Meat beat MANIFESTO / ACTUAL SOUNDS + VOICES (PLAY IT AGAIN SAM)2LP

Actual Sounds + Voices
http://www.meatbeatmanifesto.com/

気が付けばもう5月に入り暫定税率も復活したりなんかして、もうゴールデン・ウィークに突入なわけですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。私はといいますと、11連休という中途半端に長い休みのせいか、すっかり怠惰な日々を送っておりまして、ブログの方も全然やる気がおきません。なので、さっきレコ箱漁ったら出てきたレコードで適当にお茶を濁したいと思います。

ということで1枚目。最近 Planet Mu から新作を発表したばかりの Meat Beat Manifesto こと Jack Dangers が1998年に出したアルバム。
この時期のアメリカというと、 Nine Inch Nails の Trent Reznor が凄まじい求心力を持っていた時期であり、その Trent Reznor が度々影響を口にして、さらに『The Perfect Drug』のリミキサーに起用したりして、 Meat Beat Manifesto の名前は半ば神格化されていたようにも思います。
そんな状況の中リリースされた本作は、当然のように凄まじい期待をもって迎えられたわけですが、蓋を開けてみれば、所謂インダストリアルの軋むようなノイズもビートも聴こえてこない、大味なブレイク・ビーツ。確かに98年というと、一方ではビッグビート隆盛の時代であり、そこら辺に影響を受けたとも思えなくもないんだけど、それにしてもどう位置付けていいのかよく分からない作品で、音楽雑誌なんかの評価も微妙なものでした。
しかし私的には当時も今も結構好きなアルバムでありまして、というのも、このアルバムには難しいところが一つもないんですね。はっきりいってビッグビートなんかに比べると、決定的にファンキーさが足りなくて、ダンス・ミュージックとしては物足りないんだけど、とにかく馬鹿でかいスネアだけでビートを転がそうというアホさ加減が大好きで、このドカドカとした音作りは、基本メタラーな私にはしっくりくる。
まぁそれでもこの作品が名盤だとか傑作だとかいうつもりは全くないんだけど、不思議と手元に置いておきたくなる作品です。

Meat Beat Manifesto - Actual Sounds + Voices

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