Ferro は今作が初リリースという事で、レーベルに関する情報がほとんどないのだけれど、ダブ・テクノをリリースするレーベルみたい。

ちなみにカセットテープって、自分の中ではハードコアやブラックメタル、実験的なエレクトロニカやノイズ方面の人たちに支持されてるフォーマット、という印象があるんですが、テクノでカセット・リリースって非常に珍しい気がするんですがどうなんでしょう。カセットテープだとアナログみたいに低音の伸びがいいとかあるんでしょうか。

まぁいい、話がそれた。

Basic Channel がミニマル・テクノとダブを融合させて以降、様々なレーベルやアーティストがその方向性を受け継いでおり、今でも Silent SeasonEntropy RecordsGhost Sounds などが精力的にリリースを重ねていますが、そんな中にあって、この Ferro というレーベルが一際個性的、とまではいかないものの、なかなかに面白い音を出している。

今作は6組のアーティストが参加したコンピレーションになっていて、ほとんどがリリース経験のあまりないアーティスト。そして音の方はというと、当然のようにミニマル・ダブながら、所謂ダブ的なディレイを効かせた、音の輪郭をぼやけさせたような音響は控えめで、むしろテック・ハウス的な軽快さや、透明感のある音が目立っている。その為この手の音を形容するときによく使われる、「深い」という部分では若干物足りないものの、すっきりとした音作りは非常に聴きやすい。

また曲毎に聴いても、軽快なキックとハンドクラップに、低音のノイズが交わり混沌を生み出している Mount Wishmore Unlimited の “S.B.I.” 、形態としてはいかにもなミニマルダブながら、ひたすら磨かれたような丸く柔らかな音作りが非常に気持ちがいい Zzzzra の “Anandamide” 、 Akufen を思わせるようなシャッフルするリズムとダビーな上モノとの絡みが面白い Basicnoise の “Procyon” など非常に充実している。

正直こんなリリース形態で一体いつまで続くのやら、って感じがしなくもないんだけど、頑張ってリリース重ねて個性を磨いていってほしいレーベルです。

あともうすぐ出る次作は、よりモクモクっつうかダブダブで、これまた良さそう。

V.A. / hub solo & collabo 2006-2008 (op.disc) 2CD

V.A. / hub solo & collabo 2006-2008 (op.disc)
http://www.opdisc.com/

最近仕事の方が忙しくなってきて、全然音盤消化する時間がなくてネタが尽きてきたというか、更新するのが本気で辛くなってきたので、過去盤引っ張り出しての軽めの音盤紹介が続くと思います。

ということで東京のレーベル op.disc が2008年に発表した2枚目のコンピレーション。

2005年に発表された1枚目のコンピレーションは、それまでに発表されたシングルの曲を、単独作と共作に分ける形で収録していましたが、それは今作も同様(前作は1枚組みだったのでディスクが分かれていたけど、今作は前半後半で別れてる、っていう違いはあるけど)。ただ前作が比較的名の知れたアーティストが多かったのに対して、今作は Akiko Kiyama や ditch など若いアーティストが多く、そういった意味では現在の op.disc の方向性の原点ともいえるものになっている。

内容の方はというと、ミニマルと呼ばれる音楽の中でも、さらに素っ気ない曲が目立った前作に比べ、今作は比較的音数の多い曲が多く、多少は聴きやすくなっている。ただもちろん分かりやすい歌メロがあるだとか、派手な展開だとかはないのだけれど、様々な音をカットアップしたような Nap の “Sbx” を筆頭に、ユーモアの感覚があって面白い。

またそのコンピよりも聞き物なのが、 Den がレーベル音源のみを使用したミックスを収録した2枚目。
ミニマルというのがレーベルの主題の一つになっているので、上記したようにリリースされる曲は基本的に分かりやすさが排除された素っ気ないものが多いのだけれど、ミックスされる事によって単体では感じられなかった面が色々と聴こえてきて面白いし、同時にこのレーベルの機能性の高さも実感できて、単純にミックスとしても秀逸。
この後に出た3枚目のコンピにはミックスが付いてなかったんだけど、またこういうのが聴きたいわん。

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V.A. / ModernismuseuM / MMegaplekz (Mordant Music) mp3

V.A. / ModernismuseuM / MMegaplekz (Mordant Music)
http://www.mordantmusic.com/

イギリスのレーベル Modant Music が2011年に発表したレーベル・コンピ。

多分ほとんどの人にとってこのレーベルは Shackleton がリリースしてた、くらいの印象しかないんだろうけど、ダブステップの枠にとらわれずなんとも奇妙なエレクトリック・ミュージックを量産していて非常に面白い。

そしてそれはこのレーベルコンピでも同様で(まぁほとんどレーベルを主催する MORDANT MUSIC の曲なんだけど)、8ビートを逆回転させたような “nhabotuA ehT fO ediS kraD” に始まり、揺らめくようなオルガンと乾いたドラムが印象的な “Shapes And Hills” 、ノンビートのノイズが鳴る前半から変則的な四つ打ちに流れる SHACKLETON の “Handle” 、美しいアコギの調べとヴォイス・サンプルの組み合わせによる “Obituaries” など様々なタイプの曲がゆったりとミックスされていて、なんとも奇妙な音世界を作り上げている。

全41曲4時間以上という膨大なボリュームであったり、はっきりとしたビートやメロディがない曲が多いので、集中して聴くにはなかなか辛いタイプの作品ではあるのだけれど、聴くたびに発見のある魅力的な作品です。

Modernismuseum - Various Artists

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V.A. / 5 YEARS COMPILATION (PART FIVE) (Semantica) 12″

V.A. / 5 YEARS COMPILATION (PART FIVE) (Semantica)
http://www.semanticarecords.com/

もう一つ Steven Porter 。
ということで、 Svreca が運営するレーベル Semantica Records から2011年末に出た、レーベル5周年記念の連作コンピレーション・シングルのうちの1枚。

5周年という事だからなのか、参加メンバーもなかなか豪華なんですが、今作でまず驚くのは1曲目。おなじみ Regis こと Karl O’connor に、Tresor からもリリースしている Peter Sutton 、さらには User として活動していた Richard Harvey という3人による共作なのですよ。曲自体はノンビートの前半から、アシッドっぽいビヨンビヨンしたシンセがリズムを刻むという、なんとも珍妙な曲なんだけど、この3人の並びには、ハード・ミニマルを通過した人間としては、なかなか熱いものを感じてしまいます。まぁ Karl O’connor 以外の2人に関してはもう何年もリリースがないので、昔の曲引っ張り出してきただけなのかもしれないけど。

次の AW / SS という二人による共作(?)”Nonnative” は金属的なノイズが鳴るインダストリアルなハードテクノ、3曲目の Svreca “Obscur (Marcel Dettmann Remix)” は、Marcel Dettmann にしては珍しくダブ的な音響ながらもすっきりとした音作りのディープ・ミニマルで、両曲とも地味ながら良い。

そして最後の Steven Porter による “Moonlight Graham” は、いつもよりベース控えめの、重量感のあるキックで全てを薙ぎ倒すかのようなハード・ミニマルで、ある意味テクノ的な定型にのっとった曲ではあるんだけど、同時に途中の展開含め、ノイズ的なエフェクトが飛び交う非常に「うるさい」曲でもあり、その辺りのバランス感覚が面白い。

Steven Porter って今作以降作品は発表してないみたいなんだけど、もうリリースはないんですかねぇ。2012年も何回かライブはやっているみたいなので、本格的に活動してほしいのだが・・・。

試聴

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V.A. / MU EP (10 Label) 12″

V.A. / MU EP (10 Label)
http://www.10-label.com/

もう一つ Sawlin つながりで、彼が参加している 10 Label のコンピレーション・シングル(2011年作)。
今作をリリースしている 10 Label は参加しているのが海外のアーティストばかりなので分かりづらいが、京都を基点に活動してるレーベルで、現在のところ今作1枚しかリリースがない。
しかし今作は2011年聴いた中でも非常に印象深い作品であり、久しぶりに聴いた今でもそれは変わらない。

どっしりとしたリズムの上で、神経症的に鳴るノイズと金属音が印象的な1曲目 ANCIENT METHODS の “ANCIENT METHODS” がまず良いのだが、今作で最も素晴らしいのはやはり次の STEVEN PORTER による “DEED” だろう。 STEVEN PORTER は個人名なのかと思いきや Katsunori SawaYuji Kondo による二人組み。
90年代と違い、今では日本人だからといって音の線の細さが気になることはほとんどなくなったが、それにしても、と思えるほど、太い地鳴りのようなベースラインがまず強烈なのだが、そこに絡む変則的なキックと荘厳にも思えるシンセが織り成すグルーヴは、テクノやヒップホップ、ダブステップなどを飲み込みながらも、しっかりとダンス・ミュージックとしても機能していて本当にかっこいい。個人的に二人とも名前を知らなかった事もあり、90年代に Takaaki Itoh が突然海外のレーベルから表れたのと同じような衝撃があった。

また次の ANNE-JAMES CHATON による、性急なキックの上にフランス語と思われるスポークンワードをループさせた “EVENEMENT27” も非常に個性的で(Raster-Notion から出したアルバムのライセンスみたいだけど)、金属音が軋みを上げるハードな SAWLIN の “PAINFULL” も地味ながら良作。

あまり数刷ってないみたいで今では入手困難なシングルですが、中古でこの鳩見かけたら是非手にとってほしい1枚です。

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V.A. / 3 Years Do Easy (Do Easy) mp3

V.A. / 3 Years Do Easy (Do Easy)
http://www.doeasyrec.com/

最近人に「どんなの聴いてるの?」と聞かれると「ルーマニアのミニマル」と答える事が多いのですが、大抵なんじゃそりゃ、って顔をされるので、いくつか盤紹介してみたいと思います。

とはいっても私も特に詳しいというわけではなくて、なんとなく意識しだしたのが Petre Inspirescu の『Intr-o seara organica…』(過去記事)を聴いてから、段々と盛り上がってきているのを感じて、ちゃんと意識しだしたのは今年でしょうか。

なので実態とかは全然つかめていないのですが、とりあえずシーンの中心としてよく語られるのが Rhadoo と、先に名前が出た Petre Inspirescu 。この二人の共通点というと、 Cadenza からのリリースというのがありますが、ルーマニアン・ミニマルも大別すれば Cadenza 系のパーカッシブなものがほとんど。しかしルーマニアのものは対して展開のない地味なものが多く、また1曲1曲が長い(上の二人も Cadenza からのは片面1曲のダブルパックだもんねぇ)。

なのでそういった意味では聴く人を選ぶ感じはあるんだけど、さらに厄介なのはレコードのみのリリースというのが非常に多く、また人気レーベルになると、日本に入ってくる前に売り切れちゃうということ(3、400枚くらいは刷っているみたいだから、極端にプレス数が少ないわけはないんだけど・・・)。

とはいってもデジタル・リリースが全くないわけでもないので、今回は手に入りやすいデジタルでも出ている作品を(アナログでも出てるけど)。

ということで前置きが長くなりましたが、オーストリアのレーベル Do Easy の3周年記念コンピ。

なんでルーマニアの話してたのに、オーストリアのレーベルなんだ、って感じですが、参加してる3人中2人がルーマニアの人なので。

まず1曲目の Matthias MeyerLiebe*Detail などからもリリースしていて、過去にこのレーベルからもリリースしているドイツ出身の人。曲の方はシンプルなリズムにうっすらとした上モノが乗るミニマル・ハウスで、悪くはないんだけど、ちょっと個性が足らんかな。けっこう前面に出ているベース・ラインがもうちょっと面白いと、印象も違うと思うんだけど。

2曲目はルーマニア出身の Matei Tulbure と Traian Chereches による2人組み TC Studio
この人たちの SoundCloud の曲を聴くと実験的なものが多いんだけど、今作も負けず劣らず不思議な曲。ボツボツと鳴るキックと引きずるようなベース、うっすらと不安を煽るような上モノに鐘の音と、とてもクラブ向けとは思えない暗い曲ながら、この独特の雰囲気は癖になる。とは書きつつも、ルーマニアン・ミニマルっていう感じは希薄なんだけど。

っつうことで、自分の中のルーマニアン・ミニマルの印象に一番近いのが、次の Vid こと Sorin Rastoaca の “Simfonic 03” 。
前半部分は乾いたリズムと動きのあるベースラインの素っ気ないミニマル・ハウスながら、中盤から入ってくる淡い色彩のシンセがとにかく美しい。しかもそのシンセも、押し出しの強いものではなく、触れれば壊れてしまいそうな繊細さを持ちながら、きちんと曲に明確な色を与えていて、ここら辺の濃淡のバランスの妙が、他のルーマニアン・ミニマルにも共通していて、そこに私は魅力を感じる。
地味にハイハットで緩急付けているのもいい。

なんか最後の曲以外微妙な書き方になってしまいましたが、とりあえずルーマニアン・ミニマルの入り口として、どうでしょう。

3 Years Do Easy - Single - Matthias Meyer, T.C. Studio & Vid

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V.A. / STRICTLY ANALOG DUB (dubbhism) mp3

V.A. / STRICTLY ANALOG DUB (dubbhism)

オランダのネット・レーベル Dubbhism のフリー・コンピ。

今作はタイトルどおり生演奏のダブが中心なので、ミニマル・ダブであったり、ダブステップなどは聴いても、レゲエには縁遠い私は普段聴くような音ではないのだけれど、私の中でのダブのイメージまんまの曲が多いので聴きやすい。
その分意外性などには乏しいんだけど、まぁこれからの季節に聴くにはいいでしょう。

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V.A. / Muchas FATcias (Freude am Tanzen) mp3

V.A. / Muchas FATcias (Freude am Tanzen)
http://www.freude-am-tanzen.de/

んで、先ほど紹介した Abstract Nostalgic Fractals Systems (過去記事)も良かったんですが、それを上回る素晴らしさだったのが、今年の頭に出た Freude am Tanzen のフリーのコンピ。

Freude am Tanzen って特に無料配信とかに熱心だという印象がなかったんで、このコンピはかなり意外だったんだけど、面子の方も Krause Duo や Monkey Maffia のような古株から、それほどリリースのないアーティストまでそろえるという、無料だからという手抜き感のないしっかりしたもので驚く。

さらに内容の方も、柔らかなビートの上で様々な音が表れては消えていく Kadebostan の “Portofino” を筆頭に、このレーベルらしいポップさと洗練を同居させたトラックばかりで、もう無料とか抜きにして、本当に素晴らしいコンピ。

このレーベルって最近あまり聴いてなかったんだけど、これからも追いかけねばなるまい、と改めて思ったしだい。

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V.A. / The Robots Riot: Poltron Invaders 2 (Elektropunkz) mp3

V.A. / The Robots Riot: Poltron Invaders 2 (Elektropunkz)

ポーランドのエレクトロ系レーベル Elektropunkz のコンピ。

このブログには何度か書いているように、私は基本的にエレクトロって苦手なんだけど、最近ジュークとかも普通に聴くようになったせいか、思ったよりも楽しんで聴けた。

まぁここに収められているのはゲットー系のではなくテクノに近いものが多いんだけど、ファンキーなビートのものが多く盛り上がるし、一方でエレクトロにミニマル・ダブの上モノを乗せたような “Central Station” みたいなのもあり面白い。

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V.A. / Brainfeeder Sampler 2012

V.A. / Brainfeeder Sampler 2012
http://www.brainfeedersite.com/

Flying Lotus が主宰するレーベル Brainfeeder が今年の頭に発表したフリーのコンピ。

自分の中で Brainfeeder 及び Flying Lotus の注目度ってそれほど高くないので、知らない名前がほとんどなんだけど、逆にいうとこういうのをフリーで出してもらえるのはすごくありがたい。

内容的には広義な意味でのブレイクビーツがほとんどなんだけど、素っ頓狂な歌ものの四つ打ちを聴かせる Taylor McFerrin と、煙たいヒップホップの Jeremiah Jae がよかったかしら。

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V.A. / Nerdstep Commune (Lowfer) mp3

V.A. / Nerdstep Commune  (Lowfer)
http://lowferrecords.jp/

そろそろ暑さも和らいできたところなので、更新頻度をあげたいところですが、どうだろう・・・。

っつうことで、国産ダブステップをリリースするネットレーベル、 Lowfer Records の2枚目のコンピ。
1枚目のは落としたけどまだ聴いてない。すんまそ。

ダブステップってグライムとほぼ境がなかったころに比べると、そこから意味性を排除することによって今のような拡がりを良くも悪くも獲得したのだろうし、だからこそブレイクコアと同じような機能性を持ちえたんだと思います。

そういった事をふまえるとナードステップと呼ばれる、アニメやゲームなどをネタにしたダブステップを集めた今作はその事を端的にあらわしているようで興味深いんだけど、それが支持層の拡がりとして感じられはしても、スタイルの拡がりとして感じられる部分が少ないので、ダブステップのコンピとしては悪くないものの、わざわざ「Nerdstep」などとタイトルに関する必要性があったのか甚だ疑問。

ようは何故このネタを選んだのか曲を聴いただけでは分からないものが多く、ネタ抜きのインストで全然問題なさそうなものばかりなのが非常に物足りない。
さらに少々言いがかりじみた事を書かせてもらうと、「アニソンの新基準はオレ(私)が作る!」ぐらいの気概のある曲が欲しかった。

っつうことで、原曲の躁的部分を上手く生かしたと思われる(原曲知らないので) tribetrigger の “rock over japan (Glitch edit)” が一番インパクトあったかな。

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V.A. / OUR SOUND 2 (Destructive) 2CD

V.A. / OUR SOUND 2 (Destructive)
http://www.myspace.com/destructiverecordings

イギリスのダブステップ系レーベルが2005年と2008年にアナログで出したレーベルコンピを纏めた2枚組みCD。

このレーベルに関してはリリースも少ない上に情報もあまり見つからないので、正直どんなレーベルなのかよく分からないんだけど、2008年盤の方は基本的にどの曲もベースラインよりも跳ねたドラムの方が前面に出ていて、ダブよりもブレイクビーツの要素が強いトラックが多い。その分重さに関しては希薄なものの、それがちゃんと聴きやすさにつながっているし、また Funk Ethics の “Blues Is Now” なんて逆に軽さを前面に出しているような曲もあったりと面白い。

一方2005年盤の方は時期が時期だけにあまりダブステップのスタイルが確立されていなかったのか、ダブステップとドラムンベースの中間にいるような曲が多い。しかし今はそのあたりの曲をドラムステップなんて呼んでいたりするわけで、やはり時代はめぐるということなんですかね。
でも実際ここに収録された曲たちはドラムステップといわれてもほとんど違和感のないものばかりで(若干軽さは目立つけど)、むしろ2008年盤よりも面白い。
中でもこれが Distance とは信じられないくらい軽やかでパーカッシブなブレイクビーツを聴かせる “Swarm” は特に面白い。

Our Sound 1 & 2 - Various Artists
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V.A. / Expansion Contraction (m_nus) mp3

V.A. / Expansion Contraction (m_nus)
http://www.m-nus.com/

一時期はマメにチェックしていた m_nus の音源をほとんど買わなくなってから久しいのですが、2007年に発表されたこのコンピを久し振りに聴いてみても、やっぱり惹かれるものが少ないかなぁ。

その理由に関しては以前よく書いていた通り、和尚の曲の代替品みたいな機能的なアシッド・ミニマルがあまりにも増えすぎたというのが理由なんだけど、それは今聴いても変わらなくて、確かに上手いなぁとは思うものの、それ以上に感じ入るものが少ない。

私と m_nus との縁はまた更に遠くなりそうだ。

Expansion / Contraction - Various Artists
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V.A. / VOICES FROM THE UNDERGROUND VOLUME SEVEN

V.A. / VOICES FROM THE UNDERGROUND VOLUME SEVEN
http://www.vftu-magazine.com/

「VOICES FROM THE UNDERGROUND」っていうメタル系のサイトで落とせるフリーのコンピ。

このコンピが一体どういったコンセプトの元編纂されたものなのかは分からないのだけれど、とりあえず今作のために新曲レコーディングしたとかいう類のものではないらしく、音質は曲によってかなりバラバラ。

しかし内容は基本的に2ビートで突っ走るデス・メタル中心ながら、演奏者の黒い内面がドロリと溶け出すようなものではなく、ひたすらテクニカルに攻める感じなので、基本的にどれも聴きやすい。

まぁその分どのバンドも同じようなのばかりというのは否めないんだけど、強いて書くと複雑な曲展開で聴かせる The Way of Purity と、この中で唯一正統派のメロディック・スピード・メタルの曲で逆に異彩を放っている Grand Master が好きかしら。

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V.A. / Jus Like Music & Apple Juice Break present: Oscillations Part 1&2 (Jus Like Music) mp3

V.A. / Jus Like Music & Apple Juice Break present: Oscillations Part 1V.A. / Jus Like Music & Apple Juice Break present: Oscillations Part 2
http://www.juslikemusic.com/

ロンドンのネット・レーベル Jus Like Music のコンピレーション2つ。

ジャケットの方からしてずいぶんとカラフルだが、内容のほうも負けず劣らず広義の意味でのブレイクビーツを軸に、様々なスタイルの曲が収録されていて非常に多彩。
しかしそれだけ多彩であるにもかかわらず、観念的な小難しい方向に行ったものがなく、またほとんどの曲が2、3分台で終わるためとても聴きやすい。

普段この手のインスト聴かない人の入り口としてはいいんじゃないかしら。

<a href="http://juslikemusicrecords.bandcamp.com/album/jus-like-music-apple-juice-break-present-oscillations-part-1">Block by Jus Like Music Records</a>

<a href="http://juslikemusicrecords.bandcamp.com/album/jus-like-music-apple-juice-break-present-oscillations-part-2">Roll Upon You Like XLII by Jus Like Music Records</a>

V.A. / The Silent Ballet: Volume 15

V.A. / The Silent Ballet: Volume 15
http://thesilentballet.com/

最近海外ではブログやサイト主導でコンピなどを発表している例が増えてきているように思うんだけど、今作も The Silent Ballet という音楽サイトが編纂したコンピレーション。

そもそも私がこの作品を聴いたのは、たまたま見つけた記事で「Post Metal」という言葉を使って紹介していたからで、聴いてみれば確かにポスト・ロックをメタル的な音で演奏しているようでもあるのだが、ゆったりとしたリズムと深く唸るギターはほとんどドゥーム。
しかし私の中でドゥーム・メタルの印象としてある煙たい感じはそれほどなく、ほとんどのバンドが暴虐性を前面に押し出しているので、曲のテンポは遅くともメタルの快感は十分に得られる。
中でも13分以上にわたる轟音プログレな Year of No Light と、鈍いビートとノイズがやがて光に包まれるかのような Svartbag はかなり良いんじゃないですかね。

オススメ!

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V.A. / Deep-X Vol.9 (DEEP-X) MP3

V.A. / Deep-X Vol.9 (DEEP-X)
http://www.deepxrec.com/

ロシアのテクノ系ネットレーベルの2010年発表のコンピレーション。

最初のリリースが2007年という事でそれほど歴史のあるレーベルというわけではないようだけど、すでにこのコンピでカタ番が95、現在では100に到達したということでものすごいリリース量でありますが、今作も収録曲が26とかなり多い。しかしダブ・テクノを中心としたトラック群はどれもよくできていてそれほど飽きさせない。しかし逆にどのトラックもいかにもデジタルといった感じの質感のものが多く、あまり飛びぬけたものを感じない為そう何度も聴きたくなるような作品ではないのも事実。

それでも気になった人を挙げると、疾走感のテックハウスで無条件に体が動く “Oleg Glykys & Vlad Gostb” 、不穏なシンセが印象的な “Olympic Smoker” 、くぐもった音とノイズで他とは違う質感を作り出していた “R&J emp” 、ってところでしょうか。

試聴・ダウンロード

[Tracklisting]

V.A. / Cool Like the Pulse of a Corpse (TAKABA) mp3

V.A. / Cool Like the Pulse of a Corpse (TAKABA)
http://www.takabarecords.com/

私がブログを始めてもうすぐ丸6年になるんですけれども、未だに自分の中でのこのブログの位置づけというのは定まっていなくて、まぁ簡単に書けば、聴いたそばから軽めの紹介を書いて更新頻度を上げるのか、それともしっかり一枚を聴きこんで内容を深めるのか、っていうことでして。まぁ更新頻度高くて内容をもしっかりしているのが一番良いんでしょうけれど(そういうブログもいっぱいありますしね)、私は筆が遅いし思考回路も遅いしでとても無理。じゃぁどうするかっていうんで、今まではどっちつかずの感じでやってきたんですが、今年は自分なりに色々と試してみようと思っていて、まずは内容定まっていなくても記事を書いて、その後何か書きたいことがあればその記事にどんどん追記していく、という形でやってみようかと思っています。そういう形で記事を追記していくと内容が混沌としてくるので、最初は内容定まった時点で記事を清書でもしようかと思ったんだけど、一度公開した文章を消すのもなんなので、もし清書したい場合は別の場に書こうかと思っています。なので記事が読みにくくなる場合もあると思うし、そもそもそれで更新頻度が上がるのかも分からないんですが、そこら辺も含めてご意見等あれば気軽にコメント書き込んでもらえればと思います。

ということで早速今日落としたばかりの、カナダのヒップホップレーベル TAKABA のフリー・ダウンロードのレーベル・コンピ。

私はこのレーベル名は初耳だったんですが、最近出た Kaigen21Meiso のアルバム出しているレーベルなんですね。ということでその Kaigen21Meiso の “Lost and Found” という曲が収録されているんですが、おそらくこれはアルバムの “無迷” のタイトルを英語にしたもの(アルバム聴いていないので確信はないですが)。あと Kaigen のソロ曲も入っているんだけど、私はこの人のつぶした声でがなるスタイルが苦手なので、特に思うことは無し。

それよりも素晴らしいのは他のアーティストの楽曲で、基本どれもサンプリングをベースとした奇をてらったところのないヒップホップながら、その分最近のギラついたヒップホップにはない心地よさがあり、やはり私はこういう音のほうが体に合う。
中でも Slug を少し重くしたようなラップをする Apollo Creed (もうするアルバム出るみたい)、クラブ・ジャズ的な空気も感じさせる The Kemistry 、 “Your Boyfriends’ a Cokehead” での憂いのあるトランペットのサンプルと重ためのラップが印象的な Modulok は覚えておきたい名前だ。

V.A. / Echodub Loves Vol 01 (ECHODUB) mp3

V.A. / Echodub Loves Vol 01 (ECHODUB)
http://site.echodub.co.uk/

おそらく DFRNT が運営しているのではないかと思われるイギリスのネットレーベル ECHODUB のコンピレーション。どうやらレーベルに送られてきたデモから選んだ、いわば青田買い的なもののようで、そのせいかフリー・ダウンロード。

DFRNT というアーティストは最近増えてきたテクノ的な音作りのダブステップの中でも、かなりテクノの要素が強いトラックを作る人なのだが、今作もそういった彼の趣味が反映されたのか、非常にエレクトリックな音で軽快に組み上げられたようなトラックばかりで、リズムこそダブステップながら、質感としてはむしろテックハウスに近い。

なのでダブステップにストリート・ミュージックとしての荒さを求める向きには全く合わないのだが、完成度自体はどのトラックも高く、また音響構築として聴いた場合もなかなか興味深いものが多い。

中でも白眉なのがトップを飾る Skyence の “Precious Time” で、鋭角的なシンセとリズムが同時に切り込んでくるさまは非常に刺激的だ。

またダブステップは暗いとか重いというのはよく聞く意見だが、今作は前述したように総じて軽めの、2ステップ以上ダブステップ未満、みたいなものが多いので、普段この手の音を聴かない人にも聴きやすいのではなかろうか。

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