BUSHMIND / BRIGHT IN TOWN (TAD SOUND) CD

BUSHMIND / BRIGHT IN TOWN (TAD SOUND)
http://www.myspace.com/bushmind

気がつけばもう今年も残るところ1ヵ月半ほどとなりまして、ちらほら今年のベストがどうとかいう声も聞こえますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。私はといえば、今年は散漫な聴き方ばかりしていたせいで、全然候補が頭に浮かばないというありさまなんですが、まぁこのブログも活用しつつ、なんとか今年中にまとめたいなと思っております。

などという書き出しなのに、なぜか2007年発売の Bushmind のファースト・アルバム。

私のような門外漢からすると、最近はあまり動きが活発でない印象があるんだけど、以前 Struggle For Pride (過去記事)を筆頭に話題になった東京のクロスオーバーな動きの中に、この Bushmind もいた人で、バンド方面との交流も深かったせいなのか、このアルバムも基本的な部分ではヒップ・ホップながら、全体の手触りがやたらとゴツゴツとしていて、そういった意味ですごくロックっぽい。

しかし今作が激しい音ばかりなのかというとそんなこともなく、レゲエやテクノ、または歌謡曲みたいな曲までありと非常に雑多で、こういう感覚はヒップ・ホップ・シーンにずっぽりなトラック・メイカーからはなかなか出てこない感覚だろう。
まぁその分曲の出来にばらつきがあるのも事実なんだけど、全体の印象とは裏腹に “Day Dream” や “ツヅク” のような緩々なレゲエ・トラックが非常に魅力的だ。

SCHRANZZ TROOPERZ

あと私がこのアルバム買った店では Bushmind と Tady によるユニット SCHRANZ TROOPERZ のミックスCDが付いてきていて、実はこちらの方が回数聴いていたりする。これはユニット名から分かるようにシュランツ(大雑把にいうとすごく早いテクノ)をミックスしているんだけど、シュランツによくあるインダストリアルっぽいやかましさよりも、ゲットー・エレクトロのような、とにかく何でも早いピッチで繋いでしまえ、というような軽薄なノリが前面に出ていて、聴いていて抜群に楽しい。
このミックスはおまけなので当然今入手するのは難しいと思うけど、このユニットはミックスCDも出しているようなので、興味のわいた方は聴いてみるとよいかと。

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