ロサンゼルスのアーティスト Scott Kid が今年3月に発表した作品。
最初このジャケットの女性が Scott Kid なんだと思ったんだけど、歌を聴く限り男の人っぽくて(少し中性的でよく分かんないんだけど)、じゃぁ今作が歌ものなのかというと、確かに全編歌は入っているものの、エフェクトによりかなり輪郭がぼやかされていてあまり曲のメインという感じでもないし、かといってビートが前面に出ているわけでもなく、要はイマイチつかみどころのない作品になっている。
でも今作は KickDrums (過去記事)のと違って、各要素の押し出しを弱めることによって心地よさにつなげていて、なかなか面白い。