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アメリカのブラック・メタル・バンドの、これまた2008年リリースのデビュー・アルバム。
長尺の曲6曲で1時間という構成も、この手のバンドにしては珍しいものに思えるんだけど、その音楽性も非常に面白く、けたたましいブラスト・ビートとわめき散らすようなヴォーカルは確かにブラック・メタルのそれではあるのだが、靄がかった音像の奥で、激情を込めて鳴らされるノイズまみれのギターの感触は、シューゲイザーにも近いものがあって、それがメタルのビートと合わさったときの恍惚感はすさまじく、爆音で聴いていると頭が真っ白になる。
しかもかといってメタル的な快感が置き去りにされているわけではなく、しっかりとした肉体性が感じられるのも良い。
さすがに普段テクノばかり聴いている人にこれを聴けとは言わないけど、普段ブラック・メタルを敬遠する向きにも面白く聴けるバンドなんじゃなかろうかと。