GIRL NEXT DOOR / Seeds of dream (avex) CD

GIRL NEXT DOOR / Seeds of dream (avex)
http://girlnextdoor.jp/

GIRL NEXT DOOR の、昨年のアルバム(過去記事)以降では初となるシングル。
一応アルバム出した後なんで、多少は音楽性に変化があるのかなぁなんて思ってたんだけど、そんなものは当然のようにあるわけもなく、それにデビューしてまだ1年くらいなんだから、そんなに早くは音楽性も変わらないか、ってな感じで、いつも通りのエイベックス打ち込み歌謡。

表題曲の方はアイスのCMで流れているので聴いた人も多いかもしれませんが、ヴァースからコーラスへの展開がプログレもびっくりな強引さで、その無理やり加減が逆にエイベックスっぽくて、なんだかほっこりする曲。しかし曲の頭からけっこうでかい音でキックがなるんだけど、それがサビになっても全く音圧下げないのはものすごくエライ!

カップリングの “Reasons for tears” は、バックのトラックが四つ打ちじゃなくてブレイク・ビーツになっているせいか、いつもの直情的な感じが削がれちゃってイマイチ。

あとの残りのリミックスは、このユニットの別な側面を見せるというものではなく、エイベックス的な音のバリエーションでしかないんだけど、 “ESCAPE (ice cream mix)” はなかなか面白く、ヴォーカルを掻き消すように馬鹿でかく鳴らされるハットとキックがこれまたステキな佳曲。

このユニットは毎回金太郎飴のような音なので、いい加減飽きるかと思ったんだけど、意外とまだいけそうですね。まぁ世間的にはそろそろ厳しい感じもするが、果たして・・・・・。

Krallice / Krallice (Profound Lore) mp3

Krallice
http://www.profoundlorerecords.com/

アメリカのブラック・メタル・バンドの、これまた2008年リリースのデビュー・アルバム。

長尺の曲6曲で1時間という構成も、この手のバンドにしては珍しいものに思えるんだけど、その音楽性も非常に面白く、けたたましいブラスト・ビートとわめき散らすようなヴォーカルは確かにブラック・メタルのそれではあるのだが、靄がかった音像の奥で、激情を込めて鳴らされるノイズまみれのギターの感触は、シューゲイザーにも近いものがあって、それがメタルのビートと合わさったときの恍惚感はすさまじく、爆音で聴いていると頭が真っ白になる。
しかもかといってメタル的な快感が置き去りにされているわけではなく、しっかりとした肉体性が感じられるのも良い。

さすがに普段テクノばかり聴いている人にこれを聴けとは言わないけど、普段ブラック・メタルを敬遠する向きにも面白く聴けるバンドなんじゃなかろうかと。

試聴

[曲目]