Perfume / 未来のミュージアム (UNIVERSAL) CD+DVD

Perfume / 未来のミュージアム (UNIVERSAL)
http://www.perfume-web.jp/

広島出身の3人組 Perfume が2013年2月に発表した17枚目のシングル。今作は映画『ドラえもん のび太のひみつ道具博物館』の主題歌なんだそう。

私は映画を1年に1本見るか見ないかの人間で、ドラえもんの映画に関しても、子供の頃に何本か見た事はあるものの、リニューアルして以降のものは1本も見たことがない。なので私には今作が劇中で一体どういったタイミングで流れるのかは分からないのだけれど、物語の佳境に迫ったときにその興奮を増幅させてくれるものでも、最後に流れて物語の余韻に浸らせてくれるものでもない。透明感のある音を多く使ったトラックや、一度聴いただけで覚えてしまいそうな親しみ易いメロディなど、子供を意識した作りにはなっているものの、曲自体は大した展開もなく進む盛り上がりに欠けるもので、映画の主題歌といわれて思い浮かべるような大上段に構えたものではなく、小品的なポップスになっている。そういった意味では商業音楽としてはやや疑問を感じずにはいられない曲ながら、作品自体はなかなか面白い。

この曲が子供を意識した曲、っていうのは上記した通りなんですが、その他に特色をあげるとすると、全編で鳴っているウォブルベースなんじゃないかと思うんですよね。これは小さい音や、テレビで流れ的なときなどはそれほど気にならないものなんだろうけれど、大きな音で聴くと曲にしっかりとしたうねりを与えているのが分かる。またドラムに関しては、一聴するとシンプルなエイトビートのようなんだけど、細かく刻むハイハットや、ブレイク部分などで微妙に変化するパターンなどによって、疾走感のある、それこそ手数の少ないドラムンベースのよう。つまりは前作の “Spending all my time” (関連記事)に続く、 Perfume 流 EDM といった内容になっていて興味深いし、 EDM の落とし込み方としては “Spending all my time” なんかよりはるかに面白い。
まぁこれを Perfume でやる必要があるのか、って気はしなくもないんだけど・・・。

カップリングの “だいじょばない” は、軽快なシンセと軽めの四つ打ちキックによるエレクトリックなディスコ・ポップ。ヴォーカルを素材の一部として扱っているような感じは初期を髣髴とさせるものので、悪い曲ではないもののグルーヴが平板すぎて面白みはイマイチ。

photo

未来のミュージアム
Perfume
ユニバーサルJ 2013-02-27
曲名リスト
  1. 未来のミュージアム
  2. だいじょばない
  3. 未来のミュージアム -Original Instrumental-
  4. だいじょばない -Original Instrumental-

by G-Tools , 2013/03/10

[`friendfeed` not found]
Facebook にシェア
[`evernote` not found]
[`livedoor` not found]

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)