LANDS / BANDAGE (J Storm) CD+DVD

LANDS / BANDAGE (J Storm)LANDS / BANDAGE (J Storm)
http://www.j-storm.co.jp/kattun/

どうも今日は、「E.YAZAWA ROCK」も「THIS IS IT」も、ましてや「アンヴィル!夢を諦めきれない男たち」も見ていないのに、「BANDAGE」は見に行こうかと思っている shooter です(前売り券売り切れだってね。すごいなぁ)。

ということで、「BANDAGE」主演の赤西くんが劇中の LANDS 名義で出したのがこのシングル、なんだけど、なんだけど。
どうもこのシングルはですね、何回聴いても意図がちょっとよく分からんのですよね。というか色々と書きたい事があってまとまらないので、とりあえず思った事だらだら書いてみたいと思います。

ではまず、このシングルには全然関係ない赤西くんについての事を書きたいと思うんですが、私は赤西くんのインタビューを読んだことがないので、彼の音楽の趣味とかって知らないんだけど、ここ最近のソロ関連曲、『DON’T U EVER STOP』に収録された “LOVEJUICE” (過去記事)、先のコンサートで披露された CRYSTAL KAY との “WONDER” (過去記事)そして CRYSTAL KAY のベスト盤に収録された彼女との共演曲 “Helpless Night” (あとこの前のアルバムの “care” があるけど、あれは昔の曲なので無視)を聴いて分かるのは、赤西くんのはっきりとした洋楽志向なわけですが(まぁそもそも留学とかしちゃう人だからね)、もっと分かりやすく書けば「Justin Timberlake 最高!」って事だと思うわけですよ。
で、その事を「結局あっちのアイドルの物真似かよ」と批判することは簡単なんですが、では現在の日本に Justin Timberlake の影響を分かりやすく感じさせる男性歌手がいるのかというと、猫も杓子もメロウな方向に流れていて、私の知る限りではいないし(洋楽聴かない人のために書いておくと、逆に海外ではマドンナを筆頭に影響を与えまくっている人なんですよ)、そういった意味で非常に面白い人なわけですよ。

そんな赤西くんの初主演映画である「BANDAGE」は、内容としてはよくあるバンドものの青春群像劇のようで、まぁ当然のように R&B とは全く関係のない話だと思われるのですが、元々赤西くんは L’Arc~en~Ciel も好きだという事で、っていうか KAT-TUN でもヘヴィ・ロックっぽいのもやってるし、そもそもこんな若造が映画に自分の音楽性なんか反映できるはずもないのでいいですわ。
ではバンドものの映画の主題歌、と云われてどんな曲を想像するかというと、大抵勢いのあるロック・ナンバーではないかと思うんですよね。しかも事前情報として、この映画に出演している RIZE の金子ノブアキも曲に参加している、ということだったので、きっとバンド感の強い曲なのだろうと思っていました。

しかし実際聴いてみたこの曲は、歌詞中に「四つ打ちで」などという言葉が出てくる通り、ダンス・ミュージックからの影響をにじませながらもシンプルなビートの上に、結構弾きまくっているわりに妙にに奥まったところで鳴っているギター、サビでひょわひょわ鳴る小林武史によるシンセ、終始押さえ気味の歌唱をさらにエフェクトで輪郭をぼやかしたヴォーカル、なんかが乗っていて、全体の印象としてロック特有のガツンとくる感じよりは何だかフワフワしている。

つまりはあまりロック映画の主題歌っぽくはない、という事なんだけど、では他に意図があるという事だろうか。
例えば歌うのがアイドルだから抑え目にした、という事かもしれないけれど、赤西くんは KAT-TUN でもっと激しい曲を歌っているのだからそれはないだろうし、また赤西くんの個人的趣向が反映された、ということでも当然ないだろう。
では赤西くんのファンに受けが良さそうな曲にした、というのも考えられるけど、私はファンが赤西くんにどんな曲を求めているか知らないけれど、それでもこの曲がそうかといわれれば疑問に思わざるを得ない。
それにこれだけ書いておいてあれだけど、この “BANDAGE” という曲は小林武史が映画の脚本を見てすぐ(つまりまだ主演が決まっていない段階で)書いたという事なので、アレンジ面ではともかく、曲の根幹には赤西くんは関係ないだろう。

ならば映画の舞台である90年代を意識した曲なのだろうか。しかし90年代のロックの動きって、グランジ、オルタナティブ、ヘヴィ・ロックにラップ・メタル、あとはローファイとかでしょ。そのどれもに共通しているのは粗さだと思うんだけど(ラップ・メタルはちょっと違うか)、この曲からはそんなものは感じられない。また日本の90年代のロックで目立ったのというと、ぱっと思いつくのはヴィジュアル系とメロコアくらいで、これもまた違う。

という事で色々考えてみたんだけれど、やはりこの曲の意図するものが分からなくて、っていうかそもそも私が何でこんなつまらない事ばかり書いているのかというと、この曲が全然面白くないからで、単に小林武史が手癖で書いたみたいな曲にしか思えないんですよ。
さらに今作の歌詞が、散文的かつ抽象的ではっきりとは分からないものの、恐らく成功と引き換えに初心を忘れてしまったバンドが、昔の思いに立ち返って「きみ」(多分映画のヒロインの北乃きい)の元に戻るよ、みたいな事が書いてあるんだと思うんだけど(つまりは過去をさす言葉が多い)、劇中のクライマックスとかで聴くのならともかく、映画を見ていない現時点ではみょうにうらぶれた印象しか受けないし、また映画のクライマックスにこの曲調で盛り上がるのか、っていうことで、やはり意図が理解できません。

なんか色々と書いてきましたが、映画を見るとこの曲の印象もまた変わるんですかねぇ。しかし小林武史と岩井俊二という組み合わせだけでも不安なのに、主演が大根な赤西くんで大丈夫なんでしょうか。この映画を機に KAT-TUN の斜陽にますます拍車がかからないか心配でしょうがないんだけど・・・・。

photo

BANDAGE【期間限定盤】
LANDS
ジェイ・ストーム 2009-11-25
曲名リスト
  1. BANDAGE
  2. BANDAGE (Backing Track)

by G-Tools , 2009/11/29

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