KAT-TUN LIVE TOUR 2010 PART2:WORLD BIG TOUR

さて、前回(過去記事)書いたとおり、 KAT-TUN のドーム公演3日目となるコンサートを先日24日見てきたわけですが、とにかく実感したのは気分の問題というのはここまで大きいのかという事で、6人に戻るかもしれないという気分で見る5人と、もう6人が並ぶところは見られないという気分で見る5人ではまるで違っていて、内容的には初日であった前回よりもはるかにこなれたものになっていたものの、どうにも寂しい気分を感じずにはいられないコンサートだった。

その寂しさの原因は赤西くんの不在に他ならないわけだが、それでも先日のアルバムは5人としての KAT-TUN の現時点の回答としては非常によく出来ていて、赤西くんの不在を歌唱の面では中丸くんが、力強さの面では田中くんが前に出ることによって赤西くんの不在を感じさせないものになっていて、非常に聴き応えのある作品になっていた。

しかしコンサートとなると話は別で、まだまだ5人での形が出来上がっていなくて手探り状態という印象が非常に強かった。
そう感じさせた一番の要因は前回書いたとおりやはり選曲や曲順で、新作からの曲はソロを除いて全てやったにもかかわらず(もっといえば今回5人体制で作った曲全部)、それを変にバラけさせたせいで印象が薄くなってしまったし、むしろ以前の曲との盛り上がりの差の大きさを印象付けてしまった感さえある。中でも “Lips” ~ “愛のコマンド” ~ “GOLD” の流れや、 “WILDS OF MY HEART” と “Peacefuldays” はこの日最大級の盛り上がりを見せていて、やはり KAT-TUN の本流はハード・ロックなのだと思わされる。
またこれら以前の曲に関しては亀梨くん以外のメンバーがそれぞれパートを分け合う事で対処していたのだが、それでもメンバーの中でも一際強い声の持ち主であった赤西くんの不在はいかんともしがたく、この辺り声質的にも歌のスタイルとしても田中くんがカバーするのが最も違和感がないのだが、音源ではともかく、ライブとなるとまだまだ彼の歌は稚拙で、少々、といういか正直書けばかなり辛いし、それは他のメンバーでもそれほど変わらない。その中でも中丸くんは唯一歌唱が安定して入るものの、彼の柔らかな声を、ハードロック調の曲で前面に出すのは辛かろう。

まぁその辺りはメンバー自体5人でうまくいく曲が少ないのが分かっているのか、だからこそ “N.M.P.” と “Going!” を2回やったり、いつも以上にMCに長い時間を割いたりしたのだろうと思うけど、だったら思い切って定番曲を削って、新作に合わせてダンサブルな曲でまとめるなどした方が面白かったし、もっと5人体制の KAT-TUN らしさに焦点を当てた選曲の方が良かったのではなかろうか。

あと他にも気になる点は多々あるものの、今書いても後ろ向きな事しか書けないのでまぁいいです。
でもどうしても気になるのが1点だけ。

それはこれから KAT-TUN はどういうアイドルを形作るのかという事で、今までがアイドルらしからぬアイドルなら、今は変にソフティケイトされたアイドルを目指しているように思える点で、セックスを直接的に歌った田中くんのソロ曲などは、初日見たときは田中くんがチャックを下ろす仕草や女性ダンサーとの際どい絡みがあったものの、それがこの日には一切なくなっていたし、メンバーがMC中変に下ネタを意識していたのも気になった。以前なら KAT-TUN はエロくてなんぼ、みたいなところがあったのに(そう思ってるのオレだけ?)、どんな心境の変化かと勘繰ってしまうし、もっと酷いと思ったのが田中くんがコンサート中によく言う「盛り上がらないとおまえら、命はねぇからなぁ」という言葉について、「あれはリップサービスですから」と言った事で、いやまぁ、そりゃ実際そうなんだろし、MCの流れの中で冗談っぽく言っていたのも分かるんだけど、それでもそれを言っちゃあお終いでしょ、と思わざるを得ないし、そんなところでも変に勘ぐってしまうほどもう私は後ろ向きなわけですよ。

ということで結局愚痴になってしまったのここらでやめますが、これから KAT-TUN は一体どうなってしまうんでしょうね。この期に及んで6人に戻ってほしいと思うのは後ろ向きなのかなぁ。

あと最後に蛇足ながら書くと、亀梨くんはとりあえずソロでオペラでもやって毒気を抜いて、その後上田くんに自分のキャラクターをふまえた上での世界観の作り方でも学んだ方が良いんじゃないかしら。

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