RHYTHM & SOUND/SMY Remixes #4(BURIAL MIX)12″

bmx-4.jpg
http://www.basicchannel.com/

この前買ったシングルを簡単に。

一応1,2と紹介してきたこのシリーズですが、一個飛ばして4。
で、このシリーズもこれでいい加減最後だと思うんだけど、とうとう御代の Basic Channel 名義が登場です。
でもってもう一人のリミキサーが Carl Craig ってんだから、私としては “The Climax (Basic Reshape) ” よ再び、ってな期待をしてしまうんですが、正直そんなでもなかったです。まぁこの人だから悪かろうはずがないんだけど、もうお家芸って感じのミニマル・ダブ。それでも硬い感じの低音とやわ~い上モノとの対比は気持ちいいんだけど。

でもそれよりは個人的には Carl Craig でしょか。なんかこの人はいつも「ついに復活」っていわれてる気がするんだけど、今回はコズミックなダブ・ハウス風のトラックでなかなか新鮮。しかも終始淡々としてるのが逆にトリッピーでいい感じです。まぁ彼の全盛期を知らないので、これがふっかつかどうかは知りませんが。
“RHYTHM & SOUND/SMY Remixes #4(BURIAL MIX)12″” の続きを読む

MARK RONSON/HERE COMES THE FUZZ(ELEKTRA)CD

62839-2.jpg
http://www.atlanticrecords.com/markronson/

このアルバムは買ってからずっと放置してたんだけど、気がつけばもう2年以上経ってるんですね。それをなんとなく今日聴いてみた。

ヒップ・ホップって昔はそれなりに聴いてたんだけど、そのときからメジャーのビキバキビヨ~ンな感じの音作りって好きになれなかったんですよね。

そこいくとこのアルバムは、なんともゆる~い感じのパーティ・アルバムでいいですね。この人は「おぼっちゃんDJ」なんて揶揄される事もあるけど、その育ちの良さのせいなのか、街でよく聴くヒップ・ホップみたいにガツガツしてないのがいいです。そんでもって音楽性がおろそかにされてるわけでもないし。

まぁ音楽的な新味なんてものは皆無に等しいんだけど、これからの季節には合うんじゃないかと思います。
“MARK RONSON/HERE COMES THE FUZZ(ELEKTRA)CD” の続きを読む

INDIVIDUAL ORCHESTRA/INDIVIDUAL ORCHESTRA(Revirth)12″

re033.jpg
http://www.revirth.com/

田中フミヤ半野喜弘と共に立ち上げた op.disc のコンセプトの一つに「四つ打ち」というのがあったけど、田中フミヤ自身思うところがあったのか最近の彼はどうも四つ打ちづいている気がします。
先日出した Kaeafuto 名義でのシングルも四つ打ちだったけど、今度は INDIVIDUAL ORCHESTRA 名義でも四つ打ちです。

彼がこの名義で最初に出したアルバムは、ただセッションの断片を切り取ったような抽象的な内容であまり好きではなかったんだけど、その後のシングルではもう少し具体性を帯びたものになり、そして3年前のアルバムではかなり抽象的な方向に振り切ったものでした(ある意味具体的だったけど)。
で、別に順番ってわけでもないんだろうけど、今作はこの名義では一番曲の体を成した内容になってます。

まず1曲目からしてクラッシクの小品を思わせるピアノの曲でビックリなんだけど、続く “t.b.funk” は文字通りのファンク・チューン。でも全然熱を帯びていないところが彼らしいといえば彼らしい。他の曲も Perlon から出てきそうなミニマル・ハウスだったり、彼の今までの作品の中でも比較的ポップよりの作品だと思います。

彼が具体的にポップというものを意識してこれを作ったのかはわからないけど、私としては大好きな『CLASSICS』にも近いものを感じていて、最近の田中フミヤの作品の中でも出色の出来ではないでしょうか。

アナログ聴けない人は、もうすぐこの作品も収録した編集盤が出ます。
『MIND THE GAP-singles 2000-2006』
“INDIVIDUAL ORCHESTRA/INDIVIDUAL ORCHESTRA(Revirth)12″” の続きを読む

CD2枚、12インチ3枚

abraham cross/PEACE CAN’T COMBINE
STRUGGLE FOR PRIDE & BREAKFAST
DAVE AJU/THE TABLES TURN
Rhythm & Sound/SMY Remixes #4
WIGNOMY BROTHERS/Moppal Kiff

別に急にパンクに目覚めたってわけでもないんだけどね。

TIGARAH/TIGARAH EP/CDR

tigarah.jpg
http://www.tigarah.net/

髄泉で紹介されているのを見てからも、そして買ってからも随分と時間経っちゃったんですが。

一応個人的にクラブ・ミュージックの入り口がドラムン・ベースだったもので、UK のブレイク・ビーツの変化ってそれなりに追いかけてたんだけど、ドラムン・ベース→ビッグ・ビート→ブロークン・ビーツ→2ステップ、くらいまではついていけたんだけど、その後の UK ガラージだのニュー・スクール・ブレイクスだのグライムだの、しかもそれが飛び火してベイル・ファンキとかバルチモア・ファンキまでいっちゃうとチンプンカンプンなんですよね。なもんで未だに Dizzee Rascal M.I.A. も聴いたことない有様です。

だからこの人に関しても全然知らなかったんだけど、サイト見ると M.I.A. や露骨キットと一緒に写った写真があるから多分期待の人なんでしょう。

でね、私が聴いてまず最初に思ったのは、なんでこの人は韻を踏まないのかなぁと。基本的にどの曲もサビ以外はラップなんだけど、韻を踏まないもんだから、なんかえらく間延びして聞こえる箇所が少なくないんですよね。これが物凄くもったいないというか。
彼女がここで語る現実というものは、ある意味 MSC なんかよりもハード・コアなものだと思うんだけど、彼女の持ついい意味でのギャルっぽさというもののおかげですごくポップに響いてるんですよね。かと思えばサビなどの歌の部分ではシリアスな面も出ていて、この人はけっこうな逸材だと思うんですよね。だからなおさら勿体ない気がします。
彼女が苦労してないとか言うつもりはないんだけど、ちょっと意地悪な言い方すると、この人は自分の才能に頼りすぎな気がします。

あと MR.D と MR.DE の区別がつきません。
“TIGARAH/TIGARAH EP/CDR” の続きを読む

LEE VAN DOWSKI/The Last Bounce EP(NUM)12″

num010.jpg
http://www.num-records.com/

今日渋谷に行ったんだけど、TECHNIQUE の前でなんと KAT-TUN の田中君を見てしまいました!あれは確かにそうだったと思うんだけど(なんか女子高生が握手してもらってたし)、あまりに渋谷の町に溶け込んでいるので声をかけられませんでした。でもそこは勇気を出すべきだったなぁと後悔しきりです。

なのでここは当然 KAT-TUN のアルバムを紹介しようと思ってたんだけど、眠くなったんで今日買ったやつを簡単に。

クリック/ミニマルの重要人物である Luciano のレーベル Cadenza には、彼に負けず劣らずな才人が集まっているのだけれど、その中の Quenum Lee Van Dowski によるレーベルがこの NUM RECORDS です。

一応このレーベルは1番から買っているので、見つければ即買うようにはしているんだけど、ここ最近は妙にリリース・ペースが早くて正直あんまり聴いてないんですよね。
しかも Lee Van Dowski って未だにどうも作風がつかめないんだけど、今回のはかなりいい感じではないでしょうか。
基本的には妙にうらぶれた感じの上モノばっか印象に残るクリック・テクノなんだけど、楽曲全体からそこはかとなくオールド・スクールなデトロイトな香りが漂ってきて、おじさん嬉しくなってしまいます。
裏の Quenum によるリミックスは、跳ねまくるビートに扇情的なシンセを乗っけたハード・チューン。この人の腕力凄そうな感じはやはり惚れてしまいます。
“LEE VAN DOWSKI/The Last Bounce EP(NUM)12″” の続きを読む

12インチ4枚

james thomason/quilted jacket ep
Hake Lavasu/SUSH02
LEE VAN DOWSKI/The Last Bounce EP
INDIVIDUAL ORCHESTRA/S.T.

何とか予算内に収まりそうだ。

marillion/the making of brave(Racket)2CD

racket06.jpg
http://www.marillion.com/

「プログレッシブ」という言葉自体は未だに聞くものの、すっかり鳴りを潜めてしまった感のあるプログレッシブ・ロック。

一応稚拙ながら説明しておくと、60年代末期のイギリスで、当時流行っていたブルース・ロックに対するカウンターに近い感じで登場したのがプログレッシブ・ロック。和訳すると進歩的なロックとかそんな感じ。代表的なのは所謂4大バンドってやつで、 King Crimson 、Pink Froyd 、Yes 、 EL&P 。これに Genesis 入れたり入れなかったり。

で、今度はパンクの嵐の過ぎ去った80年代初頭。第2次プログレッシブ・ロック・ムーヴメントなんて言われたりする動きがありまして、Pendragon 、IQ等と共にこの時代を代表するバンドが Marillion 。先のバンドに比べて彼らが特徴的だったのは、進化を命題にするよりも、曲が長かったり劇的な構成だったり、プログレッシブ・ロックの型に拘った点で、この辺りのバンドはポンプ・ロックなんて呼ばれたりもします。

今度は93,4年ごろ。 Dream Theater Queensriche などメタルの側からプログレッシブ・ロックを解釈するバンドの動きが活発になったことによって、プログレッシブ・ロックも盛り上がり、この時期を第3次プログレ・ムーヴメントと呼ぶ人もいたりいなかったり。因みに私はこの時期にどっぷりはまりました。でもこの時期はマイナー・レベルではすばらしい作品が多かったものの、決定打になるようなアルバムが登場しなかったので次第に尻すぼみになっていった印象です。
この後は自分と接点がないので分かりません。

以上が私的プログレ講座。でも全部自分の記憶を頼りに書いたもんで、全然違ってるかもしんないです。すんまそ。
あと、ユーロ・プログレはどうしたとか面倒くさい事は絶対に言うのは止めましょう。

かなり前置きが長くなったけど、 marillion のヴォーカリストが Fish から現在の Steve Hogarth に変わってからの代表作とされているのが『brave』。でもってこのアルバムは文字通り『brave』のデモ音源集です。彼らのサイトのみの販売で、一般流通はしてないみたいなんだけどがんばって買いました。

アルバムの方は (Album Demos) と (Writing Sessions) という2枚組みになっているのだけれど、 (Album Demos) の方は特に要らなかったかなという感じです。こういう演奏力の高いバンドにありがちなんだけど、なまじ完成度が高くてオリジナルの方と大きな違いがないんですよね。とは言いつつも、久しぶりにはまったこの壮大な抒情詩はやはり素晴らしかったのだけれど。

ということで聴きモノなのは (Writing Sessions) の方。こちらはアイデアの断片集のようなものなんだけど、オリジナルに収められた曲たちの様々なアレンジが試されていて興味深い。それに “Talking Heads Mad” とか “Don Henley Mads” とか、いかにもレコーディング・セッション的なタイトルもあって面白いです。

しかしこのアルバムをどんな人でも楽しめるかというとそんなことはなく、まぁやっぱマニア向けですわ。
でも個人的には他のも集めたい・・・・。
“marillion/the making of brave(Racket)2CD” の続きを読む

mikkel metal/close selections(echocord)CD

echocordcd01.jpg
http://www.echocord.com/

え~と、まぁ、なんかそん感じで、またゆるゆるといきたいと思います。

コペンハーゲン在住の Mikkel Metal こと Mikkel Meldgaard は先頃 KOMPAKT からもアルバムを出したばかりだけど、これは昨年のファースト・アルバムで、自身のレーベル echocord から出したシングルを纏めたもの。

この人は基本的にミニマル・ダブなんだけど、なんともとりとめがないというかなんというか。
例えば他のミニマル・ダブのアーティストにありがちな、快楽的なところや攻撃的なところがあまり見られず、自己主張がどうも薄いんですよね。
じゃぁ良くないのかというとそんなこともなくて、自己主張が薄いがゆえにこちらに染み込んでくるその音世界はかなり気持ちいい。

多分ね、寝ながら聴くとものすごくいいんじゃないでしょうか。
“mikkel metal/close selections(echocord)CD” の続きを読む