Camp Lo & Ski Beatz / Fort Apache (Self Released) mp3

Camp Lo & Ski Beatz / Fort Apache

Camp Lo と Ski Beatz が先月出したミックステープ。

Ski Beatz って『24 HOUR KARATE SCHOOL JAPAN』のときに気になって聴いてみたものの、トラックダサすぎてとても買う気にならなかったんだけど、今作に関しても、音がでかいわりにはグルーヴが全然なくて、やっぱり私にはこの人の良さが分かりません。

Camp Lo のどっしりとしたラップは悪くない。

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C-San / Dreams & Reality (Self Released) mp3

C-San / Dreams & Reality

LA のラッパー C-San のミックステープ。

わりと世間では注目のラッパーさんみたいなんだけど、これを聴いた限りでは比較的オーソドックスなヒップホップという感じで、全然悪くはないんだけど、かといって特別どうというような感想も出てこない感じ。
個人的には流し聞き用かな・・・。
あと同じ LA の Iman Omari が参加してる。

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Clubroot / II – Mmx (Lo Dubs) 2LP+CD

Clubroot / II - Mmx (Lo Dubs)
http://lodubs.bandcamp.com/

イギリスのプロデューサー、 Clubroot こと Daniel Richmond が2010年に発表したセカンド・アルバム。

ダブ的な拡がりのある音響空間の中で、軽やかで疾走感のある、甲高いドラムのリズムが曲を引っ張る、っていうところで、非常に burial を髣髴をさせる音作りがなされているんですが、 burial の激情を表現したような独特のベース・ラインに比べると、今作は非常にすっきりとしていて聴きやすく、また機能性も高い。
そしてひんやりとした上モノも、アンビエント的な浮遊感がありながらも、同時に疾走感も伴っていて、とにかく完成度が高い。
中でもトランスっぽいシンセやストリングスをを用いながらも、あまり盛り上げすぎずにうっすらとした情緒性を漂わせながらはしる “‘Closure” は名曲。

最近新しいアルバムが出たばかりなので、そちらの方も聴いてみたい。

Ii - Mmx - Clubroot

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Cody Simpson / Angels & Gentlemen (Self Released) mp3

Cody Simpson / Angels & Gentlemen
http://www.codysimpson.com/

最近フリーの音源ばかり紹介している当ブログなんですが、果たしてここを見てくださっている方にたいして、需要があるもんなんですかねぇ。まぁ需要とか考えたらアイドルと日本のヒップホップの記事ばかり書かなきゃならなくなるんだけど・・・。

オーストラリア出身のシンガーソングライター Cody Simpson が6月に発売されるアルバムまでのつなぎとして発表したらしいミックステープ。

ジャケットを見るといかにも若い、っていう感じの Cody くん、なんでもまだ15歳だそうだが、歌声自体は声変わりもしているせいかそれほど幼さを感じさせず、また歌唱力もしっかりしているので年齢というのは良くも悪くも気にならない。

ただそのルックス同様、歌の方も甘いものなので、そこら辺好き嫌いが分かれそうだけど、それほどしつこくないので比較的聴きやすいのではなかろうか。
まぁそれは言い換えれば引っ掛かりが少ないともいえるんだけど、そこはゆっくり成長していってもらえればいいかな。

ちなみに今作はカバー曲がほとんどで、 Chris Brown 、 Rihanna 、 Drake 、 The Weeknd 、 Jack Johnson という面々の曲が選ばれているので、聴き比べてみるのも面白いかも。

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Conner Youngblood / Sketches pt.1 (Self Released) mp3

Conner Youngblood / Sketches pt.1
http://www.conneryoungblood.com/

ダラス出身で、多分現在22,3歳位の、まぁとにかく若い Conner Youngblood の作品集。

最近この辺りの動きって全然追いかけられてないのですごく適当に書くんですが、チルウェイヴとかウィッチハウスなんかの影響が他のスタイルに伝播している今の感じって、昔 anticon なんかがポストロックに接近していた頃をなんとなく思い出させるものがありまして。
んで、今作もビートにそこはかとなくヒップホップの影響をにじませながらも、基本的にはアコギを主体にした歌もの、しかもエフェクトをかけて輪郭をぼやかしたその音作りは、硬い音大好きな私からすると、昔苦手にしていたポストロックの音そのものという感じなんですが、まぁ私もいい加減年取って間口が多少広がったというのと、基本メロディがいいので、思ったよりも楽しんで聴けた。

でも結局ウクレレ弾き語りの “Color Blind (I swear)” が一番好きなんだけど。

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CHAKAL / La Orbe de Isis

CHAKAL / La Orbe de Isis
http://www.facebook.com/ChakalA3Bandas

A3Bandas っていうスペインのクルーに所属するラッパーさん(多分・・・)、 Chakal のミックステープ。

パイプオルガンで始まる冒頭の “El Maizal” から、ジャケットにも現れているゴシックぽさを漂わせながらも、基本大袈裟なトラックに Chakal の前のめりのラップが乗るというものなんだけど、ダブステップの影響をほんのりと感じさせるトラックがどれもかっこいいし、それに負けない芯の強さがある Chakal のラップも良くて、作品としてよく出来ている。

中でも似非ダブステップな雰囲気が最高に胡散臭い(褒め言葉です) “Terapia” はかなりかっこいい。

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DropxLife., Clams Casino, Omari Shakir., The Weeknd

また Weeknd 関連のものをまとめていくつか。

DropxLife. / Furthur.
『DropxLife. / Furthur.』
The Weeknd って元々 The Noise というプロデュース・ユニットで活動していたらしい、っていうのは以前書いたと思うんですが(過去記事)、なもんだから私はてっきり自身のトラックも全部自分で作っているものと思い込んでいました。
でも実際はそんなことなかったみたいで、何人かのプロデューサが参加していたみたいですね。
っつうことで『Echoes Of Silence』収録の “Initiation” のプロデューサーだという DropxLife. のミックステープ。
この DropxLife. というアーティスト、 Weeknd 周辺の人みたいなんだけど、その正体は今のところ謎みたい。
さらにこの作品のリリースの仕方もよく分からなくて、昨年末に3曲入りで出たものに曲足して6曲入りで今年出したと思ったら、次は9曲入りで出て、この度出た10曲入りのものが完全版らしい。
“Initiation” ってどんどんヴォーカルが変調していくけっこう実験的な曲だったので、今作も実験的なのかと思ったらそんなこともなく、新味というのは薄い。
でもヒップホップとダブステップとアブストラクトが溶け合ったようなビートと、徐々に沈みこむような音世界は心地よく、 Weeknd に通ずる雰囲気にはやはり抗えない。あと Weeknd のような高い緊張感がないのと、なんだかんだで1曲に1つは耳に引っかかりやすい要素が入っているので、インストでありながらも Weeknd よりある意味聴きやすいかも。
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DROPXLIFE / ALLXLEGENDS
『DROPXLIFE / ALLXLEGENDS』
んでこちらは DropxLife が昨年秋に出したミックステープ。
全体の雰囲気としては『Furthur.』とそれほどかわらないものの、ビートはこちらの方がシンプルで、こちらの方が幾分ポップ。なのでこちらから聴いた方が入りやすいかも(まぁ暗いのには変わりないんだけど)。
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Clams Casino / Instrumental Mixtape
『Clams Casino / Instrumental Mixtape』
こちらは『Echoes Of Silence』収録の “The Fall” をプロデュースした Clams Casino が、今まで他のアーティストに提供したトラックを中心にまとめたミックステープ。
今作に関しては Weeknd 関係なしに非常に評価の高い作品なんだけど、太いベースラインと重たいドラム、粒子の細かい幻想的な上モノの組み合わせは確かに気持ちがよい。あからさまにキャッチーな要素がなくてもきちんとポップなのも素晴らしい。
まぁ時折、これってポストロックに接近してたころの anticon の焼き直しじゃねぇの、って思う部分がなくもないんだけど、気持ちがいいのに変わりはないので気にするのはやめておきましょう。
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Omari Shakir. / Different.OMARI SHAKIR / NONCHALANT
『Omari Shakir. / Different.』『OMARI SHAKIR / NONCHALANT』
最近知ったんだけど Weeknd 周辺には彼を含む XO Gang というクルーが存在するらしく、そこに参加しているラッパーさんが出しているのが上2曲(もう1曲 “Like A Book” 曲もあるんだけどジャケットないので割愛)。
三味線(?)をサンプリングした “Different.” (DropxLife プロデュース)はかっこいいし、Omari Shakir の低い声でのラップも魅力的なんだけど、ちょっとこれだけだとラッパーとしての個性までは分からないですかね。
あと両曲とも iTunes に入れるとアルバム名のところに『TIL WE OVERDOSE』って出るので、もうすぐアルバムが出るのかも。
Different. ダウンロード
NONCHALANT ダウンロード

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Cosmin TRG / Tower Block (Hemlock) 12″

Cosmin TRG / Tower Block (Hemlock)
http://www.hemlockrecordings.co.uk/

もうすぐアルバムが出るらしいルーマニア出身の TRG 改め Cosmin TRG が昨年出したシングル。

彼は TRG 名義のときはブレイクビーツを前面に出したダブステップを作ることが多かったように思うんだけど、 Cosmin TRG 名義に改めてからは四つ打ち感の強いトラックを作ることが多い。
それがいき過ぎて単なるハウスになってしまうこともしばしばなのだが、今作は四つ打ちとブレイクビーツがせめぎあったような変則的なビートを聴かせていて非常に面白い。
そのビートに関してもグルーヴをぎりぎりのところでつなぎとめておきながら、徐々にはめていくタイプのもので気持ちがいいし、軽快さを失わないのもいい。

ちなみに上に書いたデビューアルバムは Modeselektor の 50 Weapons から出るそうで、こちらも期待せずにはいられない。

Tower Block / Béton Brut - Single - TRG

CLOAKS / VERSUS GRAIN (3by3) CD

CLOAKS / VERSUS GRAIN (3by3)
http://www.3by3music.com/

わりと紹介したのが正統派なダブステップばかりだったので変り種も紹介しましょうか。まぁ相変わらず紹介しそびれてたちょっと前の盤なんだけど・・・

この Cloaks というアーティストに関してはほとんど情報がないのでどんな出自の人なのか分からないのだけれど、この人が2009年に発表したデビュー・アルバムはなかなかのインパクト。
そのスタイルを大別すればダブステップにはなるんだろうけれど、それを構成する音に関してはノイズまみれのメタリックなものがほとんどで、質感としてはむしろインダストリアル。
それでいてそのインパクトに頼ることなく、ベースを中心にきちんとしたグルーヴを作り出していているし(まぁ踊る感じではないけど)、洗練に向かうことが多いダブステップの中にあって、ここまでざらついた音を聴かせてくれるというのも小気味いい。

Versus Grain - Cloaks

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