Perfume / ワンルーム・ディスコ (TOKUMA JAPAN) CD

Perfume / ワンルーム・ディスコ (TOKUMA JAPAN)
http://www.amuse.co.jp/perfume/

なんか先月から続いていたいい更新ペースが一気に崩れてしまいましたが、またポツポツ記事をアップしていこうかと思います。

Perfume の新曲は、タイトルから分かるとおり Perfume 版 “微笑がえし” みたいな曲。
いや、まぁ同じ引越しの歌というだけで全然違うんだけど、曲の方はいつも通りのエレ・ディスコ歌謡。

プロデューサーの中田ヤスタカによる、聴いた印象はいつも似たような感じでも、そのなかでバリエーションを持たせているメロディは、確かに良く出来ているんだろうけれど、それが面白いかというと個人的にはそうは思えないわけで、そういった意味ではどうしても印象に残りづらい曲。
しかしそのメロディ自体はどうかというと、地味ながらもなかなか美しく、まぁつまり、もって回ったような表現ばかりでしたが、 Perfume の最近の曲では一番好きですね。

カップリングの “23:30” は、ジャジーなアレンジがちょっとした新味を感じさせてはくれるものの、歌唱力に定評があるってわりには肝心の3人のヴォーカルがよたりすぎてて、気持ち悪くて聴いてられん。

試聴

capsule / MORE! MORE! MORE! (YAMAHA) CD

capsule / MORE! MORE! MORE! (YAMAHA)
http://www.capsule-web.com/

アルバムが出れば何だかんだで聴いてしまう capsule の約1年ぶりのアルバム。

とりあえず第一印象としては、音が軽くなりましたかね。まぁ実際前作『FLASH BACK』(過去記事)とちゃんと聞き比べれば、それほど音自体が軽くなってるわけではないのは分かるんだけど、1曲目のイントロに続いて流れる “more more more” の、あまりに80年代なシンセの印象に引っ張られちゃいますね。しかし、作品全体でいえば、その軽やかさを生かしたポップな内容かというとそんなことも無く、やっぱり今時なエレクトロな内容で、ちょっと自分の好みとは合わないですね。
あとこの人のポップ・センスというのは、確かに目を見張るものがあるのかもしれないけど、例えば Justice なんかと比べると、中田ヤスタカってディストーションかかった音作りがあまり上手くないように思うんだけど。その点も、このアルバムの質を下げている一因に思える。

試聴
capsule - MORE! MORE! MORE!

SMAP / super.modern.artistic.performance (Vicctor) 2CD

SMAP / super.modern.artistic.performance (Vicctor)
http://www.johnnys-net.jp/j/artists/smap/

SMAP って何だかんだでデビュー前から見てたんで、それなりに思い入れのあるグループであるのは間違いないんだけど、では彼らの曲を積極的に聴くかというとそんなこともなくて。じゃぁそれは何故なのかと申しますと、やはり SMAP って音楽的にはともかく、歌唱的な魅力に乏しすぎるのよね。多分それなりの年齢に人には未だに「ジャニーズ=口パク」みたいな印象って強いと思うんだけど、以前も書いたように、今のジャニーズのグループって比較的ちゃんと歌える子がグループに必ず一人はいるわけですよ。それに比べると SMAP って、メイン・ヴォーカルだった森君が脱退してしまったということを差し引いても、もうちょっと歌がどうにかならねぇかなと思うわけですよ。やはりグループ内で一番歌えるのが木村拓哉って、どう考えてもきびしい気がするのです。かといって年々経験をつんで歌唱力が上がっているという感じもないし(まぁ近年歌手活動まともにやってなかったんだから当たり前だ)。

このアルバムに関しても、 “この瞬間、きっと夢じゃない” や “はじまりのうた” なんかはノスタルジックなメロディが SMAP に合っていて良いなと思えるし、タイトルどおりブラスの効いたダンス・ナンバーである “Jazz” (この曲のブラスが超カッコいい)等、他のグループにはない完成度が感じられる曲も少なくない。
でも、ここぞっていうところで SMAP の歌唱が崩れるもんだから、イマイチ曲に入り込めないのよね。まぁグループ全体の歌唱力っていう事では、他のグループとも五十歩百歩なんだろうけど、やはり主軸となる歌い手の不在の大きさというものを感じるし、アルバムの出来自体は悪くないだけに非常にもったいない気がする。

因みに、中田ヤスタカ作の曲は、どこから聴いても Perfume にしか聴こえなくて、こういうところは中田ヤスタカってすげぇなぁと思います。あと will.i.am の曲は、いわれなければ全然分かりません。

試聴
amazon

Perfume / GAME (TOKUMA JAPAN)CD+DVD

GAME
http://www.amuse.co.jp/perfume/

さて、何から書きましょうか。上手くまとまらないので、いつものようにどうでもいい事から書きましょう。

Perfume というと、世間ではテクノ・ポップとして認知されているようである。でね、まぁそこはいいですわ、別に。いや、本当はよくないんだけど、とりあえず触れないでおく。それよりもさ、彼女たちって自分たちもテクノが好きとか言いやがるじゃない?で、彼女らに限らず、チャートに顔出すような人たちが「テクノ好き」を公言するときに思うのは、一体この人たちは何を指してテクノと言っているのかという事なんですよ。 Wikipedia 見ると、メンバーの誰かがDJやった、みたいな事が書いてあるので、もしかしたらディープに聴いてるのかもしれないけど、でもこのお嬢さん方がミニマル聴いてるとはとても思えないし、だからといって UR なんてことはないでしょ?。そもそも、現在は細分化しすぎて何がテクノなんだかよく分からない状況なわけで(正直今「テクノ聴いてる?」って質問されたら、私は答えられない)、そんな中それ程突っ込んで聴いてないから「テクノが好き」なんて、なんの衒いもなく言えるんだろうけど、どうも日本って YMO のおかげで(っていうかむしろせいで)、「テクノ」という言葉が市民権を得ている為なのか、変に便利な言葉として使われている気がして、すげぇ気に食わないんだよなぁ。まぁ彼女たちに何の罪もないんだすけど。

ということで、どうでもいい揚げ足取りが長くなってしまいましたけれど、 Perfume 待望のアルバムです。

このアルバムについては、色々と思うところあるんだけど、とりあえず一言でいえば、見事なアルバムだなと。フロアでも十分通用するのではないかと思える強度を持ったトラックと、それでもアイドル性を失わない歌と、シングルと比べても何の遜色もない粒揃いの楽曲と、とにかく隙がない。以前ベスト盤聴いたときは、単なるB級アイドル・ポップにしか思えなかったけど、今作は完成度が段違い。中でも素晴らしいのは、やはり中田ヤスタカによるトラックで、現行のエレクトロ・ハウスとも呼応しながら、下世話にもお洒落にも転ばずに、それでいてポップスとして成立しているんだから素晴らしい。少し前に、やけのはらPeechboy が Perfume をDJで使ってるという記事を目にしたとき、二人ともどうかしてしまったんじゃないかと思ったけど、このアルバムを聴いた今なら納得できる。
それにエフェクトかけた声も、普通に歌われたら甘すぎて聴けないような歌を、とても聴きやすいものにしているし、逆に機会声から零れ落ちる人間性を、非常に効果的なものにしている。

とまぁ、ある意味非の打ち所がない作品のようにも思えるんだけど、アイドルの歌として聴いた場合、その非の打ち所のなさであったり、または弱さや切なさなんかがどうも欠けている(虚構の色が強すぎる)気がして、例えば昔好きだった SPEED や、今好きな KAT-TUN に比べると、今ひとつグッとこないのよね(だから未だに3人の名前とか覚える気にならないし、 DVD もそれ程萌えなかった)。つまり、ポップスとしては非常に中毒性が高いけど、アイドル・ポップとしては少し物足りない。まぁそれは、 Perfume がこのコンセプトでいく限り、どうにもならないように思えるし、ないものねだりなんだろうけど。

amazon.co.jp

capsule / FLASH BACK

FLASH BACK
http://www.contemode.com/

このブログでは wordpress 使ってるんだけど、以前からやってみようと思っていた Movable Type も入れてみた。思っていたよりは楽しそうな感じだけど、更新するかは不明。これでブログ作ったの何個目だろうなぁ。はぁ。

今日も眠いのでゆるりだらりと、今話題の中田ヤスタカのユニット capsule の、去年出したアルバムでも。

昨年の頭の方に出した『Sugarless GiRL』は、大箱向けのハード・ハウスといった趣だったけど、今作は全体的に今時のエレクトロ・ディスコっぽい感じ。まぁその方向性自体には特にどうこう言おうとは思わないんだけど、なんか地味なのがどうもね。前作のように華やかなわけでも際立ってポップなわけでもないし、かといってガシガシ踊れるほど音に強度があるわけでもないし。ちょっと中途半端な感は否めない。今中田ヤスタカに吹いてる風にのって、決定打的なアルバムが出る事を期待してたんですけどね。
まぁ出来自体は全然悪くないんだけど、期待が大きすぎたかしら。

Perfume / Perfume ~Complete Best~

Perfume ~Complete Best~
http://www.amuse.co.jp/perfume/

そういえば今日の CHAOS では先着300面にアナログ・プレゼントがあるらしいですね。凄く欲しいけど、ちょっと行く元気ないなぁ。

今頃になってやっと Perfume 聴いてみた。
中田ヤスタカの事を、一時期の小室哲哉になぞらえる文章を目にするんだけど、それなりに幅のあった小室哲哉に比べると、やっぱ中田ヤスタカは金太郎飴的過ぎるんだよね。
今作での、定型的なアイドルのフォーマットと、80年代なディスコ・ハウスとの結びつけというのは、好きか嫌いかで云えば好きだけど、でもこれ聴くんだったら capsule (過去記事)や鈴木亜美とやったやつ(過去記事)みたいな、ハードな方を聴くかな。

“Perfume / Perfume ~Complete Best~” の続きを読む

鈴木亜美 joins 中田ヤスタカ / FREE FREE

FREE FREE/SUPER MUSIC MAKER
http://www.avexnet.or.jp/ami/

珍しくシングルをレンタルしたので、その中から。

鈴木亜美に関しては avex に移籍してから全然聴いてないんだけど、最近「joins」と謳っていろんな人と共作しているみたいで、今回は今注目の capsule の中田ヤスタカ。
なんかもう頭のシンセの感じから、その後入ってくるドンシャリしたリズムも、それほど中田ヤスタカの作品を聴いた事のない私でもすぐ分かるくらい中田ヤスタカで、正直これって鈴木亜美とやる意味があるのかなという気がする。
しかし中田ヤスタカが好きにやったであろうハードな曲調も、鈴木亜美の強い声があったから可能だったのだろうし、実際彼女の無機質な声は曲にあっている。それに何だかんだいってもかっこいいしね。あと “SUPER MUSIC MAKER” から “FREE FREE [extended mix]” に入るとき、実際繋がってはいないものの、普通に聴いていると気づかないほど自然に流れていくのもポイント高い。
なかなか悪くない組み合わせでした。

視聴
鈴木亜美 joins 中田ヤスタカ(capsule) - FREE FREE / SUPER MUSIC MAKER - EP
amazon.co.jp

capsule / Sugarless GiRL

capsule/Sugarless GiRL
http://www.contemode.com/

どうもこの capsule というユニットについてはお洒落な感じが気にくわなくて意識的に避けていたところがあるんだけど、いやいや、実際に聴いてみればこれはかなり最高なんではないでしょうか。
まぁ何がいいかと問われれば、それは一言分かりやすい。1曲目のイントロに続いて鳴る “Starry Sky” の冒頭のギターリフ、そしてブリーピーな上モノに舞い上がるようなヴォーカル、さらに扇情的なシンセのメロディと、こんなにアンセムらしいアンセムって個人的には聴いたの久しぶりな気がする。いつもだったらこういうハード・ハウス系のドンシャリしたビートって好きじゃないんだけど、ここまでアッパーにやられると降参するしかない。以降もとんでもなくポップでありながら、きちんとビートの強度も持ったフィルター・ハウスが続いて、そのどれもが分かりやすいのが素晴らしい。
個人的にいい加減グニグニしてるだけのミニマルに飽きてきた部分があるので(それでも買うんだけど)、こういうのは大歓迎です。

capsule - Sugarless GiRL (with Bonus Track)
@TOWER.JP で見る

“capsule / Sugarless GiRL” の続きを読む