なんか最近 Higher Frequency 見ると、やれ今年はミニマルだとか、もうミニマルには飽きたとか、そんな話題ばかりが取り上げられている昨今ではありますが、いや、どうなんでしょうね。
まぁそれでもハード・ミニマルからの流れというのは未だ続いているようで、これもそんなの。
このリリース元の MASCHINE というレーベルに関してはよく知らないんだけど、3番の SOLIEB の作品が好きだったのとアートワークが印象的だったので記憶に残ってました。
で、その SOLIEB というのもベテラン OLIVER LIEB の新名義だったんだけれど、今回の AKINA はなんと W.J.HENSE の新ユニット。っつてもこの人の曲って Pascal FEOS のリミックスくらいしか聴いたことないんですが。
なので以前の曲との比較などはできないのだけれど、ブーンと鳴るベースが印象的ななんとも薄気味悪いアシッド・テクノ。最近の Tim Xavier に近い感じもあるんだけど、この手のサウンドにしては珍しく妙なヌメリ気があって、それが気持ちいいような気持ち悪いような。
B面のほうはパーカッシブなハード・クリックで、こちらの方は逆にカラッとしていて陽気ささえ漂わせている。
ん~、とりあえず次作を聴いてみたい人ではある。
なんか今回文章のテンションが低いね。すんまそ。
Tracklist
『SPRINGFLOWER』
A.SPRINGFLOWER
B.BUTTERFLY