JunonKoala / RAWKUS mix show (MadKannon) CDR

JunonKoala/RAWKUS mix show
http://blog.livedoor.jp/coita1983/

今日は順番どおりにサ上とロ吉のアルバム紹介しようと思ってたんだけど、なんとなく違う盤を。
今の職場には年下でヒップホップを聴く人が何人かいるんだけど、みんな Rawkus 知らないのね。Rawkus といえば Mos Def であり Company Flow であり Lyricist Lounge であり、そしてなんといっても Black Star なわけで、って書いても分からない人にはまったく分からないと思うけど、90年代後半のアンダーグラウンド・ヒップホップの盛り上がりを象徴するレーベルであり、個人的にも Black Star で本格的にヒップ・ホップを聴くようになったので、なんだかんだで未だに思い入れのあるレーベルであります。とはいっても経営的なゴタゴタあたりから関心が薄くなっていたので最近の復活とかも知らないんだけど、それでもこんなアルバムが出れば買ってしまいます。
これは高崎出身の Junonkoala が所有する Rawkus の音源から選んだ盤を、 DJ KOZO がミックスしたもの。

正直私は上記の二人とも知らないんだけど、ここでミックスされている曲には結構馴染みの曲も多くて、最近のヒップ・ホップからはあまり感じられない開放感と、サンプリング主体の躍動感のあるトラックが子気味よくミックスされていて、非常に心が踊る。特に後半の Mos Def の連発が個人的にはやはりたまらない。なんか久しぶりにレコ箱ひっくり返したくなりました。

[Tracklist]

サイプレス上野とロベルト吉野/ゲットマネイ(Kakubarhythm)7′

サイプレス上野とロベルト吉野/ゲットマネイ
http://www.kakubarhythm.com/

もう一つサ上とロ吉。今年の1月に出た『ドリーム』の直前に出た限定7インチ。
まぁやはり最初に触れなければならないのは “GET MONE\(借)” でのネタ使いでありまして、なんとあの名曲 “およげたいやきくん” を使ってるんですね。
あの曲はサラリーマンの悲哀を代弁しているとよく言われていますが、そんな曲をネタに使ったトラックの上でラップされるのは借金まみれの貧乏話。しかしそこは当然のようにサイプレス上野ならではのユーモアが加えられ、しかもほとんど元ネタまんまながら見事にファンキーなトラックもかっこいい。一方ロベルト吉野のターンテーブル捌きとネタ選びのセンスが堪能できる “契り~外伝~” も秀逸。
このシングルは両曲ともネタ使いがやばすぎて当然のようにアルバムには収録されていないんだけど、それでも彼らの魅力を堪能できる1枚かと。

視聴
[Tracklist]

サイプレス上野とロベルト吉野/LIVE@o-nest(lockstock)CDR

サイプレス上野とロベルト吉野/LIVE@o-nest
http://www.lockstock.jp/

私も微力ながらお手伝いさせていただいた日本語ラップのWEBマガジン、COMPASS が公開になりました。

http://compass-magazine.com/index.html

基本的な話し合いのほとんどが mixi を中心に行われたので、mixi やってない私はイマイチここまでの流れがわかってないんだけど、若いスタッフが中心で勢いがあるので、これからも色々と面白いことになるのではないかと思います。因みに私は TBH のクロス・レヴュー書いてます。

ということで紹介するのも日本のヒップ・ホップがいいかなと思い、紹介しそびれていたサ上とロ吉こと、サイプレス上野とロベルト吉野のライヴ盤。一応ライヴ会場限定の盤みたいなんだけど、私は某店で見つけて買いました。
この二人組みのライヴの評判と、『ヨコハマジョーカーEP』(過去記事)でのユーモア・センスを考えれば期待値も高まるというものですが、期待通り最高。
まずオープニングが伊藤政則のMCというところでメタラーの私はやられてしまうわけですが、その後も独自のユーモア・センスをエンターテイメントに仕立てたヒップ・ホップが続いて文句なしに楽しい。そして散々笑わせておいて、ヒップ・ホップへの愛をラップする Steruss との “マイク中毒Pt2” から “ヨコハマジョーカー” への流れで少しホロリとさせる構成もにくい。
コレを聴いてしまうと俄然彼らのライヴを生で見たくなるのですが、タイミング合わなくてまだ見たことないのよね。先日のリリパも凄かったらしいし、いつか見てみたいものです。

[Tracklist]

Machine Head / Supercharger

Supercharger
http://www.machinehead1.com/

昨日に続いてまた Machine Head 。これは2001年に出た4枚目。
これも基本的に前作の延長線上にあるへヴィ・ロックなんだけど、こちらの方が時流の取り入れ方が自然で、メタルとの融合もこなれてきた感じ。でもその分ガツンとくるようなインパクトがうすく、悪くはないんだけどイマイチ印象に残りづらい。
なんか自分がこのバンドのどこが好きだったのか分からなくなってきたよ。

視聴
[Tracklist]

Machine Head/The Burning Red

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http://www.machinehead1.com/

最近会社の仲間に Machine Head のアルバムを何枚か借りまして。私は一応彼らの1、2枚目は持っていまして、これは1999年の3枚目のアルバム。

もうココ何年か Machine Head の音源って聴いてなかったんで記憶が曖昧なんだけど、確か彼らってデビュー当時、所謂モダン・ヘヴィネスとスラッシュ・メタルの中間点みたいな位置づけだったように思うんだけど、ここではモロに当時よく聞かれたヘヴィ・ロックやってるのね。まぁそれでも完成度自体は低くはないんだけど、正直このスタイルを Machine Head がやらなくってもって感じ。しかも元々ただ暴れるというよりは、野生を知性でコントロールしているという印象だったのが、ここでは完全に知性の方が勝っていて、イマイチ肉体的にうったえるものがないのですよ。しかも中途半端に時流に合わせたもんだから、今聴くとかなり古臭いし。ちょっとガッカリでした。
まぁとりあえず借りたほかのアルバムも聴いてみます。

[Tracklist]

Dominik Eulberg / Heimische Gefilde (TRAUM SCHALLPLATTEN) CD

Dominik Eulberg/Heimische Gefilde
http://www.traumschallplatten.de/

とうとう赤西君が復帰しましたね。私は KAT-TUN の中でも赤西君が一番好きなのでもちろん嬉しいんだけど、やっぱり中途半端な印象は否めませんよね。っていうかこんなに早く復帰するんだったら、急いでセカンド・アルバム出す必要なかったのではなかろうか。

数年前から出るといわれ続けている Coccoon からの『Bionik』が一向に出る気配のない Dominik Eulberg の、今まで Traum から出たシングルの編集盤。
Dominik Eulberg といえば鳥好きで有名で、まぁそんなことは今まで出たシングルやアルバムのジャケットを見れば一目瞭然なわけですが、この『Heimische Gefilde』も、最初はミックスCDだと思ってたんだけど、実際には曲の間に鳥の鳴き声や解説などが入った、まぁはっきりいってずいぶん珍妙な構成。で、コレに関しては賛否両論あるんだろうけど、私には余計だったのかなと。だって Dominik Eulberg による鳥の鳴き真似なんか別に聞きたくねぇもん。それにそんな余計なもんはさんじゃったもんだから曲が短くエディットされちゃってるし。
それに肝心の曲の方も、前作の『Flora & Fauna』のダブ・ハウス的なスカスカな音作りを支持していたものからすると、全てではないにしても、今時のエレクトロ・ミニマルやアシッドに流されている曲があって、その完成度の高さは認めつつも独自性が薄れたと感じざるを得ない。
まぁでも次作は Cocoon からだからねぇ。それが出るころにはきっと今作の方が良かったとか思ってるんだろうなぁ。

関連記事
Dominik Eulberg/Flora & Fauna(TRAUM)CD

Dominik Eulberg - Heimische Gefilde
@TOWER JP

[Tracklist]

JOE CON / AWAKE & DREAMING (Royal Ark Music) CD

JOE CON/AWAKE & DREAMING
http://www.royalarkmusic.com/

DJ KLOCK が逝去したそうですね。それほど積極的に聴いていた人ではなかったけれど、それでも多くの可能性を秘めたアーティストだったのは間違いないわけで、その若すぎる死は非常に残念です。ご冥福をお祈りいたします。

この Joe Con という人に関しては全くというほど情報がないんだけど、某ヒップ・ホップ専門店でなんとなくフリー・フォークっぽいジャケットが気になって買った1枚。
そしてその印象はあたらずとも遠からずというか、いきなり1曲目がアコギの弾き語りなのでちょっと驚く。そして続いて繰り出されるのは当然のようにヒップ・ホップのビートなわけですが、ざらついた音作りとどこかレイドバックしたサンプリング主体のトラックが、うっすらとではあるのだけれど、しかし確実にサイケデリックな空間を形作っていく。この混沌と歪が同居しながらも、決して陰気にならずどこか陽気さを感じさせる音世界は、最近の anticon と比べてもなんら遜色のないものでしょう。なかでもオリエンタルなトラックの上でゲストの Shingo02 と絶妙な掛け合いをみせる “Wat with the Senses” は出色の出来。傑作です。

Joe Con - Awake and Dreaming
[Tracklist]

Dragon Ash/INDEPENDIENTE

Dragon Ash/INDEPENDIENTE
http://dragonash.co.jp/

Dragon Ash というグループが以前鳴らしていたのは、『Viva La Revolution』のタイトルよろしく革命の音楽だったのかもしれないし、降谷くんがよく「共闘」といっていたように闘争の音楽だったのかもしれない。しかし『Harvest』以降の彼らの音は敗北の音楽というか、今までの自分たちと敗北との折り合いをつける試行錯誤だったように思う。
そして本作。まず目立つのはラテンの導入で、それは前作から見られたものではあるけれども、今作では傾倒具合が段違い。しかし最近の彼らの音から感じられる哀愁と、ラテンが本来持つ郷愁との相性が良かったのか、今作はここ何年かの彼らのアルバムの中でもダントツにイイ。
しかしラテンのサンバのリズムに乗って、以前の彼らの勢いが戻ってきたのかというとそんなことはなく、この盤に閉じ込められた空気感というものは相変わらず悲哀に満ちたものだ。しかし強がるのをやめた結果なのかそれとも開き直りなのか、とにかくここには敗北を知った者のみが鳴らせる優しさというものに溢れていて、とにかく心地良い。彼らの音楽性が丸々とラテンに飲み込まれてしまったせいで、あまりにもラテンまんまというか、演奏もメロディもパターンが随分狭まってしまった感は否めないんだけど、それでも以前よりもはるかに降谷くんらしいメロディが零れ落ちてくる部分があって、そこに私はグッときてしまうのですよ。それに後半何曲かで見られるラテンとドラムン・ベースの融合も、以前よりはるかにこなれたものになっていて、次作以降に期待をもたせる。
冒頭の表現に沿っていえばこのアルバムはやはり敗北の音楽なのかもしれないし、ただ敗者同士で傷を舐めあっているだけの音楽なのかもしれない。しかし私は本作の魅力に抗えないのです。

Dragon Ash - INDEPENDIENTE
@TOWER.JP

[Tracklist]

ENTER SHIKARI/Take To The Skies(Ambush Reality)CD

ENTER SHIKARI/Take To The Skies
http://www.entershikari.com/

Mexico 終了ですか、そうですか。残念です。

現在百花繚乱群雄割拠な様相を呈しているUKロックですが、個人的にはさして惹かれるものもなく聴いてなかったんだけど、「メタル+トランス」という触れ込みでデビューした Enter Shikari に関しては、コレばかりはさすがに無視できないと思い聴いてみた。いやぁ~、でもコレはちょっと微妙ですね。
別に好き嫌いで聞かれれば特に嫌いではないんだけど、実際この作品ついて出る言葉というのはきついものになってしまうというのが正直なところで。

とりあえず「メタル+トランス」という部分なんですが、確かに全編で飛び出すシンセの音色というものはトランスのそれに他ならないわけだけど、じゃぁここでトランスとメタルのカタルシスの融合が成されているのかというとそんなことはなく、結局のところスピード・メタルなんかのストリングスの音をシンセに置き換えてるだけなんですよね。では純粋にメタルとして聴いた場合はどうなのかというと、メロディもそれ程印象に残るものでもなければ、メタルほどのかっちりとした構築美も感じられなくて、その少し崩した感じはどちらかというとハード・コアに近い。しかしハード・コアほど激しいわけでもなく、かといって演奏に関しても特筆すべき点は見当たらない(逆にすごく荒いと思う)。つまりはどれもが中途半端なんですよね。
まぁライヴだともっと激しいらしいし、冒頭に書いたようにけっして嫌いではないんだけど、この程度でいちいち騒ぎ立てる日本とUKのメディアってどうなんだろう。

Enter Shikari - Take to the Skies
@TOWER.JP

[Tracklist]

Jussi-Pekka/The Line in Between(Frozen North)CD

Jussi Pekka/The Line in Between
http://www.frozennorthrecordings.com/

様々なレーベルからコンスタントにシングルをリリースしている Jussi-Pekka の1枚目のアルバム。
始まりこそゆったりとしているものの、以降は様々なタイプの音を聴かせるテック・ミニマル。そのどれもが完成度高くて安心して聴けるんだけど、どうもこの人ならではの個性というものがみえないのよね。それでもきちんとフロアを向きながらも、リスニングにも適した聴きやすさでまとめ上げた手腕は見事。そういった意味では職人的な人なのかも。

試聴
Jussi-Pekka - The Line In Between
@TOWER.JP

[Tracklist]