AKB48 / 次の足跡 (KING) 2CD

AKB48 / 次の足跡 (KING)
http://www.akb48.co.jp/

2014年に聴いた盤を雑に紹介していく4。
音楽とは関係ない話なんですが、このブログで使っているサーバーの xrea が不安定できつくなってきたんだが、どうしたもんだろうか。かといってアフリエイトでウハウハとかでもないので、年に1万超えるようなサーバー借りるのもきついし。まぁそれをバネにブログ更新頑張るというのもアリなのかもしれないけど。

AKB48 が2014年1月に発表した、オリジナルとしては3枚目となるアルバム。

今って色んなタイプのアイドルが出てきていて、また人気を得ていくにしたがって、 AKB の存在感が徐々に小さくなっている印象があるんですが、他のアイドル・グループが複数買いによる一時のチャート・アクションを稼いでいるのに比べ、 “ヘビーローテーション” と “恋するフォーチュンクッキー” という、本当の意味で世間に浸透してる曲をもっているという意味で、他のグループが足元にも及ばない存在感だと思うんですね(複数買いを助長したのは AKB 、とかいう議論は置いといて)。

特にこのアルバムの前年に出た “恋するフォーチュンクッキー” に関しては、その音楽的評価の高さは、今後の AKB の方向性を、より音楽的なものに変えてもおかしくないほどだったんだけど、前作に続いて2枚組みとなった本作は、びっくりするくらい、いつもの AKB 。

彼女たちって春に卒業ソング、その後に総選挙用シングル、などローテーションが決まっていることも含めて、永遠に進級しない学園漫画みたいなものだというのは理解しているし、その方向性のぶれなさはある意味清々しくもあるのだけれど、さすがにちょっと飽きてきた。

とは書きつつも、多分次のアルバムも聴くけど・・・。

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ノースリーブス / キリギリス人 (Epic) CD

ノースリーブス / キリギリス人 (Epic)
http://www.no3b.net/

AKB48 の小嶋陽菜、高橋みなみ、峯岸みなみの3人によるユニット、ノースリーブスが2013年1月発表した9枚目のシングル。
AKB に関しては、最近では本体もろくに追いかけられてない状況なので、派生ユニットやソロなんてとても追いかける気にならないという感じだったんだけど、びびんばさんがブログに、初回盤に入っているソロ曲は石野卓球、小室哲哉、川本真琴がそれぞれ作曲していると書いていたので、さすがに気になって聴いてみた。
まぁレンタルで初回盤も置いているかと思ったらなかったので、結局通常盤しか聴いてないんだけど(さすがに買う気にはなれなかった)。

今回ソロ曲に豪華な作家を並べていますが、タイトル曲には旬な作曲家といっていいんでしょう、昨年末の紅白で一気に知名度を上げたゴールデンボンバーの鬼龍院翔が作曲しています。私はゴールデンボンバーをまともに聴いた事がないので、今作がいつもの作風と比べてどうなのかというのは判断できないんだけど、いつもの AKB のシングルの完成度を基準としたとしても、これはイマイチと書かざるを得ないですかね。
冒頭から鳴るブラストともに突っ走る歌謡ロックで、すごく勢いがあるのはいいんだけど、逆に書くと勢い以外に何もない曲。こういうのはロック・バンドとかがやる分にはいいのかもしれないけど、アイドルが歌うには不向きだろう。あとのっぺりとしたドラムがすさまじくダサい。

それよりは、今がよければそれでいい、という内容の歌詞を、今の AKB のメンバーが歌う事の意味とかを考えたほうが面白いかも。

カップリングは可もなく不可もなく。

キリギリス人 - EP - ノースリーブス

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AKB48 チームサプライズ / お手上げララバイ (AKS) CD

AKB48 チームサプライズ / お手上げララバイ (AKS)
http://akb48-surprise.jp/

最初は何がなんだか分からなかった AKB なんですが、気がつけばそれなりにメンバーの顔と名前が一致するようになってきていて(テレビでよく見るメンバーだけだけど)、そうなってくると好きなメンバー、所謂推しメンってやつも出来てきていて。それはちょっと前なら小嶋陽菜って答えていたんですが(そもそも聞かれた事ほとんどないけど)、最近では高橋みなみの名前を挙げるようにしています。

彼女に関しては数年前にみた AKB のドキュメンタリーでのリーダーっぷりが印象的だった、っていうのもあるんですが、それ以上にノースリーブスのアルバムを聴いたときに、その歌唱がなかなか堂に入っていて感心したというのが大きくて、さらに書けば基本的に AKB の音楽面にしか興味のない自分としては、歌唱力もあって、声もよく通る強いものを持っている彼女がセンターになってほしい、とか思ってたりします。

っつうことで前置きが長くなりましたが、パチンコと連動した AKB 内企画ユニット、AKB48 チームサプライズが2012年に出したシングル。
このチームサプライズってやつは毎回メンバーを変えて12週連続でシングルを出していたんですが、その8週目が高橋みなみのソロだったのでけっこう期待していたんですが、これはちょっときつかったですかねぇ。

曲に関しては憂いを帯びた歌謡テイストの強いダンスポップで全然悪くないんだけど、高橋みなみの歌唱が思いのほか不安定なのよね。これは元々彼女の歌唱力を私が過大評価してたからなのか、今回たまたまなのかはこのシングル聴くだけでは判断できないんだけど、中途半端に歌えている分、よれてる箇所が変に目立っているのも辛い。声を過剰に重ねたり加工したりしないで、直球の歌を聴かせているのは評価したいんだけれども・・・。

まぁ色々書きつつも、今度出るソロ・シングルの “Jane Doe” も聴くと思うけど。

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AKB48 / UZA (KING) CD

AKB48 / UZA (KING)
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みんな大好き AKB48 が2012年10月に発表した28枚目のシングル。

今回は順番的にシリアス目の曲、っていうことで、ジャケットは随分クールな感じですが、曲の方は AKB 版 EDM ってことなのか、しょっぱなから分厚いシンセが鳴るデス・ディスコ。
そのシンセのギラついた感じであるとか、ダンス・ミュージックっぽさを出すための記号としてしか機能していない男声の煽りとか、べしゃっとしてグルーヴの感のかけらもないキックであるとか、途中入る気の抜けたブリープ音であるとか。
とにかくこれが2012年の曲なのか、ってくらいダサい音のオンパレードで、ある意味エレクトリック・ミュージックの墓場のようなのだが、色々問題含みの AKB が、自分本位の恋愛について歌うっていう、歌詞のシャレになってない感もあって、全体としてはなかなかに味わい深い曲になっている。

カップリングのアンダーガールズによる “次のSeason” は、おまえら若い女子が切なげに高音出して歌ってれば満足なんだろ、とでもいいたげな歌謡ロック。素人の打ち込みかっていう感じのドラムを筆頭に、びっくりするくらい適当に作られてるんだけど、基本的に若い女子が切なげに高音出して歌ってれば満足してしまう人間なのと、変な勢いがあって面白い。
もう一曲のカップリングの “孤独な星空” はムード歌謡。多分普通に曲としてはこれが一番良質なのだろうけれど、他の2曲の、完全にアウトなものを無理矢理にメインにもってくるような強引さがないので、結局一番地味な曲になってる。

UZA () - EP - AKB48

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AKB48 / 1830m (KING) 2CD

AKB48 / 1830m (KING)
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みんな大好き AKB48 が2012年の8月に出したオリジナルとしては2枚目となるアルバム。

ファースト・アルバム(過去記事)からして1曲目の “少女たちよ” とシングル曲以外はグループ名義の曲がないという、グループ内コンピの性格の強いものでしたが、今作は2枚組みということで、さらにその性格が強くなるのかと思いきや、1枚目に収録されている曲はほとんど AKB48 名義、2枚目がグループ内コンピになっていて、ある意味すごく2枚組みらしい構成になっている。

んで、シングル曲が好きな人間としては当然1枚目の方に期待したいんですが、シングル曲と劇場盤のカップリングを集めたこの1枚目が実に退屈。やはり劇場盤という性質上なのか、 “黄金センター” とか “アンチ” のようなグループ自体の環境や状況をモチーフにした曲が目立つんだけど、総選挙に代表されるような彼女たちの競争力学みたいなのに全くといっていいほど興味がない人間からすると、ただただ寒々しく聴こえるだけだし、 “ファースト・ラビット” や “走れ! ペンギン” も、「ラビット」や「ペンギン」が何の比喩なのかよく分からないし(まぁこれは聴き込み不足のせいかもしれないけど)。
また肝心のメロディの方も印象に残るものが少なく、ベタな歌謡曲アレンジのせいもあって、ひたすら古臭い曲が並んでいる、という以上の感想を持ちにくい。

一方の、新曲や CD 初収録曲中心だという2枚目は、前述したようにグループ内コンピ的な作品になっているのだけれど、こちらは意外なほど楽しめる。
彼女たちの曲としてはあまり聴いたことのない淡々としたエレポップの “Hate” からしてちょっと新鮮なのだが、高橋みなみと前田敦子がしっとりと歌うピアノ・バラードの “思い出のほとんど” (高橋みなみのヴォーカルはけっこう好きなのですよ)、勢いのあるロック・アレンジが楽しい “スキャンダラスに行こう!” (小嶋陽菜, 大島優子)、にゃんにゃんヴォイスが躁的なアイドル・ポップに合っている “アボガドじゃね~し…” (渡辺麻友, 指原莉乃)、ゆったりとしたメロディと童謡的なアレンジが心地よい “ぐ~ぐ~おなか” (歌ってる人前田敦子以外初めて見る名前・・・)と、それなりに曲調に幅を持たせながらも、印象的な曲が多い。
また最後に配置された “桜の花びらたち ~前田敦子 solo ver.~” も、私は前田敦子の歌ってこの曲で初めて意識したんだけど、歌唱力に関してはお世辞にも上手いとはいえないものの、低めの少しくぐもった感じの歌声は情感があり悪くないし、今作のようなベタなバラードにはすごく合っている。

ただこれを「オリジナル・アルバム」でやる必然というのを考えた場合、疑問しか出てこないのも事実で、これだったら以前のようにオリジナル・アルバムは出さずに、アルバムは全部コンピ、っていうスタンスの方がよかったと思うんだけど、やっぱりそれなりに大きな存在になると、慣習的なフォーマットにはのらざるを得ないんでしょうか。

1830m - AKB48

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SKE48 / アイシテラブル! (avex) CD

SKE48 / アイシテラブル! (avex)
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AKB 続きでいいかげん疲れてきたので、気分を変えて SKE48 が2012年の5月に出した9枚目のシングル。

私は SKE ってちゃんと聴いた事のある曲がほとんどないんだけど、これは AKB と大差ないノリのいいアップ・テンポのアイドル歌謡。ただ本家よりもさらに勢い任せの歌唱がなされていて、そのせいか開き直りとも思えるような勢いがあって、思ったよりも面白い。まぁそれでも1回聴けば十分って感じではあるけど。

それよりは力の抜いたバースから、はじけたサビへの展開が可愛らしい “あうんのキス” の方が好きかしら。地味に感想のエレピもかっこいいし。

研究生による “目が痛いくらい晴れた空” は子供の合唱。

アイシテラブル! - Single - SKE48

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AKB48 / 真夏のSounds good! (KING) CD

AKB48 / 真夏のSounds good! (KING)
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AKB48 が2012年5月に発表した26枚目のシングル。

今回も水着ジャケ、っていうことで総選挙用のシングルなわけですが、イマイチだった『Everyday、カチューシャ』よりもイマイチな、まぁ端的に書いて今まで私が聴いてきた彼女たちのシングルの中では一番酷い出来なんじゃないですかね。

曲の方は夏らしいアイドルポップにはなっているものの、手癖で作ったのではないかと思えるほど何の特徴のない平板なものだし、それは歌詞も同様。あと AKB って大人数で歌っている分、それほど歌唱力のなさってそれほど気になったことないんだけど、今回は全体でよれまくるので聞くに堪えないし。
まぁローテーションを崩すわけにはいかず時間がない中、無理して作ったのだろう、と思うことにしておきます。

カップリングはメインがイマイチだから、っていう訳ではないんだろうけど、メイン曲と同路線のスペシャルガールズによる “3つの涙” 、軽めのアイドルポップの “ちょうだい、ダーリン!” 共に良曲。

真夏のSounds good ! () - EP - AKB48

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AKB48 / GIVE ME FIVE! (KING) CD

AKB48 / GIVE ME FIVE! (KING)
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AKB48 が2012年2月に出した25枚目のシングル(やっと今年か・・・)。

その年に出す最初のシングルという事で、今回も卒業ソング。ただよくあるしんみりとしたバラードではなく、ブラスが盛大に鳴る、切ないながらも爽快なポップ・ソングになっていて、これは久々の大当たりなんじゃないですかね。別れの曲だからといってありがちな曲調にしなかったのもいいし、基本的に彼女たちの存在を、あるはずのない青春の追体験だと捉えている私からすると、こういう回顧的なメロディを賑々しいアレンジでやるのが AKB には一番合っていると感じる。

カップリングはセレクション6による可愛らしい “スイート & ビター” も悪くなかったんですが、スペシャルガールズBによる壮大さを感じさせるバラードの “羊飼いの旅” が、ちょっと新味があって良かったです。

GIVE ME FIVE! (Type-B) - EP - AKB48

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AKB48 / 上からマリコ (KING) CD

AKB48 / 上からマリコ (KING)
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一年ちょっと紹介してなかっただけなのに、この人たちずいぶんシングル出してるんだねぇ、ってことで、 AKB48 が2011年12月に発表した24枚目のシングル。

私は AKB がやるあれやこれやに対して、基本的にはそれほど嫌悪感がない人間なんだけど、唯一ゲスいなぁとおもったのが、このシングルでの制作側の浮かれっぷりでして。
基本じゃんけん選抜って、なかなかチャンスの回ってこない若手なんかの為にやってるはずなのに、今作は前回よりも明らかにセンターが目立つか形で、しかもタイトルにまで名前入れるってどうなんですかね。まぁ一般的な人気が高い篠田麻里子がセンターになって、色々うれしいのは分からなくもないんですが・・・。

でも曲の方はいかにも AKB って感じの勢いのあるアイドル・ポップで、けっこう好きだったりするので困り物。まぁそれ以上の感想が出てこないという意味では地味ではあるんだけど。

カップリングは2曲とも可もなく不可もなく。

上からマリコ () - EP - AKB48

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AKB48 / 風は吹いている (KING) CD

AKB48 / 風は吹いている (KING)
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AKB48 が2011年10月に発表した23枚目のシングル。

なんか AKB って毎年春に卒業ソング、総選挙用曲、総選挙1位の人がセンターつとめる曲、シリアスな感じの曲、じゃんけん大会の曲、という順番でシングル出してますが、今回はシリアスなミドル・バラード。
しかも「震災復興応援ソング」ということで、歌詞含めけっこう暗い曲ではあるんだけど、ブリッジからサビにかけて光が射し込んでくるメロディ・ラインであったりとか、淡々としながらも力強いアコギのカッティングであるとか、なかなか良くできた曲。2011年の彼女たちのシングルの中では一番好き。
それになんだかんだで切なげな応援歌ってアイドルの王道だしね。

カップリングはアンダーガールズによる、ぶりぶりのアイドルポップ。私アンダーガールズ意外に好きかもしれん。

風は吹いている () - EP - AKB48

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AKB48 / フライングゲット (KING) CD

AKB48 / フライングゲット (KING)
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2011年8月発表の22枚目のシングル。

CD を発売日前に買うときなんかに使われる「フライングゲット」という言葉と恋心を結び付けて、さらに AKB の若い子の青田買い的側面もちらつかせていて、なかなかに上手いタイトルだなぁと思うんだけど、曲の方は似非ラテン歌謡という感じで、特に新味もなく、かといって曲自体もそれほどいいと思わないので、これ以上特に書く事ないです。
でも子供の行事なんかで小学校行くと、この曲以外に人気あるのを感じるんだよね。しかも幼稚園関係の仕事をしてる方も、この曲人気あるみたいな事いっていたので、案外子供には好かれてるのかしら。まぁだからどうだって話なんだけど・・・。

あと今回のカップリング、アンダーガールズによるぶりっ子歌謡の “抱きしめちゃいけない” 、しっとりとしたバラードの “青春と気づかないまま” 共になかなか良かったです。

フライングゲット () - EP - AKB48

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AKB48 / Everyday、カチューシャ (KING) CD

AKB48 / Everyday、カチューシャ (KING)
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なんかはるか昔の曲に思えなくもない、 AKB が2011年に出した21枚目のシングル。

たまに私が「AKB の歌詞は良い」っていうと、大抵言われた人はキョトンとした顔をするんですが、私は前からけっこう思っていて。

例えば “ポニーテールとシュシュ” (過去記事)なんかでも、1番の歌詞では比喩を多用しながらも書かれていることは夏への期待感が中心で、2番で「君」との共有空間である「教室に陽が射して 夢の気温が上がった」と、夏への期待感を君への思いに転化させて、以降思いを畳み掛けるところとか良くできてると思うんだけどね。

んで、2011年の選抜総選挙投票券のが同封されていた今作は、曲調、歌詞共に前年の “ポニーテールとシュシュ” を踏襲していたものになっている。ということは、 “ポニーテールとシュシュ” を評価している私は今作も好きなのかというと、そんなこともなく微妙。

“ポニーテールとシュシュ” ってバースは抑え目ながらサビで盛り上がるという構成になっている分、サビでのカタルシスもでかかったんですが、今作は最初からテンション高くはじまるので、曲全体ではそれ以上の盛り上がりがないまま終わっちゃうのよね。まぁ前作からテンションがマックスなまま、主人公の恋心は続いている、っていうことならよくできてるんだろうけど。

あと歌詞の方にしても、以前として「君」に少女性を求めている部分と、大人になっていく「君」に引かれている部分が混在していて、どうにもすっきりせず。

まぁ “ポニーテールとシュシュ” と比べなければそんなに悪い曲でもないんだけど・・・。

相変わらずカップリングは聴くべきものがない。

Everyday、カチューシャ () - EP - AKB48

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AKB48 / ここにいたこと (KING) CD

AKB48 / ここにいたこと (KING)
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旬が大事なアイドルの、しかもセカンド・アルバムが出てからもけっこう時間経ってる今頃、昨年のアルバムについて書いてどうするの、って感じなんで毎度の事ながら端折らせてもらうんですが。

つうことで、2011年に AKB48 が出したオリジナルとしては初となるアルバム。

この人たちって2010年に爆発的に売れて以降、多少の売り上げの浮き沈みや様々な話題があったものの、大きく見れば基本的には現状維持というか、すごく高いレベルでの停滞期がずっと続いてると思うんですよね(特に音楽的には)。

そんな中発表された今作は、彼女たちを鼓舞するような “少女たちよ” ではじまり、タイトルまんまの卒業ソングの “ここにいたこと” で終わる構成になっている。それはよく書けば物語性あふれる、という事になるんだけど、本音で書けば色々なものがこの作品の中で物語が完結しすぎていて、ファースト・アルバムなのに彼女たちのこの先が全く見えない、つまりは今後の期待感というものが湧かなくて、そこに寂しさと退屈さを感じてしまう。

曲単位でいえば、シングルを好きな人なら十分楽しめる出来になっているし、力抜いた曲調の “風の行方” と “人魚のバカンス” みたいな曲が意外によかったりと、けっこう好きなだけにもったいない。

ここにいたこと - AKB48

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AKB48 / ポニーテールとシュシュ (KING) CD

AKB48 / ポニーテールとシュシュ (KING)
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どんどん注目度が上がってくる中ベスト・アルバム(過去記事)の次の作品という事で、ここで人気を確実なものにしたいという思惑が当然あったであろう中、売り上げが50万枚を突破したとかで良かったね、という感じの AKB48 のシングル。

そのベスト・アルバムに関しては、色々と好きな部分がありつつも、稚拙な部分も目立ったというのが感想だったんですが、今作は物語の作り方がずいぶんと巧みになりましたね。

今作の表題曲 “ポニーテールとシュシュ” は爽やかなベタベタのアイドル・ポップスで、今までの彼女たちの曲では “言い訳Maybe” に近いもので、クラスメイトへの片思いを歌っている(今回は主人公が男だけど)という点も同じ。しかし今回の “ポニーテールとシュシュ” の方が昔のアイドル歌謡に近いアレンジがなされていて、元々彼女たちが持っていたノスタルジックな色合いをさらに濃いものにしている。

んで、今回そのノスタルジックというのが重要で、この曲の歌詞は「僕」の「君」に対する想いが綴られているわけですが、てっきり学生の現行の感情なのかと思いきや、最後のサビがこの歌詞は回想なのかと思わせるものになっていて、そうなってくるとこの曲のノスタルジックな色合いと共に、「ひと夏の思い出」といった風情のジャケット写真もファンサービス以上の意味を帯びてくるし、また昔は云えなかった思いを伝えるために今回は「投票」という告白方法まで用意されているのだから、もうコレは見事だと云わざるを得ない。

まぁでも残念なのはカップリングが箸にも棒にも引っかからない代物という事ですかね。アンダーガールズというのが歌っている “盗まれた唇” はリズム感が酷すぎるし、ヤンキー寸劇みたいな “マジジョテッペンブルース” はファンじゃない人には聴くのが辛い。

ポニーテールとシュシュ

[Tracklist]

AKB48 / 神曲たち (KING) CD

AKB48 / 神曲たち (KING)
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そろそろいい加減聴かねばなるまい、ということで聴いてみた AKB48 の2枚目のベスト・アルバム(っていうか Wikipedia 見たらこの人たちアルバムはベストしか出してないのね。)。

ええとですね、この盤に関してはここ数日間色々こねくり回したんだけど上手く書けなかったので、例によって端折って書きたいと思うんですが、兎にも角にも、 AKB48 について思うのは、人数が多い、というコレに尽きるんじゃないですかね。

今作で歌われている歌詞のほとんどは、「あるはずのない青春」を歌ったもので、まぁそれ自体はアイドル歌謡の王道なので別にどうという事はないんですが、それよりも気になるのは彼女たちの場合ほとんどの部分をソロもなくユニゾン、つまり大人数で同じ旋律をワラワラと歌うことで、そもそも歌われているのがあるはずのない物語、つまりは秋元康というおっさんが彼女たちに合わせて書いたものにすぎないわけだから、こんな団子状態の声で聴かされてもリアリティがない、さらにいえばこちらが勘違いを出来ないわけですよ(まぁその勘違いがどういうものかはここでは敢えて書かないけど)。

まぁその勘違いの部分に関しては、「お前の妄想力が足りんのじゃ!」、といわれればその通りなんだけど、それ以前に彼女たちの場合歌手として稚拙すぎるし、グループ総体として「KAB48」という架空の少女像が出来上がるほどには個性が磨かれているとも思えなくて、どうも聴いていてグッとこないのですよ。

曲自体に関しては、少しの憂いを含みながらも力強いこちらの感情に訴えかけるように盛り上がるメロディ(すげぇツボ)と、ヒップホップからの影響をそこかしこに感じさせながらも歌謡曲以外の何ものでもないアレンジが面白い “River” を筆頭に、ライブでの盛り上がりが容易に想像できる “言い訳Maybe” や、まんま80年代アイドル歌謡の “Choose me!” (歌詞がどうかと思うけど)など、けっこう好きなものが多いので、これからも新曲が出れば聴いてみたいとは思うけど、それが AKB48 に対する興味につながるかというとなんとも微妙である・・・。

AKB48 - 神曲たち

[Tracklist]