Petter/Robotfood(MANUAL)12″

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border community 周辺の人って意識的なのかそうじゃないのか分からないけれど、わりと似通った音の傾向の人が多いと思うんですよね。まぁ簡単にいうと浮遊感のあるサイケデリックな上モノとソリッドなリズム、みたいな感じで。でもそんな border community の中にあって異彩を放っているのが、多分レーベル最年少の Petter ではないでしょうか。

そんな彼の今のとこの最新作。とはいっても去年の作品なんだけど、わりと好きで今でも聴いてます。ちょっと音の特徴がどうとかいえるほど彼の作品を聴いてはいないんだけど、 border community からの作品同様音が軽めで、物凄くヌケがいいんですよね。基本的に重心低めの音が好きな私なんですが、彼の作品には何故か引き込まれてしまいます。で、一つ思ったのは彼は音選びのセンスに非常に優れていると思うんですよね。表題曲なんか前半ほとんど展開もないのに、グネングネンしたグルーヴと音の快感だけで引っ張ってっちゃうし、後半に入ってくる扇情的なシンセも、何に近いかといわれればやはりトランスだと思うんだけど、安いトランスにありがちな下品さが全くなくてひたすら気持ちいい。トライバルなほかの2曲も全くもって素晴らしくって、個人的に今一番アルバム聴きたい人です。
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Audion / The Audion EP’s (SPECTRAL) MP3

SPC-15_Kisses
http://www.suckfish.org/

もう随分時間が経っちゃってんだけど、以前書いた Matthew dear の記事の続き。一応もうすぐこの名義でミックスCDも出るという事でタイムリーかなと。

最初 Matthew dear がこの名義で作品を出した時って数ある名義の一つにしか思ってなかったんだけど、今ではむしろメインの名義になっちゃいましたね。一応以前の彼のインタビューから、この名義はハードでアグレッシヴなものというのは分かるんだけど、他の名義とどのような線引きがあるのかはイマイチ不明。でも一般的には彼の中でもより派手な名義という認識があるのではないでしょうか。

で、世間にそういう印象を植え付けたのがこの3枚のEP。とはいいつつも私はアナログでは『THE PONG』しか持っていません。残り2枚は iTunes Music Store で買いました。いやはや、便利な世の中です。

基本的に3枚とも表題曲は、前作の『Anger Management』の路線を受け継いだアシッド/ブリープ・テクノ。でも上もののビキバキ度はその比じゃないというか、ここまで露骨に電子音を主張しているのも珍しい。特に “Titty Fuck” のギザギザ感とか狂ってますもんね。
でもリズムの方はさらにスカスカに、かつタイトになりながらも軽妙さというものが失われておらず、この手のが苦手な私でも結構楽しんで聴けます。

購入→Audion - The Audion EP's

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