1週間前のデータ削除からなんとか形らしきものは出来たので気分を一新のためにもデザインを変えたくて、昨日は一日中いいテーマがないか探しておりました。せっかくレンタルブログじゃなく WordPress やってるんだから大胆なデザインのものがいいと思い、そうすると Hemingway 系かなぁ、ってな感じでコレにしてみました。でも多分すぐ変えそうな気がするけど。
Dir en grey も以前記事書いたんだけど、それも消えちゃってるんだねぇ。まぁとりあえずその『Withering to death. 』から2年ぶりの新作。
その2年の間に全米を回った Family Values Tour があったわけですが、そこで鍛えられたのかその音は益々独自性を増したように感じる。
基本的な方向性としては前作同様攻撃的なヘヴィ・ロックで、激しさや音圧的な部分はかなり向上したし、前作には多少散見された曲展開の強引さもあまり感じられなくなり確実に完成度は上がった。しかしそんなことよりもやはり印象に残るのはじんめりと湿った空気感で、さらに表現力を増したヴォーカルと共にかなり不気味さを残す。さらにいくら楽器隊が激しいビートを叩きつけようが、ヴォーカルが声にもならないような奇声を発しようが、どんな感情を表現しているのか分からない、というよりは空虚のみが伝わってくる部分もあってさらに不思議さを増す。これでこのバンドの音が気に入らないっていうのなら話は早いんだけど、これがめちゃくちゃカッコいいんだから困ってしまう。
なんか上の文章読むと全然褒めてない気もするけど、いやいや、本当に面白いバンドだと思います。