
http://www.undergroundresistance.com/
結構買ってから日が経っているものの、この作品は自分の中でぜんぜん租借できないんですよね。その一番の理由はやはり34曲という曲数の多さだと思うんだけど、その壮大なコンセプトとも相まって、言語の違う我々日本人にはなかなか伝わりにくいのではないでしょうか。このアルバムについてのいろんな記事を読んだけれど、あんまり突っ込んだ内容のもの見たこと無いしね。
まぁだったら時間をかけて読み解けばいいのだろうけれど、今年に入ってもUR関連のリリースラッシュは続くようだから、多分このアルバムの存在感というのも薄れていく一方のように思えるし。
ならば自分が聴き込んで、濃い内容の文章をかければいいのだろうけれど、今の私にはそこまで彼らに対する情熱はないのであんまり聴いてないです。
ズルくてすいません。
とまぁ、どうもURについて書こうとするとつい文句をタラタラと書いてしまうのですが、このアルバム自体は案外好きです。
さすがにこれだけ曲数が多いので散漫さというものは避けられないのだけれど、最近の彼らには欠けているように思えた強靭なファンクネスがあるんですよね。だから曲調はそれなりに幅があるものの、そのファンクネスが一貫して感じられるので、曲数にめげずにその世界に入ってしまえばわりとすんなり聴き通せてしまいます。
でもこの音楽を指して、Underground な Resistance (抵抗)かといわれるとそうは思えないわけで、以前はあったはずの緊張感の感じられないこの音を聴くと、やはり複雑な思いを感じずにはいられません。
“UNDERGROUND RESISTANCE/INTERSTELLAR FUGITIVRS 2(UR)2CD” の続きを読む